【関東・甲信越】野生の恵みを頂く。ジビエが食べられる旅館4選

出典：シモフリさんの投稿

日本では法律で狩猟ができる期間が決まっているのをご存知ですか？狩猟解禁になる冬は、ジビエの美味しい季節。冬に向けて栄養をたっぷりと蓄え、脂が乗った新鮮なジビエを堪能できます。グルメ好きなカップルは、是非、旬のジビエを食べに出かけてみましょう！

フランス語であるジビエ（gibier）。ヨーロッパでは高級食材として、古くから多くの人々に愛されてきました。野生動物の肉であるため、スーパーなどに並んでいる食肉と比べ、筋肉量が多く栄養価も高くて低カロリーでヘルシー。最近では日本でも良く知られるようになってきました。野生肉独特の硬さや臭いがあるジビエ。安心・安全においしく頂くには、食材にあった調理が必要です。絶品のジビエ料理が食べられる宿に泊まって、自然の恵を美味しく頂きましょう♪

栃木県、日光の山奥深くにある秘境の温泉宿「上屋敷 平の高房」。元は材木屋だったという建物は木をふんだんに使った立派な造りは心地よく趣があります。ふたりでほっと寛げる静かな温泉宿です。全18室の客室は、古民家を移築した趣あるお部屋やモダンな雰囲気の和洋室タイプなど、どのお部屋も木の温もりあふれる空間。お好みで選んでくださいね。

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お食事は、湯西川に代々伝わる名物の囲炉裏料理。源氏の追手から逃れた平家の人々が、囲炉裏で暖をとりながら、山や川で採れた物を食べたと言われています。

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ジビエは通年で食べられる『鹿肉のたたき』もありますが、別注で『牡丹鍋（猪肉）』や『熊鍋』を食べることができます。お肉はしっかりと下ごしらえされ、臭みもなく食べやすく丁寧に調理されています。特に熊鍋は、冬ならではの逸品。トライしてみませんか？

こちらは大きな岩が特徴の露天風呂。12月下旬頃からの雪の季節には、幻想的な雪見露天風呂を堪能できます。貸切露天風呂もあるので、ゆったりと贅沢に温泉を楽しめますよ。山奥にある秘境の温泉で、ふたりのしっぽり大人旅を満喫しましょう。

埼玉県秩父の里山にある「小鹿荘」は、約140年の歴史を持つ風情ある外観。本館一階には、約130年前の姿をそのままに残す、囲炉裏があります。澄んだ空気に包まれた宿で、ゆったりとした時間がふたりに流れます。

夕食は、1組ごとに用意された囲炉裏の炭火で煮て、炙って、焼いて食べる、山の幸の田舎料理。秩父のふるさとの味をいただけば、心も体も温かくなりますよ。別注で、リーズナブルに頂ける『猪鍋』がおすすめ！里山のご馳走である、猪鍋をふたりで堪能してみては♪ほかにも、囲炉裏で炙った岩魚に熱燗（あつかん）のお酒をかけていただく「岩魚の骨酒」や青竹に入れたお酒を囲炉裏の灰に立てて温めていただく「竹酒」（季節限定）など、囲炉裏ならではのお酒もおすすめです。是非、お料理と一緒にお酒も味わってみて。

和モダンな造りで居心地の良い和洋室の客室。ベッドはシモンズのマットレスなので、ぐっすり快眠できます。また、温泉の旅情を楽しめる和室もあるので、非日常で寛ぐのも良いですね。

大浴場や露天風呂など、赤谷温泉を堪能できる広々としたお風呂は開放的な雰囲気。四季折々の自然を眺めながらゆっくりと湯に浸かりましょう。じんわりと体が温まって、旅の疲れもほぐれていきます。夜は24時まで、翌朝は6時から利用可能なので、夜遅くの湯浴みも朝風呂も◎。ふたりだけのお風呂を愉しみたいなら、有料の貸切露天風呂もあります。外の空気を感じながら、温泉をふたり占めできますよ。

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山梨県の身延山の近くにある一軒宿「船山温泉」。川の畔に佇むこじんまりとしたお宿です。７名以上のグループや小学生以下のお子様は宿泊できないなど、大人のための静かな空間造りを大切にしています。館内は畳敷きになっており、靴を脱いでリラックスできるので快適です。

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生産者にこだわり仕入れた、地元の食材を使ったお食事が自慢です。おすすめは、ジビエを使った、自家製のシャルキュトリー 。シャルキュトリーとは、フランス語で”ベーコンやソーセージなどの肉加工品”の総称です。見た目にもおしゃれな、ジビエのシャルキュトリー。山梨名物のワインにも合いますよ。

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また、名物『猪鍋』も別注で食べることができます。こちらの宿で出される食材は地産地消の山梨の恵みがふんだんに使われています。多彩な味覚を味わうことができるので、山梨の美味しいものを食べ尽くしたいカップルにおすすめですよ。

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６つの浴槽があり、全てのお風呂から、船山川を眺めることができます。ふたり静かに入れる、貸切露天風呂「二人静」は無料で楽しめます。チェックインは早めの午後１時から、チェックアウトは遅めの午前11時。のんびりとふたりで過ごせるお宿です。

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田舎宿「いろりとほたるの宿せとぐち」。新潟県十日町の豪雪地帯にひっそりと佇む、純和風の落ち着きある宿です。冬場は周りを雪に囲まれ、幻想的でロマンチックな雰囲気に心奪われます。

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お食事は絶品です。里山の恵みをふんだんに、珍しい鳥獣ジビエ「熊肉・いのしし・うさぎ・しか・野がも」の中から3種類のお肉が並びます。初めて食べるジビエ肉、どんな味がするのかワクワクしますね。

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ジビエの他にも、名物の野趣あふれる囲炉裏料理が堪能できます。囲炉裏を囲んで食事をすれば、心もあたたまりますよ。また、宿自慢の陶釜炊きごはんも絶品。何度もお替りしたくなる美味しさです。

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田舎宿の素朴さが心にほっこり安らぎを与えます。畳の優しい香りに癒され、足を伸ばして寛げる和室でリラックスしましょう。ひとつ注意したいのは、お部屋に洗面処とトイレが付いていない事。それぞれ共用で各階にあるので、心配は無用です。田舎風情の全12部屋のこぢんまりした宿とジビエを満喫してくださいね。

いかがでしたか？普段はなかなか、食べる機会の少ないジビエ料理。グルメなカップルは、この時期にふたりで旬のジビエ料理を堪能してみてはいかがでしょうか。自然と大地の恵をふたりで頂けば、新しい食への興味が広がりそうですね。