浴衣でぶらりさんぽ♪「道後温泉本館」の前後に行きたい観光＆グルメスポット11選

“日本最古のいで湯”といわれている、愛媛県の「道後温泉」。風情たっぷりの「道後温泉本館（※）」を中心に3つの外湯があり、歴史ロマンを感じながら湯めぐりを楽しめる人気観光地です。肌にやさしく“美人の湯”といわれている道後温泉は、女友達との旅行にぴったり。かわいい浴衣に着替えて、温泉街をそぞろ歩き。風情あふれる旅を楽しめますよ。

3つの外湯の他にも、道後の街には女性の心をくすぐるスポットがたくさんあります。事前にしっかりチェックして、温泉に入る前・入った後の時間も満喫しましょう♪ この記事では、道後温泉本館から徒歩すぐ〜10分程度で行ける、おすすめのスポットをご紹介します。ぜひ、道後観光の参考にしてみてくださいね。

「道後温泉本館」から徒歩3分ほどの場所にある「圓満寺（えんまんじ）」は、恋のパワースポットとして人気の小さなお寺。境内のあちこちに飾られた「結び玉」が特徴的です。これらは“湯玉（ゆだま）”という道後温泉のシンボルマークをモチーフにしたもの。カラフルで可愛らしく、思わず写真を撮りたくなりますね。

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仏堂には「湯の大地蔵尊」と呼ばれるお地蔵様が鎮座しています。3.67mの像はインパクト大！“1855年に道後温泉のお湯が止まった際にこのお地蔵様に祈願したところ、再びお湯が湧き出た”というエピソードから、「湯の大地蔵」と呼ばれているのだそうです。道後温泉に来たからには、感謝の気持ちを込めてお参りしたいですね。

文学の町らしい「俳句恋みくじ」も人気です。愛媛県松山市出身の俳人・神野紗希さんが作ったもので、有名な恋の俳句が記されています。運勢を占うだけでなく、俳句に読まれた恋の情景も楽しめるのが面白いですね。俳句は全部で60句。友達とひいて、恋の詩を楽しんではいかがでしょうか。

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道後温泉本館から徒歩約3分ほどの場所にある「道後ぎやまんガラス美術館」では、江戸・ 明治・大正時代の希少なアンティークガラスを鑑賞することができます。西洋の豪邸のような、おしゃれな雰囲気も魅力。優雅な気分を味わえますよ。

展示されているのは、「道後温泉本館」の赤い板ガラスや、江戸時代の希少な「ぎやまん・びいどろ」、明治・大正時代のおしゃれな「和ガラス」など。天井から下がる数々のガラスのペンダントライトは幻想的で、思わずうっとりと魅入ってしまいます。

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庭園にはガラスと水を使ったオブジェがあります。夜はライトアップされてロマンチックな雰囲気に。館内のカフェで、ランチやスイーツを楽しむのもおすすめですよ。友達と優雅なひと時を楽しんじゃいましょう♪

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「道後温泉本館」に続く商店街「道後ハイカラ通り」には、ふらっと立ち寄りたくなるお店がたくさん！ まずおすすめしたいのが「えひめ果実倶楽部みかんの木」です。愛媛県の特産品である「みかん」を使った甘酸っぱいグルメやスイーツを楽しめます。

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オリジナルの「いよかんジェラート」や、ここでしか飲めない「みかんジュース」、PONジュースを使った「ソフトクリーム」などなど、散策中のおやつにぴったりのスイーツがたくさんあります。湯上りに、さっぱりとしたみかんスイーツを味わってはいかがでしょうか。ビタミンCでお肌もツルツルになりそうですね♪

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散策の合間にちょっと一息つくなら「歩音」がおすすめ。築80年以上の古民家を使ったおしゃれなカフェ&雑貨店です。2階はノスタルジックなカフェ空間。和室に洋風のソファやランプといった組み合わせがおしゃれで、大正ロマンを感じさせます。竹久夢二の世界に入り込んだ気分になれそうですね。

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「歩音」はコーヒーとケーキがおいしいと評判。人気メニューの「道後ロール モンブラン」は、愛媛県産の和栗を使ったこだわりの逸品です。佐多岬の藻塩「黒め塩」をひとつまみプラスするのが歩音流。甘さが引き立ちます。

出典：愛媛のカフェ巡り 愛媛のみかんさんの投稿

1階は愛媛県のかわいい雑貨やおいしいものを扱うセレクトショップ。地元作家による砥部焼の食器や、オリジナル調味料、良縁を呼ぶと言われる愛媛の郷土玩具「姫だるま」などなど、気になる商品が置かれています。ティータイムの後は、センスの良いお土産を選んではいかがでしょうか。

