2度目の秋の京都はゆるりと楽しもう。カップルにおすすめ◎紅葉時期のスポット13選

京都旅行で一番の人気シーズンは秋の紅葉の時期。この時期は古都全体が紅やオレンジに彩られ、まるで別世界のような美しさ。紅葉の風景は何度見ても心が動かされるものがありますよね。そんな感動を味わいに今年も秋の京都を訪れてみてはいかがでしょう。

秋の京都にはもう何度か行ったことがある。そんなカップルなら、あえてメジャーどころは外して彼と2人でまったりでき、ゆっくりと写真を撮れるところへ行くのはいかがでしょう。のんびりと2人だけの世界で紅葉を楽しんで美味しいグルメを食べれば、忘れられない素敵な思い出になるはず。2回目以降の秋の京都、また違った魅力を見つけましょ。

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京都でも有名な神社、「北野天満宮」。学問の神様である菅原道真を祀り、梅が有名なのはよく知られていますけど、実は紅葉もとってもきれいなんです。樹齢600年を超える大ケヤキなど悠久の歴史を肌で感じることができる場所で、写真スポットもたくさん！

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緑豊かな自然のままの林が残る北野天満宮。豊臣秀吉が築いた「御土居」が国の史跡にも指定されており、そこの一部が公開されています。季節によってさまざまな美しさを見せてくれますが、紅葉の時期は格別！御土居一帯には約350本の紅葉が広がり、彼と2人で手を繋いでおさんぽするにはぴったりの場所ですよ。

紅葉に負けないくらいの朱色の太鼓橋「鶯橋(うぐいすばし)」は、北野天満宮の中でもとっておきの写真スポット。両サイドから木々がダイナミックに重なる様はまさに圧巻の一言です。橋の下を流れる小川に映える紅葉もとっても美しいですよ。

古都京都の中心に位置する「京都御苑」。環境省が管理している広大な公園で、京都御所を囲うようなかたちになっています。65haもの広大な敷地では四季折々、多くの自然が楽しめますよ。1,000年以上にわたり、歴代の天皇陛下がお住まいになられていた場所でもあり、歴史を感じる建物と紅葉のコラボレーションは必見です！

苑内は24時間開放されているので、時間に縛られずいつでものんびり過ごすことができます。大きく立派な樹木が多く、京都の悠久の時間を改めて感じさせられるはず。苑内は広く、人がたくさんいたとしても窮屈に感じることはそうありません。休憩所やベンチもあるので、彼と2人で秋を楽しみながらおさんぽしてみては。

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「拾翠亭(しゅうすいてい)」は五摂家のひとつ、九條家にゆかりがある建物です。状態がよく保存されており、勾玉の形をした「九條池」と紅葉は京都らしい景色ですね。京都御苑には野鳥もたくさんいるため、野鳥の鳴き声を聞きながら秋を感じてみませんか？

京都というとお寺や神社に目が行きがちですが、紅葉の隠れた穴場スポットが左京区にある「京都府立植物園」。大正13（1924）年にオープンした日本最古の植物園なんです。地元の人に昔から人気の憩いの場。敷地が広くゆっくりと京都の紅葉を楽しめますよ。

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過ごし方は自由自在！ベンチもあるのでゆっくりとおしゃべりしても、お弁当を買ってピクニックも！まるで京都に住んでいるようにくつろいじゃいましょう♪植物園なので紅葉だけでなく、この時期でしか見られない季節のお花もいっしょに楽しめますよ。

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神社仏閣だと庭園は足を踏み入れることが難しい場合がほとんどですが、ここでは紅葉に接近して写真を撮ることが可能！真っ赤な落ち葉でつくられた秋にしか見られない絨毯も、実際に歩いてみることができますよ。まるで赤色に囲まれた別世界に迷い込んだみたいでドキドキしますね♩

別名「もみじの永観堂」と言われているだけあり、圧倒的な迫力を誇る「禅林寺（永観堂）」。3,000本を超すモミジをはじめ、イチョウなどあらゆる紅葉の木々をいっぺんに見ることができますよ。京都の紅葉といえばここはぜったい行っておきたいスポットのひとつですね。

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「放生池」に浮かぶ小島と鳥居と橋を一目で見ることができる場所は絶景スポットのひとつです。丸みを帯びた優美な石橋は、和の雰囲気ただよう凛とした美しさ。池を中心とした池泉回遊式庭園では、一生分の紅葉を見るぐらいの勢いの、鮮やかな真っ赤な世界を楽しむことができますよ。

