【香川】おしゃれなホテルも♡女子旅におすすめのホテル&旅館14選

四国地方の北東部に位置し、讃岐うどんで知られる別名「うどん県」とも呼ばれる「香川県」。讃岐うどんはもちろん、1,368段もの石段が有名な「金刀比羅宮」、日本のウユニ塩湖「父母ヶ浜」、また小豆島や直島などの瀬戸内海の島々と、日本一小さな県ながら見どころは盛りだくさんの場所です。今回はそんな香川での女子旅におすすめのホテルや旅館をご紹介します。

観光名所やグルメスポットをたくさん巡って楽しむのもいいけれど、今回は日頃頑張っている自分たちを労る旅はいかが？観光はそこそこにして、ゆっくり過ごす時間をメインに楽しみたいなと思っているあなたにも、香川県はおすすめです。香川の美食を楽しめるオーベルジュ、の～んびりくつろげる温泉宿、おしゃれな絶景宿と女子旅におすすめの宿泊施設はさまざま。「何もしない」時間を通して、心の安らぎを手に入れましょ。

せっかく香川に行くんだから、観光もグルメも全部欲張って思いっきりエンジョイしたい！そんなアクティブ派のあなたには、利便性ばっちりだけどリラックスして過ごせる宿泊施設がおすすめです。あちこち行きやすい高松市内にあるホテル、島巡り拠点にぴったりなホテル、パワースポットをたっぷり楽しむのに最適な宿…。そんな宿泊施設を予約して、香川旅を大満喫しましょう♩

まずは時間を忘れてのんびりできるホテルや旅館をご紹介します。あちこち忙しく観光するよりは、気持ちのいい空間でうとうとしたり、自然を感じたり、星をただ眺めたりして、時を忘れて過ごしたい…そんなお疲れ女子は要チェック○

香川県荘内半島にぽつんと佇む「Kanran(カンラン)」は、三方向海に囲まれたオリーブ園の敷地内に建つ全2室だけの宿。デンマークの言葉で「心地のいい空間」を意味する「Hygge(ヒュッゲ)」をテーマにした通り、海と空と大地に囲まれたのびやかで心地いい時間を過ごすことができますよ。

客室は2つ。イギリス伝統のウィンザーチェアをはじめ、クラシカルな什器が配された室内にはチェアやソファがたくさんあるお部屋も。それぞれお気に入りの椅子でのんびりくつろぐ時間が想像できますよね。

食事はぜひテラスで大自然の空気を感じながら、のんびり楽しんでみてください。キッチンがあるので地元食材をあらかじめ買ってきておいて自分たちで作るのもいいし、テイクアウトしたフードを楽しむのも素敵ですよね。変わりゆく海と空の景色を眺めて、談笑して、忙しなさとは無縁のとっておきの非日常を体験してください。

「auberge de oishi(オーベルジュ ドゥ オオイシ)」は高松駅から車で約15分の場所にある、全5室しかない特別なオーベルジュ。海と緑に囲まれた真っ白な外観はフランスの片田舎のようで、贅沢な時間を過ごせる場所です。受付棟は少しだけ飾られた小物以外は一切無駄なものがなく無機質な空間ですが、それが返って海に面した大きな窓を印象付け、温かい印象へと変化させてくれるはず。

居心地のいいシンプルで落ち着いた客室はすべてスイートルームで、瀬戸内海に面した海辺のお部屋。お部屋からは直接海に出られるようになっていますよ。家具は木製で味のあるブラウンで統一されており、白い壁とのコントラストが美しいんです。広い空間には必要な家具だけがゆったりと配置され、テレビはなく、あるのはオーディオ機器のみ。外から聴こえてくる瀬戸内海の静かな波音をBGMに、静けさとゆるやかな時の流れを存分に堪能しましょう。

こちらのお宿は元々はフレンチのシェフがレストランとして営業を行っていましたが、時を経てオーベルジュとなりました。そのため、レストランでいただけるお料理は本格的なもので、このホテル最大の魅力といえます。豊かな緑と海に囲まれた空間で、瀬戸内の季節の味わいを大切にしたアートのように美しい食事がいただけるんです。夕食はもちろん、朝食も手の込んだもので満足感はばっちり。外に広がる景色を眺めながら、ゆっくりと一皿一皿を堪能しましょう。

宇多津の歴史や伝統を受け継ぐためにできた「宇多津 古街の家」は、宇多津駅から徒歩約15分の場所にある一棟貸切のお宿。2棟の家屋があり、どちらも古い町家をリノベーションしてできたもので、センスのいい本格的な和の空間が非日常を味わわせてくれます。

