2020年02月02日
【全国】疲れた心を癒す、“リトリート”のすすめ。おすすめ秘境スポット10選
アメリカを中心に人気の“リトリート”。日々の忙しい日常から離れて、自分だけの時間を持ったり、リラックスしたりすることで癒しを得る方法です。リトリートすることで、セルフケアはもちろん自己成長へと繋がるという効果も。日常から離れるには、旅行するのが手っ取り早い!今回は、日本国内にもあるリトリートにぴったりのおすすめの観光スポットをご紹介します。
最近、自分と向き合う時間を持ちましたか?仕事に家庭にと毎日忙しく過ごしていると、ゆっくり自分自身について見つめる時間を持つことは難しいものです。けれど、何かに追われるように忙しく過ごす日々を送ってばかりでは、ストレスはどんどん溜まっていくばかり。悩みや不安に押しつぶされて、やりたこともできないまま、このまま一生を終えるなんて…。そんなの絶対に嫌ですよね。
札幌市から北西に位置する積丹半島(しゃこたんはんとう)。その最西部に位置するのが神威岬です。約80mの海食崖が日本海の大海原へせり出した岬。視界約300度の景色は、地球の丸さを実感できるほどの絶景です。神威岬の“神威”(かむい)とは、アイヌ語で「神」を意味するカムイからきているそう。海に目を向ければ、積丹半島が誇る“積丹ブルー”の海。振り返れば、まるで地球の背骨のような海食崖のダイナミックな風景。神威岬は、まさに神が造り上げた地といえるでしょう。神威岬に立てば、地球の力強さとその絶景に壮大さを感じますよ。
神威岬一帯の海は、航海の難所として知られていました。そのため、神威岬から以遠の海は女人禁止とされていたとか。そんな当時の名残が、女人禁制の門です。現在は、女人禁制は解除。女性も岬の先端までの景色を楽しむことができます。
神威岬の詳細情報
仏ヶ浦展望台からは紺碧の海と木々の緑、そして象牙色の奇岩が立ち並ぶ海岸線を俯瞰してみることができます。海から見る仏ヶ浦とは、また一味違う絶景ですよ。
仏ヶ浦を堪能するなら観光船に乗るのがおすすめ。仏ヶ浦の全貌を間近で見ることができます。船は、現地にある桟橋に着岸するので海岸沿いの散策も楽しめちゃいます。まるで天を貫くような姿が特徴の『一ツ仏(ひとつぼとけ)』や、巨大な屏風のごとく聳え立つ『屏風岩』など迫力ある奇岩たちに感嘆すること間違いなし。異世界に足を踏み入れたかのような錯覚に陥るかも。
沢に流れる水が少ないため、当日以前の天候条件が大きく関わってきます。水が少ない時期は、滝そのものがないことも!では、美しい滝に出会える条件とは?まずは、直近の何日かまえに雨が降っていることが重要。次に、当日が晴天であること。この2つの条件が揃った日を狙いましょう。梅雨から夏にかけてがおすすめ。
条件が揃ったところで、美しい“おしらじブルー”に出会うには、日中の太陽の光がたっぷりと差し込んでくる早朝や少し日が傾いた時間帯が良いようです。運良く目の覚めるような“おしらじブルー”を見れたら、きっと心が浄化されることでしょう。
青ヶ島港 (三宝港)の詳細情報
見島にいる見島牛(みしまうし)は、日本在来牛のひとつ。西洋種の影響を受けていない日本在来牛は、見島牛と鹿児島県やトカラ諸島に生息する口之島牛(くしのしまうし)だけだそう。そんな稀少な見島牛に出会えたらラッキーかも。
見島は、対馬暖流の影響で魚介類が豊富。釣りガールならクロマグロが釣れる島として見島をご存知かもしれませんね。実は、豊富な魚介類だけでなく、見島はバードウォッチングの聖地としても有名です。春や秋になるとたくさんの渡り鳥が、渡りの中継地として羽を休めるんですよ。ぜひ、バードウォッチングを楽しんでみて。
見島の詳細情報
徳島県三好市に位置する祖谷渓(いやだに/いやけい)。岐阜県の白川郷、宮崎県の椎葉村とともに日本三大秘境に挙げられるひとつです。吉野川の支流である祖谷川が、山々の間に深く切り込んだV字型の渓谷です。人と自然が共存している姿を感じられる祖谷渓は、日本の原風景といえる場所。「奥祖谷」は、秘境地「祖谷」のさらに奥の奥にあり、自然が作り出した絶景を見ることできる貴重な場所です。奥祖谷に身を置くだけでリトリートされていくのが分かるはず。
人力ロープウェイの「野猿」で、自分でロープを引いて前へ進みながら川を渡る乗り物もあります。人力なので、体力勝負!二重かずら橋とは違って、真下に流れる川が視界に入らないので、アトラクションとして楽しめますよ。ぜひ冒険してみて。
奥祖谷二重かずら橋の詳細情報
奥祖谷二重かずら橋
- 住所
- 徳島県三好市東祖谷菅生620
- アクセス
- ・JR土讃線「阿波池田駅」下車→車で2時間30分 ・国道32号「大歩危」→45km(1時間30分) ・井川池田ICから車で約2時間30分,美馬ICから車で約2時間30分
柏島の詳細情報
鹿児島県南大隅町を流れる雄川の上流にある滝が、大河ドラマのタイトルバックにも使われた「雄川の滝」です。落差46m、幅60mとそれほど大きい滝ではありませんが、滝の美しさはピカイチ。条件が揃うと見られるエメラルドグリーンの雄川の滝は、まるで楽園のようです。美しい滝壺の色に、心が洗われます。
雄川の滝の詳細情報
安易に外部の人間が入ることができず、また島民でも立ち入りが禁止されている聖域の多い大神島。その分、手つかずの自然が残っているのも大神島の特長です。島の沿岸には、ノッチと呼ばれる奇妙な形をした岩があります。木やキノコの形をしていて、見ていても楽しい♪でも、波の浸食によって岩の根元部分が削られているので、数年後には倒れる可能性が…。ノッチの不思議な佇まいが見られるうちに、ぜひ大神島を訪れてみましょう。
島の一番高い場所にある遠見台(トゥンパラ)。海抜74.5mで、大神島の景色を一望できる場所です。360度のパノラマ絶景に感動しちゃいますよ。頂上のすぐ手前には大きな岩があり、島の最も重要な神事を行う場所。この大きな岩に神様がおりてくるそうです。神聖な気持ちで祈りましょう。
大神島の詳細情報
日本には、秘境と呼ばれる場所がたくさんあります。秘境地のような、非日常な環境に身を置くことで、今までに感じなかった気持ちが湧いてきたり、自身に影響を与えてくれる出会いがあったりします。何かと忙しい現代女性がポジティブに前に進み続けるには、心をリセットして、自分と向き合う時間が大切。いつも頑張っている自分に、”リトリート”な旅をプレゼントしてみてはいかかでしょうか。