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奥のほうには小川が流れ、心地よいせせらぎを聞きながらの紅葉狩りはまた格別の体験です。川に流れる紅葉の葉っぱは落ちたときまで美しく、日本のわびさびを考えさせられる一瞬になるはず。お昼は人が多くなってくるので朝イチがおすすめです。人が少ない時間にとびきりの写真を撮りましょう♪

京都の洛東エリアにある「南禅寺」。境内に入って一番最初に目に付くのは高さ22ｍもある大きな「三門」。かの石川五右衛門もこの門に上って「絶景かな、絶景かな」と言わしめた景色を、紅葉でさらに美しくなった時期に訪れて見てみましょう。

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「天授庵」からはまるで絵画のような完璧な美を見ることができますよ。もし雨が降っていても室内なら安心ですし、雨の雫が滴る紅葉も風情があって◎お天気を気にせず紅葉を楽しめる場所は貴重ですよね。2人でゆっくりと眺めてみては？

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歴史を感じる赤レンガのアーチ橋「水路閣」と紅葉もまたフォトジェニック。巨大な水路閣は南禅寺の雰囲気を壊すことなく、味わい深い佇まいで観光客に愛されています。レトロな赤色とフレッシュな赤色のコントラストがとっても映えますね。

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京都駅からバスと徒歩で1時間弱。観光客の混雑を離れ、閑静な住宅地に囲まれている「鈴聲山真正極楽寺（真如堂）」。「阿弥陀如来立像（うなずきの弥陀）」をご本尊に祀っており、女性を救っていただけるというご利益がある天台宗のお寺です。観光客が少ない穴場で秋をさがす散策に出かけましょ♪

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門をくぐったら、石畳の参道の両脇に紅色に染まった紅葉の木々が迎えてくれます。基本的に拝観料はいらず、境内は24時間いつでも出入りできるので、時間に縛られずまったりと観光したいカップルにはぴったりの場所ですよ！とっても京都らしい雰囲気が味わえる隠れスポットです。

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境内には三重塔や、総門、鐘楼堂など京都府指定文化財がこれでもかと並んでいます。三重塔と紅葉とのコラボレーションは日本に生まれてよかったと思えるほどの美しさ。ずっと上を見ていると、気付けば首が痛くなっちゃうかも。朝でも拝観できるので凛とした空気の中でのおさんぽもいいですね。

京都御苑よりほど近い場所にある「妙顕寺」。門をくぐるとすぐに紅葉が迎えてくれる、日蓮宗本山のひとつという、広い敷地をもつ立派なお寺です。人混みもそう多くはなく、静寂に包まれた雰囲気はとっても心地がいいですよ。

「四海唱導の庭」は枯山水が素晴らしく、2人で座って見ているといつの間にか時間が過ぎている、なんてことも。赤く染まった木々と静かな庭園が醸す雰囲気は、ここでしか味わえない体験です。本堂横の並木もハッとするぐらい綺麗なのでぜひ行って見てください。

京都の秋を代表する「東福寺」。紅葉の海のような迫力満点の絶景は一度は見てみたいところ。実際に自分で見ると夢みたいな美しさですが、人も多く混雑することも多々あります…。せっかくの紅葉をまったりゆっくり見たいときは東福寺の塔頭「光明院」がおすすめです！

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見どころは「波心庭」と呼ばれる枯山水庭園。ダイナミックな石組みの後ろには立派なもみじが降りかかっていて、美しい庭園が完成しています。枯山水庭園ともみじの相性は抜群！京都に来てよかったね、なんて心から言える風景が待っています。

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「光明院」の書院の丸い窓からは、緑の苔と赤い紅葉のコントラストが美しい景色を眺めることができますよ。別名「虹の苔寺」と言われているだけあり見事な風景です。混雑も少なく座ってじっくりと紅葉を楽しめるので、人の多さに疲れちゃった2人はぜひ訪れてみてください♪

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「ベーカリー柳月堂」は、昭和28（1953）年創業の昔から地元の人に愛されている老舗パン屋さんです。出町柳駅から歩いてすぐなのでアクセスも◎レトロ感あふれるお店からは、焼きたてパンのいい匂いがただよってきますよ。

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店内には所狭しと美味しそうなパンが並んでいます。お店の奥で作られているため、焼きたてをあたたかいうちに運んでくれるのはとってもありがたいですよね。価格はどれもリーズナブル。種類もお惣菜系からスイーツ系までたくさんあるので、思いがけずたくさん買っちゃうこと間違いなしです！

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パンは特にくるみパンが人気。プレーンなものからあんこが入っているものまで色々選べます。一口食べると香ばしい風味とやさしい味わいに、食べる手が止まらないかも。鴨川の近くにあるので購入したら鴨川のほとりで食べるのがおすすめ♪気持ちいい風と心地よい川の音を聞きながら、2人で分け合って食べれば美味しさもアップ！