2棟のうちのひとつ、純日本建築の「臨水(りんすい)」は明治元（1868）年竣工の家屋で、重厚感のある黒漆喰の外壁は宇多津の歴史的建築様式の特徴のひとつ。室内には心地よい香りがただよい、土間や床の間、庭などもあり、昔懐かしい空間にきっと癒されるはず。寝室は屋根裏にあり、大きな木材の柱や和の間接照明など、落ち着いた雰囲気が魅力的。このお部屋に寝転がっているだけで安らぎを感じることができます。

「阿讃琴南-Asan Kotonami(アサン コトナミ)-」は徳島自動車道美馬ICから坂出方面へ、車で約15分の場所にあります。高松空港からなら車またはタクシーを利用して約30分。四季の移ろいや日本の伝統を感じられる、人里離れた静かな旅館ですよ。

露天風呂付き客室やモデレート客室、広々としたお部屋が自慢の里山ヒュッテなど、バリエーション豊かに揃っています。お部屋から見る青々とした景色はまさに絶景です。山の斜面を活かしたお宿だからこそ、ほかでは味わえない風景を見ることができますよ。穏やかな女子旅にぴったりです。

天然温泉を使用した河畔風呂「せせらぎ」には、低温浴風呂の寝湯や岩風呂、露天風呂、水深100cmの深湯などさまざまな湯船があり、目の前に広がる雄大な自然や滝の音、鳥のさえずりなどに包まれながら、心ゆくまで湯の癒しを味わうことができます。また貸切露天風呂「なごみ湯」もあり、サウナ付と岩盤浴チェア付のどちらかで選べますよ。どのお風呂でも、自家源泉でさらりとした温泉を堪能できます。

「琴平花壇」は琴平駅から徒歩約15分の場所にあります。無料送迎もあるのでアクセスは快適。高松空港からは車で約35分ですよ。森鴎外などの文人も訪れた数奇屋造りの離れとリニューアルされた客室、金刀比羅宮などの観光名所を望む「ガーデンラウンジ」などが魅力。また敷地内にはホテルや旅館には珍しく、回遊式和風庭園もあります。

古き良き日本建築を残す「数奇屋造り離れ」、庭園や讃岐平野を一望できる「富士見台」、和モダンな洋室の「松月テラス」、畳が落ち着く和室または和洋室の「山翠閣」などさまざまな客室タイプが全42室あり、好みや予算に応じて宿泊することができます。

このお宿の一帯は「こんぴら温泉郷」と呼ばれ、低張性弱アルカリ性冷鉱泉のさらりとした泉質の名湯・こんぴら温泉が有名。ここでももちろん、そのこんぴら温泉に浸かることができますよ。特に展望浴場「吉祥の湯」は、ぜったい入るべき絶景が望める露天風呂。夜にはこのようにライトアップされた、幻想的な竹林が楽しめます。その清々しい景色に、思わずため息が漏れてしまうはず。日ごろの疲れも蓄積されたストレスも、全部洗い流してしまいましょう。

ここからは、香川をしっかり観光したい方向けに、女子旅に最適なホテル＆旅館をご紹介していきます。港や繁華街に近いホテル、朝食でも香川グルメを楽しめるホテルなど、思いっきり楽しむ女子旅ならこの中から選ぶのがおすすめですよ。ぜひお気に入りを見つけてくださいね。

高松駅から徒歩約1分、高松空港からはバスで約40分という好立地にある「JRホテルクレメント高松」は、高松市内や瀬戸内海の島々を一望する美しいパノラマビューが楽しめる、地上20階建てのシティホテルです。サービスは上質、ロケーションはバスも電車も港も近く、観光にはもってこい！アクティブにあちこち巡りたい女子旅にぴったりのホテルですよ。

客室はシックなインテリアと落ち着いた空間で、観光で疲れた心身を癒してくれます。「スタンダードツイン」は3人でも利用することができるので、2人以上の女子旅でも安心♪そのほか「コーナーデラックスツイン」や「ハリウッドデラックスツイン」など、客室タイプは色々。広々空間で過ごして思いっきり非日常を体感するなら、デラックスタイプがおすすめです。

レストラン「フィオーレ」は地上20階建ての絶景を活かした、ゆっくりくつろげる空間。まるで海の底に入り込んだかのような大パノラマで、そんな景色を眺めながら食事を楽しめば、女子旅もより開放的なムードを演出できるかも。軽い食事からコース料理まで幅広くいただけますよ。

