2024年06月24日
一人でじっくりおこもり湯治。青森・山の中にある秘湯宿8選
日常にちょっと疲れてしまったら、思いきり大自然のある環境に身を置いて、自分を見つめなおしてみるのはいかがですか?毎日頑張って働く女子には、たまには仕事から離れて、ぼーっとする時間も必要です。それには、山奥にある温泉がおすすめ。ゆったりのんびりつかって、山の緑、高い空・・・そんなものを眺めているうちに、気持ちもリフレッシュして、悩んでいたことがちっぽけに思えてきそうです。青森県は自然はもちろん、上質な秘湯が多いことでも有名。今回は、一人でおこもりするのにおすすめの秘湯宿をご紹介します!
いつもと変わらない日常。でも人との関わりに疲れることもありますよね。なんだか最近、少しずつ心がすり減っている気がする・・・そんなときは、一人になれる場所に出掛けて、じっくりと心の声に耳を傾けてみませんか?疲れた身体と心をほぐすには、温泉にゆっくりとつかるのがおすすめです。都会の喧騒から離れた、自然に囲まれた温泉宿で誰にも気を使わず、時間も気にせずにのんびりすれば、きっと心が元気になりますよ。温泉の成分は、日頃酷使しているお肌のメンテナンスにもよさそうです。
本州の最北端に位置する青森県は、県南にそびえる日本百名山の八甲田山や、代表的な景勝地である奥入瀬渓流など、緑深い山や森がたくさんあり、そこに湧く温泉も豊富です。”秘湯”と呼ばれる温泉が湧く宿は、基本的にバスなどの本数も少ない不便な場所にあります。ですがその分、たどり着いたら目の前の大自然を独り占めできるような贅沢なプライベート空間があります。簡単に行けないからこそ混雑も少なく、一人でのんびりと過ごすことができますよ。そして”秘湯”というだけあり、温泉の質もよく、温泉好き女子にはたまりません。2泊、3泊とじっくり滞在したくなる、そんな青森県の秘湯宿を次から厳選してご紹介します!
これからご紹介するホテル・宿まとめ
※表示価格はすべて税およびサービス料込み
「酸ヶ湯温泉 酸ヶ湯温泉旅館(すかゆおんせん すかゆおんせんりょかん)」は、八甲田山の西麓に位置し、標高約900mの高地に湧く温泉宿で、青森駅よりJRバス「みずうみ号」にて約1時間20分のところにあります。300年以上の歴史があり、昭和29年に国民保養温泉地の指定を受けたこともあって昔は湯治客でにぎわいを見せました。今でも全国から秘湯マニアの旅行者が訪れる人気の秘湯宿です。外観は、木造の昔ながらの建物が、古き良き佇まいを残しています。
温泉は、創業当時から続く「ヒバ千人風呂」が目玉。ヒバ造りの160畳もの浴室に、「熱の湯」、「冷の湯」、「四分六分の湯」、「湯滝」の4つの浴槽が並びます。白濁した硫黄泉で、療養に適しているといわれている温泉は、源泉もそれぞれ違うので入り比べしてみるのも楽しいです。混浴ですが、女性専用時間帯もありますので安心ですね。好きな時間に気にせず入りたい、という方には、女性専用の小浴場もあります。
お食事は山の幸である山菜やきのこを中心に、季節やプランに応じて出されます。素朴ですが、ほっと心あたたまるお料理がいただけますよ。青森はりんごの産地なので、おいしいりんごのデザートにありつけるかも。
公式詳細情報
「酸ヶ湯温泉 八甲田ホテル」は、先にご紹介した「酸ヶ湯温泉」から送迎車で約5分のところにあります。木のぬくもりを感じられるログハウス風の外観は重厚感があり落ち着いた雰囲気で、おひとりさまでゆったりと贅沢な時間を過ごすのにぴったり。スタッフの気配りも行き届いており、気持ちよく滞在できるホテルです。
温泉は酸ヶ湯温泉の源泉を利用していますが、こちらは透明に近いお湯で、また違った肌触りを感じられます。大浴場の大きな窓から見えるブナ林に、まるで森の中にいるような開放感を感じられのんびりとつかることができます。希望者は酸ヶ湯温泉旅館まで送迎してくれるので、両方の温泉を楽しむことができますよ。
お食事は、青森の旬の食材をふんだんに使った和食とフレンチから選べます。フレンチは、日本人の舌に合わせた重くないコース料理となっており宿泊者から好評です。こんな山の中で、こんなおいしいフレンチがいただけるなんて!ときっと感動するはず。彩りも豊かで目にも楽しく、きれいなもの好きの女子には嬉しいですね。
公式詳細情報