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せっかく京都に行くなら京都らしいスイーツも欠かさず食べたいですよね。そんなときにおすすめなのが祇園の観光地でもある「巽橋(たつみばし)」のすぐ近く、風情がある街並みの一角にある「ぎをん 小森」。白いのれんが目印で、材料や製法にこだわり抜いた最高の一品をいただけますよ。

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畳が敷き詰められ、上品な和の雰囲気を感じられる店内には、窓から紅葉が見えるお席があるんです！美味しい甘味を食べながら綺麗な景色も見られるなんて格別のひとときですね。観光でたくさん歩いて疲れた体をここで癒しましょ。

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おすすめは「わらびもちパフェ」！何層にも分かれた断面はとっても美しく、一口一口ごとに違った味を楽しむことができますよ。わらびもちは名物なだけあり、今までの概念を変えてくれる衝撃が待っているはず。抹茶の風味とアイスのさわやかな甘さでバランスよく仕上がっている、京都旅にはふさわしいスイーツです。

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おなかが空いたらこちら！昭和46（1971）年創業の、京都の人々の憩いの場所「前田珈琲 室町本店」。貫禄ある佇まいは、もともとは呉服屋さんだった建物を改築して造られているため。店内は100席以上もありとっても広々としていて、観光客だけでなく地元の人も多くまったりとした時間を過ごせますよ。

出典：oyakumaさんの投稿

おすすめが「クラブハウスサンド」！京都の老舗肉店、モリタ屋から仕入れる国産牛のイチボを使った絶品なローストビーフがたくさん入った、贅沢すぎるサンドイッチです。食べてみると、ジューシーでやわらかいお肉に香ばしいパンがベストマッチ。とってもボリューミーなのにぺろっと食べられちゃいますよ。

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食後はコーヒーでまったりと。前田珈琲の真骨頂は、店名にもある通りこだわり抜いたコーヒーです！種類も「弁慶」「牛若丸」など京都を感じさせ、選ぶときからわくわくしますよね。開店以来、地元の人に愛され続けているのは「龍之助」。酸味もほどよくすっきりとした飲み心地ですよ♪

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夜は築100年の町家をリノベーションしたブルワリー「SPRING VALLEY BREWERY KYOTO(スプリングバレーブルワリー京都)」で乾杯しましょう。京都特有の素材と食を大切にし、京都にどこまでもこだわったクラフトビールがいただけますよ。町家でクラフトビールを飲むという体験も京都でしかできない体験ですね♪

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ここの名物は定番のクラフトビール6種類をいっぺんに楽しめる「ビアフライト」。比べて飲むとさらに味の違いが分かり楽しいですよね。2人とも気に入ったものが見つかったら、全部飲み終わったあとにそれだけグラスで頼むのも◎！また、それぞれに合うおつまみやデザートが付いたペアリングセットもおすすめです。

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カニ味噌と湯葉がふんだんに使われた和風グラタンなど、京都の食材を使ったメニューが色々◎今日だけはダイエットはお休みにして、頼みたいものをたくさん食べて、彼と京都の夜を楽しみましょ♪

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京都らしいお土産がほしい！と思ったら、こちらのお店にぜひ行ってみてください。シンプルな外観に可愛らしい看板が特徴的な「UCHU wgashi(ウチュウワガシ)」。なんとこちら落雁専門店なんです。まるでギャラリーのような店内で、今風にアレンジされたおしゃれな京都土産を選びましょう♪

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厳選された和三盆を使用した手作りの落雁は、口の中ですぅっと溶けるまろやかで上品な甘さが特徴。箱いっぱいに詰められたカラフルな落雁はまるで宝石箱のようで、箱を開けるたびに胸がときめきますよね。軽くて賞味期限も長いので、友達や自分用にもぴったりなギフトですよ。

出典：みるみんくさんの投稿

季節限定の品も多く、いつ行っても新しい発見があるのはうれしいですよね。和菓子で季節を感じるのもひとつの京都の楽しみ方。職人さんが一つ一つ丹精込めて作った落雁は、食べるのがもったいないくらいの可愛らしさ。これを機に改めて和菓子の素晴らしさに魅了されるかも。

2度目以降の京都旅。王道の観光地をなるべく外し、混雑が少ないところで彼との貴重な時間をゆっくりまったり過ごしましょう。人がいない分、いつもできない話もできて、濃密な時間を過ごせるはず。京都の魅力は行けば行くほど出てきて、何回行っても飽きることはありません。彼との2人きりの時間を京都の鮮やかな紅葉の下で楽しみましょ♪