「ロイヤルパークホテル高松」はアールデコ×和モダンのインテリアデザインが素敵な、最高級ホテルです。瓦町駅から徒歩約5分、高松駅から車で約7分の場所にありますよ。館内に一歩足を踏み入れれば、外とは一転した静寂の空間が広がります。客室フロアに入るにはエレベーターからカードキーが必要になるため、女子旅でも安心のセキュリティです。

客室にもデザイン性の高いインテリアが配されており、心地いい滞在時間を過ごせます。タオルは今治タオルを使用しているので、お風呂上りにはふわふわのタオルに包まれることができますよ。ベッドには「世界のベッド」と称されるシモンズ社製を採用し、快適な眠りを提供してくれます。

朝食は和食か洋食のワンプレートと、サラダやデザートは取り放題のハーフビュッフェスタイルになっているので、和食派でも洋食派でも安心。あなたの好きなものを好きなだけいただくことができます。その朝食をいただく空間は宿泊者専用のライブラリーラウンジ「シルク」。素敵な空間を女子旅で堪能してくださいね。

「高松国際ホテル」は昭和39（1964）年に「高松の迎賓館」として開業した、歴史と伝統のあるシティホテル。高松駅から車で約15分、市内バスなら高松国際ホテル前停留所で下車後徒歩約1分の場所にあります。こちらの魅力はなんと言っても駐車場の大きさ！250台収容の平面駐車場が無料で使えるんです。一台一台のスペースも広々としているので、停めやすさもばっちり。

繁華街から離れた場所にあるので夜は静か、またベッドにはシモンズ社製が採用されているため、快適な睡眠時間を確保することができます。リーズナブルな料金ながら機能的なお部屋なので、コストを抑えたい女子旅でもうれしいですよね。

ホテル自慢の朝食は、中庭からの朝日が心地いいレストラン「ぐりる屋島」で。和洋折衷の種類豊富なバイキングメニューの中には、香川名物のさぬきうどんのほか、郷土料理も並びます。オムレツや出汁巻き玉子はシェフが目の前で仕上げてくれるので、朝食を摂る際にはぜひこちらもいただいてくださいね。

四季折々の植物に囲まれた「夕凪の湯HOTEL(ホテル) 花樹海」は、高松駅から車で約10分、高松空港からは車で約40分の場所にあります。周辺には特別名勝「栗林公園」や長い階段で有名な「金刀比羅宮」などの観光スポットがあり、女子旅の拠点としても便利○またこちらのホテルの大浴場は、高松市内の景色を存分に楽しむ200度の大パノラマビューも有名なんですよ。

女子旅におすすめのポイントは種類豊富な色浴衣の中から、好みの1着を選んでそれを館内で着られること！浴衣を着る機会もだんだんと減ってきたからこそ、あえてそれを旅館で体験できるのがうれしいですよね。友達同士でわいわいしながら選べば、その時間すらも楽しいはず♪またいつもと違う浴衣姿で美しい景色をバックに写真を撮れば、映える写真もばっちり○

「四国八十八景」に選定された「スカイラウンジ」からの眺望は、朝・昼・夜で違う表情を見せてくれ、いつでも楽しませてくれるんです。足湯やラウンジで軽食を頼むこともできるので、リラックスしながら美しい景色を眺められますよ。観光疲れはもちろん、蓄積された疲労も一気に吹き飛ばせるかも♪

琴平駅から徒歩約5分、無料送迎なら約2分の場所にある「紅梅亭」は、人気観光スポット・金刀比羅宮の門前町に佇む温泉旅館です。だから観光も温泉もどっちも欲張りたい女子旅の際にはうってつけ♩せっかく香川まで行くなら思い切ってちょっぴり贅沢なお部屋を選ぶのがおすすめです。イチオシはコーナースイート「山草花」。お部屋からは雄大な讃岐の景色を一望できて、旅情たっぷりです♩

館内ではなんと15のお風呂で湯巡りができちゃうんです♩「花すみか」「花てらす」「花くらぶ」と全部で3つの湯処があるので、残さずしっかり制覇しましょ。地下1階の花すみかには女湯限定で「はな露天」があり、薔薇や蘭が浮かんだ優雅な温泉を楽しめちゃいます。

「現代の名工」として表彰、また「黄綬褒章」を受賞するなどさまざまな功績を重ねる料理人が長を務め、四国の旬の美味をふんだんに用いたメニューがいただける夕食は、前菜からデザートまでボリューム満点の内容。ライブ感たっぷりのお食事処や、周りを気にせずはしゃげる個室食など、食事場所も選べるのがうれしいですね。

