2024年06月24日
【茨城】「水郡線」沿線をトコトコのんびり。ひとり旅におすすめお宿7選
いろいろ周りに気をつかいながら、緊張感のある日々が続くと、心も体も固まってしまいますよね。たまには、日常を離れてゆっくり過ごしませんか。茨城県の水戸駅と福島県の郡山駅とを結ぶ、山間部をトコトコ走るローカル線「水郡線」に揺られてのんびりとした旅をしましょう。今回は茨城県側の魅力的なお宿を紹介します。自分のペースでゆっくり旅して、日頃の緊張から解放されましょう。
目次
都会生活はなにかと慌ただしく、気ぜわしいもの。仕事をすれば、上司や同僚の視線や評価が気がかりで緊張してばかり。買い物をしようとお店に入っても、店員さんの愛想笑いに合わせてしまう。電車に乗れば、朝夕の満員電車は他人との距離が近くて落ち着かない……そんな毎日ばかりを過ごしていると、体も心も凝り固まってしまいます。日常を離れてのんびり、リフレッシュしたくなりますね。
そんなあなたにおすすめなのが、JR「水郡線」沿線の旅。茨城県の「水戸駅」と、福島県の「郡山駅」とを結ぶ路線です。東京方面から始点の「水戸駅」へは、特急「ひたち号」「ときわ号」で約1時間20分、在来線でも約2時間でアクセスできます。
※2019年の台風19号の影響で、途中の「上小川駅」〜「常陸大子駅」の間が代行バスでの運行となっており、2021年3月下旬開通予定です(2021年2月現在)
「水戸駅」から「水郡線」に乗って1時間ほどすると、電車は奥久慈エリアを流れる「久慈川」と平行して走ります。列車の中からも川底が見えるくらいの澄んだ流れを眺めながら、ゆったりとした電車の旅を楽しみましょう。途中の「袋田駅」では途中下車して、日本三名瀑の一つ「袋田の滝」を見に行くのがおすすめ。岩肌を滑り落ちる水の勢いをじっと眺めていると、日頃のストレスも洗い流されていきますよ。さてここからは、茨城県側のおすすめ宿を紹介します。
「水戸駅」から「水郡線」でトコトコ、約50分で「山方宿(やまがたじゅく)駅」に到着します。木造平屋建ての駅舎の外観は、地元の特産である鮎の鱗をイメージして作られたとのこと。この駅からは、地域の暮らしの歴史が分かる「常陸大宮市 歴史民俗資料館 山方館」、国の特別天然記念物に指定されているオオサンショウウオの展示がある「山方淡水魚館」へも、歩いて5分ほどでアクセスできます。
「山方宿駅」から、宿の無料送迎バス(要予約)で約8分のところにあるのが「湯の澤鉱泉」です。奥久慈の山あいにぽつんと建つ平屋造りの一軒宿で、8万平米の広大な敷地を誇り、春は山菜摘みや花見、夏は蛍、秋は紅葉やキノコ採り、冬は雪見風呂といった四季折々の体験を楽しめます。
公式詳細情報
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「水戸駅」から1時間15分ほどで、「水郡線」はログハウス風の駅舎をした「袋田駅」に到着します。日本三名瀑の「袋田の滝」はここからおよそ3km。徒歩約40分、もしくはタクシー約10分でアクセスできます。また、やわらかな肌触りの泉質で、美人の湯としても名高い「袋田温泉」の玄関口でもあります。
「袋田駅」から、宿の無料送迎でアクセスできるのが「袋田温泉 滝味の宿 豊年万作」です。送迎は事前に予約しておくと到着時間に合わせて迎えにきてもらえるほか、当日駅に着いてから連絡してもいいので、来る間の途中下車の旅もあわてずに楽しめますね。「袋田の滝」からは徒歩約5分。自然に囲まれた場所に位置するこの宿には、いつ訪れてもゆったりとした時間が流れています。
お部屋はゆったりとした和室。窓際のスペースには掘りごたつが設置され、窓の外を彩る四季折々の奥久慈の自然を眺めながら、のんびりとくつろぐことができます。温かいお茶をいただいて、ひとり深呼吸をすれば、凝り固まった心と体もするするとほぐれていきます。
お食事は、1階のダイニングルーム「時季の音(ときのね)」で。お肉もお魚もお野菜も、食の宝庫である茨城を楽しめるよう、地場の旬のものを使って作られています。また、県内各地の地酒も取り揃えられており、料理の味を引き立ててくれるので、ぜひご一緒に。朝食には、甘味と旨味が深く、どんなおかずにも相性抜群の「奥久慈米」が、身体を優しく目覚めさせてくれます。
お風呂は男女それぞれ、露天風呂と内風呂が一つずつ。宿の敷地内から湧き出る新鮮な温泉が大きな浴槽に注ぎ込みます。奥久慈の山々を望み雄大な自然に囲まれた露天風呂は、空の色が移り変わる夕暮れ時、星を眺める夜、やわらかな光に包まれる朝と、時間帯によってさまざまな表情を見せ、何度でも入りたくなります。
公式詳細情報
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「水戸駅」から約1時間半の「常陸大子駅」には、駅併設の観光案内所があり、地域の最新情報を確認することができます。また徒歩約10分のところには「道の駅 奥久慈だいご」があり、温泉も併設されています。乗り継ぎ時間が空いてしまったら、ここでリフレッシュするのもいいですね。
公式詳細情報
バス、トイレ、洗面所などの水回りは共用となっています。コインランドリーもあるので、ここで旅の途中の洗濯物をすっきりさせることもできますね。ゲストハウスだと、シャワーのみのところも多いですが、ゆったりとしたバスルームが使えるので、旅の疲れがしっかり取れますよ。
公式詳細情報
「水郡線」沿線の、ゆるゆるひとり旅特集はいかがでしたか。地元の旬の食材を使った料理に舌鼓を打ち、温かい温泉につかって自然の景色を眺めれば、日頃の緊張で凝り固まった心も体もすっかりほどけていきますよ。さあ、次の週末は「水郡線」に乗って、リラックスした休日を過ごしてみませんか。
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宿泊者数 / 部屋数
大人2名 / 1室