【神奈川】開放感抜群、自然に触れる穴場ドライブデートスポット7選

行動範囲を狭めての生活を続けていると、知らず知らずのうちに心も窮屈になり息がつまる気分になりますよね。心も身体も健全になりたい時には、彼とドライブに出かけてみませんか。たまには気分転換も必要ですよ。東京近郊をドライブするなら、神奈川県はいかがでしょう。横浜や江ノ島など、有名観光スポットも多いですが、全体像を知ると印象が変わるはず。三浦半島を境に東京湾と相模湾に面していて、海を眺めるスポットがいっぱい。一方、北側に目を向けると丹沢山地があって、大きな湖もあります。少しクルマを走らせれば、開放感のあるたくさんの自然に触れることができますよ。

神奈川県へのドライブは、目的地にもよりますが、海を横目に見て走れる道路がありますし、高速道路網も充実。例えば、東名高速道路を利用すれば、東京から最初にたどり着くサービスエリアは「海老名」。リニューアルされて以降、多くの有名ショップも軒を連ね、経由地ではなく目的地、と言えるくらいの魅力を発しているんです。ドライブだと時間の使い方も自由自在、デートのオプションも計画しやすいですよ。では、ドライブデートを始めましょう！

「仙石原（せんごくばら）高原」は、日本有数の温泉地・箱根を代表する観光スポットの一つ。9月下旬～11月まで見られる360度広がる黄金色のススキの草原は圧巻。風に揺れるその姿は、東京から1～2時間ほどクルマを走らせて着いた場所とは思えないほどの“別世界”です。

訪れる時間帯や季節によって、まったく違った顔を見せるのも仙石原高原の大きな特徴。特におススメしたいのが「朝日」や「夕日」と重なる瞬間。より幻想的な空間を演出してくれるでしょう。また、敢えてススキがピークを迎える秋を避け、緑が一面に広がる夏、雪景色が広がる冬に訪れるのも面白いかも？訪ねた数だけ、別の思い出が生まれますよ。

せっかく仙石原高原まで来たなら、箱根一帯をドライブしちゃうのもおすすめです。周辺の温泉街に足を伸ばして日帰り温泉もいいですし、芦ノ湖で遊覧船に乗るのも◎。視線の先には富士山も飛び込んできます。気分も晴れやかになり、きっとたくさんの思い出を持ち帰ることができますよ！

神奈川で海岸というと、由比ガ浜や稲村ケ崎、片瀬江ノ島、鵠沼などが挙げられますが、ちょっと都心からは離れますが「大磯海岸」もおすすめです。日本初の海水浴場と言われる大磯ですが、比較的人が少なく、落ち着いた時間を過ごせますし、大磯に向かう途中の「西湘バイパス」から眺める相模湾の海岸線も絶景。ドライブの醍醐味を味わえますよ。

また、海岸と隣接する「大磯港」は釣りスポットとして有名で、新鮮な海の幸が食べられる飲食店も並んでいます。立ち寄りついでに大磯漁協直営の人気店「めしや 大磯港」で美味しいお魚をいただきませんか。漁がない日以外は獲れたてのお魚を堪能できますよ。また、毎月第3日曜日には『さかなの朝市』が開かれていて、新鮮な魚をゲットすることも。景色もいいですけど、お腹も満たしてくれたら、なお嬉しいですよね♪

また、大磯から少しクルマを走らせると、恋人の聖地として名高い「湘南平」という小高い山に着きます。相模湾を一望できることはもちろん”お互いの名前を書いた南京錠をフェンスにかける”というかつての伝説にあやかったモニュメントもあるので、二人で『愛の南京錠』をかけにいくドライブデートなんていいかも？

三浦半島の南端に位置する「城ケ島」は、周囲約4kmの自然島です。そんな城ケ島を象徴するのが「城ケ島灯台」です。こじんまりとした大きさながら、灯台としての歴史は長く、江戸時代には烽火（のろし）台としてこの場所で役割を果たしていました。海や空の青に映える灯台の白のコントラストに目を奪われますよ。

自然島である城ケ島は、特徴的な岩礁（がんしょう）がみられます。写真のような印象的なスポットも少なくなく、遠い海を眺めたり、近くの岩を眺めたり、さまざまな景色を楽しめます。遮るものがないので、朝日や夕日が彩るマジックアワーも楽しめますよ。

また、城ケ島には「城ケ島灯台」の他にも、島の東側に「安房埼（あわさき）灯台」が設置されています。言葉の通り、千葉（安房）方面を一望できることから名づけられたこの灯台。「城ケ島灯台」とは趣が異なり、ここから眺める景色も絶景。せっかくドライブで来たなら、ここまで足を伸ばしたいですね。