琴平駅から徒歩約5分。「ことひら温泉 琴参閣」はパワースポット・金刀比羅宮参道すぐの場所にある温泉旅館です。総客室数225室を誇る大きな宿で、館内には天井まで続く大きな窓が開放的なラウンジ、大浴場と展望風呂、3つのお食事処、居酒屋、ゲームコーナーなどさまざまな施設がありますよ。

客室は多彩なバリエーションを擁し、どんな旅のスタイルにも応えてくれるラインナップ。露天風呂付き客室で贅沢に過ごしたり、ベッド付きの和室でリラックスして過ごしたり。希望に合うお部屋がきっと見つかりますよ。

夕食をいただく場所はお部屋によって異なり、落ち着いた料亭か、個室も完備のお食事処のどちらかで。利用の際には事前に宿に確認をしてみてくださいね。瀬戸内海で獲れた魚介や讃岐の里の幸など旬の食材をたっぷり用いた会席料理で、季節によっては貴重なぼたん鍋もありますよ。朝食はバイキングスタイルなので、和洋50種類のお料理の中から好きなものを好きなだけいただいちゃいましょ♪

島旅で人気の小豆島に構える「オリビアン小豆島 夕陽ヶ丘ホテル」は、「Green Harmony～自然と人を繋ぐ～」をコンセプトにした自然とともに過ごせる心地いいリゾートホテルです。眺望の良い「夕陽側」のお部屋などもあり、瀬戸内海に沈む美しい夕陽を望むことができるんです。ゆったりのんびりくつろげますよ。

夕陽を眺めるスポットはホテル内にいくつも。そのひとつとしておすすめなのが、大浴場に付いた露天風呂です。瀬戸内海を一望できる天空の露天風呂では、温泉に浸かりながら儚く沈む夕陽の姿に思わずうっとり…。小豆島観光の疲れも一気に吹き飛びます。またロビーではサンセットサービスが行われていて、夕陽を眺めながらスパークリングワインやオレンジジュースなどを飲むことができますよ。

小豆島に構える「ベイリゾートホテル小豆島」は、島内での無料送迎バスでほかの島へのアクセスもすいすいできちゃう、瀬戸内海の島旅拠点として抜群のリゾートホテルです。客室はなんと、すべてオーシャンビュー。海も山も空もすべて見渡す絶景に心潤います。2,3人用のお部屋はもちろん、最大8人まで泊まれちゃうお部屋まであるので、グループでの旅行の際も安心です。

島旅の疲れを癒してくれるのは、天然温泉を湛え、目の前には絶景が広がる展望大浴場。温泉は自家源泉のためフレッシュ、しかも美肌効果まで期待できるそうで、うれしいことばかり♩さらには島随一の5つの貸切露天風呂もあり、4,5人定員とゆったりサイズなのでせっかくだから利用してみてはいかがでしょう。

朝食はバイキング。小豆島の無農薬野菜や瀬戸内海の新鮮な魚介類など、地元素材たっぷりがうれしい！山海の幸を好きなだけ堪能してくださいね。ひしお丼や島醤油の佃煮など、ご当地グルメに舌鼓。

「小豆島国際ホテル」は小豆島にある人気観光スポット「エンジェルロード（天使の散歩道）」に一番近いホテルです。エンジェルロードは1日2回の干潮時にのみ現れる幻の道で、タイミングを合わせないと渡ることができません。でもこのホテルに泊まれば、すぐに出かけられるので、奇跡のタイミングを逃さず楽しめますよ。

客室は全室オーシャンビュー。窓からは瀬戸内海の多島美のほか、高松市屋島の雄大な景色、エンジェルロードを一望できます。ジャグジー付展望風呂からエンジェルロードを眺めることができるスイートもありますよ。至福のバスタイムで、気分が一気に晴れそうです。

男女入替制の大浴場でも、瀬戸内海の絶景を眺めることができます。天然温泉が湛えられた露天風呂では、波しぶきを浴びるほど正真正銘目の前が大海原という、ダイナミックな光景も！夜には満天の星も望めて、最高のリラックスタイムになります。

今回は香川県での女子旅に最適な、魅力あふれるさまざまなホテルや旅館をご紹介しました。リゾートホテルや温泉などタイプは違えど、どのお宿も仲良しの友達と泊まれば満足すること間違いなし♪お好みの場所を見つけてぜひ女子旅で利用してみてくださいね。