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明治16年創業の「つぼや菓子舗」は、小説「坊っちゃん」に登場する団子屋のモデルになったといわれている老舗の和菓子店です。物語の世界を感じながら、道後名物「坊ちゃん団子」を味わってはいかがでしょうか。

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お団子は店内のイートインコーナーで気軽に味わえます。小さいサイズでおやつにぴったり！ 保存料を一切使っていない昔ながらのお団子は、舌触りがなめらかで、上品な甘さが緑茶とよく合いますよ。1本のつもりが、つい2本、3本と食べたくなってしまいそう♪

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温泉後の火照りを冷ますにはビールが一番♪「道後温泉本館」の北側には、ブルワリー直送の地ビールを楽しめる「道後麦酒館」があります。

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ふんわり甘い「マドンナ」や、香ばしい苦味の黒ビール「漱石」など、「坊ちゃん」にちなんだ名前が付けられたクラフトビールはどれものどごし爽快！ 「じゃこ天」など愛媛のご当地グルメと一緒に味わえば、心まで満たされますよ。

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タオル生産量日本一の愛媛県。特に「今治タオル」が有名で120年以上もの歴史があります。吸水性抜群でフワフワの手触りが心地よい「今治タオル」は、一度使ったら病みつきになります♪「伊織本店」で扱う今治タオルは、品質はもちろんデザイン性の高さも魅力。おしゃれなアイテムを探す時におすすめです！

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タオル類の他にも、吸水性と柔らかさを活かしたバスローブやヘアターバン、マフラー、ヒエトリパットも。どれも素敵で迷う〜！なんて時は、「タオルソムリエ」の資格を持つスタッフさんに相談してみてください。ライフスタイルにあった一枚を提案してくれますよ。友達や店員さんとあれこれお喋りしながら一緒にお気に入りを選ぶ。楽しいひと時いなるはずです♪

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道後温泉は夏目漱石の小説「坊っちゃん」の舞台になった街。駅前広場には、軽快なメロディとともに物語の世界と温泉街の雰囲気を楽しめる「坊っちゃんカラクリ時計」があります。

時間がきて屋根部分が動きはじめると、集まった人たちから「おお～っ」という歓声が。旅という縁で偶然出会った人たちとの一体感、華やいだ気持ちになりますね。「道後温泉に来た！」という記念の1枚は、ここで撮影してはいかがでしょうか？

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明治時代に活躍した俳人・歌人の正岡子規は、現在の愛媛県松山市で生まれました。道後が“文学の町”と呼ばれる理由のひとつです。「松山市立子規記念博物館」では、そんな正岡子規に関する資料が展示されています。

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中でも興味深いのが、親友であった夏目漱石と一緒に暮らした「愚陀仏庵」の復元展示。障子に映る子規と漱石の影が今にも動き出しそうです。2人の文豪が当時何を話していたのか、想像してみてはいかがでしょうか。

温泉街から参道を抜け135段の石段を登ると、「伊佐爾波神社（いさにわじんじゃ）」に到着します。豪華で格式の高さを感じられる建築様式は「八幡造」といわれる貴重なもので、国の重要文化財に指定されています。鮮やかな社殿は見応えがありますよ。

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松山では日本独自の数学である「和算」の研究が盛んだったことから、和算の問題と答えを記した絵馬「算額」が多数奉納されています。神社で「数学」の歴史を感じるなんて、不思議な体験ですね。

出典：ひでよし003さんの投稿

振り返ると道後の街が良く見え、開放感を味わえます。階段をのぼって疲れたら、もう一度外湯をめぐって汗を流してはいかがでしょう？ 軽い運動の後に入る温泉は気持ちが良いですよ！

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南北朝時代〜戦国時代にかけて、伊予の守護河野氏の居城として活躍した「湯築城」。お堀や土塁などは当時の姿を残し、都市公園として整備されたのが「道後公園」です。公園のほぼ中央には展望台があり、綺麗な円形状の敷地を一望できます。

道後温泉の湯口に使われていたという「湯釜」も見どころ。復元された「武家屋敷」もあり、当時の武士の暮らしぶりを偲ぶことができます。「兵どもが夢のあと」を感じてみてはいかがでしょうか。

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新しさとノスタルジックが混ざる街、道後。温泉以外にも様々な見どころがあるので、ぜひ散策を楽しんでみましょう！ 散策時には、道後の隠れた名物「湯かご」がおすすめ。天然素材で編んだ小ぶりの丸カゴは、浴衣姿に良く合います。小物入れやお部屋のインテリアにもなりそうですね。楽しい思い出とともに、素敵な写真や愛媛の味覚・特産品ををたくさん持ち帰れますように♪