「蔦温泉 蔦温泉旅館」は、奥入瀬渓流の近くに佇む旅館で、青森駅よりJRバス「みずうみ号」で約2時間10分のところにある一軒宿です。歴史は古く、久安3年(1147年)にはすでに湯治小屋があったとされ、950年以上も続く名湯。地元の人や、温泉好きの旅行客に愛されています。明治42年(1909年)に旅館が創業、大正7年(1918年)に建築されてからのこの建物は、長い歴史の重みを感じさせてくれます。徒歩5分のところには、紅葉の時期の朝焼けで、木々の色が沼に移り込み真っ赤に染まる「蔦沼」があることでも有名です。
お風呂は男女入れ替え制の「久安の湯」と、男女別内湯の「泉響の湯」があります。源泉の上に浴槽があるため、底板のすき間から生まれたての温泉がポコポコと湧いていて、とっても贅沢な気分になれますね。ぜひその湯玉を身体で感じながら入ってみて。他ではあまりできない体験に、ここまで来てよかったと幸せを感じられるはず。
お食事は、地元産の旬の食材と調理法にこだわった山里料理が並びます。川魚や採れたてのお野菜など、都会ではなかなか食べられない素材本来の味が嬉しいです。豪華でないですが、その素朴な味わいは満足できること間違いなし。
公式詳細情報
蔦温泉旅館 足元から源泉湧出の自噴温泉
青森県 / 旅館
- 住所
- アクセス
- 七戸十和田駅よりお車にて1時間/青森駅よりお車にて1時間20分
- 宿泊時間
- 15:00(IN)〜 10:00(OUT)など
じっくり読む この宿の良いところ
【青森】千年の秘湯「蔦温泉旅館」で彼とゆっくり過ごす癒しの旅
「ランプの宿 青荷温泉」は、黒石温泉郷の一つ。黒石駅より路線バスで約35分、虹の湖公園バス亭より宿の送迎車で約30分のところにある山奥の一軒宿です。秘境といわれる青荷渓谷沿いに湧いた温泉は、開湯昭和4年の歴史があります。非常灯以外電気がなく、名前の通り、ランプの灯りだけで過ごす非日常な体験が人気の宿。夜は館内にいくつものランプが灯り、幻想的な雰囲気に癒されます。津軽弁のスタッフの気さくなおもてなしにも心がほっこりしますよ。
温泉は総ヒバ造りの「健六の湯」、大岩に囲まれた露天風呂、男女別の露天風呂もある「滝見の湯」、内湯と4つのお風呂があり、一つ一つ趣が違うので湯めぐりを楽しんで。大岩の露天風呂は混浴なので、女性専用時間に入れば安心ですね。内湯以外のお風呂に行くには、お部屋をいったん出て歩いていくのでちょっと距離がありますが、お風呂までの道にも渓谷の流れや緑をいっぱい感じられ、それもまた気持ちいいですよ。
お食事は素朴な田舎料理。大広間でランプの灯りでいただきます。季節の山菜や岩魚などの一品は、素材の味を感じられるシンプルな味付けで、舌も喜びそう。おばあちゃんの手料理をいただいているようで、なんだか元気になれそうです。
*デジタルデトックスとは、一定期間スマートフォンやパソコンなどのデジタルデバイスとの距離を置くことでストレスを軽減し、現実世界でのコミュニケーションや、自然とのつながりにフォーカスする取り組みです。
公式詳細情報
ランプの宿 青荷温泉
青森県 / リゾートホテル
- 住所
- アクセス
- 弘南鉄道 黒石駅よりバスにて温川行き虹の湖公園下車後、無料送迎バス
じっくり読む この宿の良いところ
電気も電波もない?!何も無いが逆に贅沢な青森「ランプの宿青荷温泉」が素敵♡
詳細情報
猿倉温泉の詳細情報
公式詳細情報
飯塚旅館の詳細情報
飯塚旅館
黒石 / 旅館・民宿
- 住所
- 青森県黒石市温湯鶴泉60
- 営業時間
- [月] 15:00 - 10:00 [火] 15:00 - 10:00 [水] 15:00 - 10:00 [木] 15:00 - 10:00 [金] 15:00 - 10:00 [土] 15:00 - 10:00 [日] 15:00 - 10:00 ■定休日 無休
詳細情報
青森県の秘湯宿をご紹介してきました。人との付き合いに疲れてしまったら、都会を抜け出して人里離れた秘湯宿に身を置いてみましょう。お部屋や温泉から見える、自然一杯の景色を眺めていると、心のモヤモヤも消え、すーっと気持ちが楽になりそうです。静かな空間は、毎日忙しくてなかなかできなかった、自分のこれからをゆっくり考えてみるのにも最適。のんびりと過ごして帰るころには、きっと明日からの頑張る力が湧いてきていますよ。日常の息抜きに、秘湯でのおこもり旅をぜひ計画してみてくださいね。
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宿泊日
未指定
宿泊者数 / 部屋数
大人2名 / 1室