首都圏最大級の規模を誇る“水がめ”が「宮ヶ瀬ダム」です。東京ドーム約100個分にも及ぶ湖の広さは圧巻。手つかずの緑も多く残っていて、季節ごとに違う姿を見せてくれる自然の宝庫。都心からも約1～2時間の距離で、急激な山道が少ないのもドライブするうえでは最適です。

また、冬が近づいてくると宮ヶ瀬周辺ではイルミネーションも見られるように。自生のモミの木を使ったジャンボクリスマスツリーは迫力満点です。ロマンチックなムードを演出してくれること間違いなしですね。光に包まれながら、日頃の喧騒を忘れる時間に浸りませんか。

さらに「宮ヶ瀬ダム」のすぐそばには、神奈川有数の規模を誇る「服部牧場」があります。ヒツジや牛、馬などの動物が伸び伸びとした姿を見せてくれ、「ふれあい牧場」体験では動物と戯れることもできますよ。また、ソーセージ工房やアイス工房もあるので、牧場の味を味わうこともできます。開放感のある景色の中で食べるアイスクリームは格別ですよ。日頃の疲れが吹き飛んでいきますね。

横浜・みなとみらいエリアからもクルマでわずかな時間で辿り着く「根岸森林公園」は、もともと根岸競馬場という名で、日本の洋式競馬場の先駆けと呼べる施設だった場所です。なだらかな丘が広がり、緑の芝生で覆われている中、存在感を放つのが「旧根岸競馬場一等馬見所」。首都圏有数の“廃墟”として、近年注目を集めているのだとか。

広々とした芝生が広がり、遊歩道も整備されている「根岸森林公園」。森林浴ができるスポットも広がっていますし、春には桜並木が美しく、多くの花見客で賑わいます。春だけでなく、雄大な敷地に広がる自然は四季折々の魅力に溢れています。自然が好きなカップルは必見です！

「根岸森林公園」で開放的な自然に癒された後は、横浜・みなとみらいまで足を伸ばしてみませんか。カップルには絶好のデートスポットが満載なので、グルメやショッピングを楽しんだり、夜景を眺めたりするのもいいですね。ドライブを楽しむなら、横浜ベイブリッジ経由で行き帰りするのもおすすめですよ♪

伊豆半島の手前、真鶴半島は都内から1～2時間ほどで辿り着く観光スポット。特に「三ツ石海岸」は、太古の時代火山活動により生まれた特徴的な海岸です。干潮時には、半島のアイコンと言える「三ツ石」に渡ることもでき、海岸ではサンゴイソギンチャクなど貴重な海の生き物に出会えるチャンスもありますよ。

そんな「三ツ石海岸」といえば、日本でも屈指の初日の出スポットとして有名です。ちょっと早起きをして、朝日が昇る神秘的な瞬間を見に行ってみませんか？大きな感動を味わえますし、朝方のドライブも爽快な気分になれますよ。

実は「三ツ石海岸」は神奈川屈指のシュノーケリングスポットとしても有名。東京からも比較的身近な場所ながら、海遊びを満喫できるのは貴重といえますね。潮の香りを感じながら、普段とは違う体験をし、普段見ることのできない景色を眺めてみませんか？

中央自動車道のインターチェンジが置かれた「相模湖」は、都心部からも抜群のアクセス。多くの自然が広がっている他、数多くの観光スポットがあることも特徴です。湖では遊覧ボートが楽しめるので、普段はあまり乗る機会のないボートに乗ってみるのも面白いですよ。大自然を感じながら、リラックスした気分になること間違いなしです。

相模湖を代表する観光スポットに挙げられるのが「さがみ湖プレジャーフォレスト」です。観覧車をはじめとするアトラクションが揃う他、キャンプ場施設も隣接するため、さまざまなニーズを満たしてくれるハズ。都会の遊園地とは違った趣きがあって、のどかな雰囲気の中で過ごすことができますよ。

「さがみ湖プレジャーフォレスト」では、冬場に「さがみ湖イルミリオン」と題したイルミネーションが行われています。大自然と光のコラボレーションは、規模も大きく圧巻の風景。非日常の光の世界に包まれて、自然のひんやりとした空気を感じれば、ハートはドキドキ♡素敵な時間が過ごせそうですね。

ドライブという人混みを避けた移動手段で、大自然や絶景を訪れる。普段なかなか触れることのない風景を目にすれば、閉鎖的になった気分もきっと解消することでしょう。彼と開放感のある空間に立てば、ココロもカラダも晴れ晴れするはず。適度に息抜きしましょうね。