広島旅行ならここはぜったい外せない！王道＆鉄板のおすすめ観光スポット13選

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「嚴島神社」と「原爆ドーム」、2つの世界遺産が有名な「広島県」。広島には世界遺産のほかにも、美しい眺めを一望できる尾道の「千光寺」や、レトロな町並みにほっとする「鞆の浦」などもあります。そんな魅力的なスポットと併せて、牡蠣やお好み焼きなど広島を代表するグルメでおなかも満たせば、心も体も充実した広島旅行になるはず。

広島には魅力的なスポットがたくさんあるから、初めて旅行する場合、尚更どこに訪れていいのか迷ってしまいますよね。そこでこの記事では2つの世界遺産をはじめ、一度は訪れたい人気観光スポットをご紹介します。広島県をより深く知って、素敵な旅行を楽しみましょ。

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海に佇む「大鳥居」がトレードマークの「嚴島神社」。推古天皇元（593）年の創建と伝えられ、今も多くの参拝客でにぎわっています。本殿は国宝にも指定され、日本一の大きさです。海に交通、財福、技芸の神様として知られる市杵島姫命(いちきしまひめのみこと)・田心姫命(たごりひめのみこと)・湍津姫命(たぎつひめのみこと)の3神をご祭神として、古くから信仰を集めています。

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宮島は当時、島全体が神域と考えられていたため、島を傷つけないようにとのことから、神社は海辺に建てられました。潮の満ち引きの影響を受けるため廻廊(かいろう)には釘が使われておらず、板と板の間の隙間で波のエネルギーを分散させているそう。宮島の四季折々の自然を背景に、時間帯によって変化するその様は美しく、思わずため息が出るほど。

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鮮やかな朱色をした大鳥居は、明治8（1875）年に再建されたもので、国の重要文化財にも指定されています。木造鳥居で、高さは約16.6m、総重量は約60tも。鳥居を構成する笠木と島木部分に小石を詰めて重くしたり、基礎部分に千本杭工法を用いるなど、数々の工夫が凝らされています。海の中で佇む姿が有名ですが、干潮時には歩いてくぐることもできますよ。

嚴島神社があるのが日本三景のひとつ、「宮島（厳島）」。宮島口からフェリーに乗船し、わずか10分足らずで到着できるアクセスを誇ります。島内には嚴島神社をはじめ、「宮島水族館」や「紅葉谷公園」など見どころたくさん。また穴子めしやもみじ饅頭、牡蠣など名物グルメもいっぱいあって、たっぷり楽しむことができますよ。

島内を散策していると、いたるところで出会う鹿。気の向くままに歩いたり寝たりして自由に過ごす姿を見れば、きっと癒されますよ。鹿の邪魔はしないように、可愛い姿を写真に撮らせてもらいましょ♩

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標高535mの霊峰「弥山(みせん)」へ登れば、美しい景色を堪能できますよ。展望台のある山頂からは、瀬戸内海の多島美や、よく晴れた日には四国連山までを望むことも。「宮島ロープウェー」を利用すれば、体力を温存しつつしっかり絶景を楽しめます。

広島市内にある「原爆ドーム」。元々は、大正4（1915）年に造られた建造物でした。ですが、昭和20（1945）年8月6日午前8時15分の原子爆弾投下により全焼。爆風と熱線を浴びましたが、爆心地から160mと近かったことにより、本館の中心部が奇跡的に残りました。

当初は悲惨な出来事を思い出したくないと取り壊しを望む声も多くありましたが、ある一人の少女が遺した「あの痛々しい産業奨励館だけが、いつまでも、おそるべき原爆のことを後世にうったえかけてくれるだろう・・・」という言葉をきっかけに、保存されることに。1歳のときに被爆して亡くなった少女の想いを深く心に刻んで、改めて恒久平和への思いを強くしたい場所です。

広島駅から路面電車で約15分の「平和記念公園」。かつて悲惨な出来事が起きた場所とは思えないほど園内にはおだやかな時間が流れ、人々が集う広大な憩いの空間です。緑に囲まれた園内には、「広島平和記念資料館」のほか、「レストハウス」や「国立広島原爆死没者追悼平和祈念館」もあります。

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毎年8月6日には園内で「平和記念式典（広島市原爆死没者慰霊式並びに平和祈念式）」が行われ、広島市長による平和宣言や黙とうなどを通して、犠牲になった人々へ想いを届け、同時に平和への思いを強くできます。現在は一般参列不可ですが、また参列できるようになった際にはぜひ行ってみてくださいね。

平和記念公園内にある「広島平和記念資料館」は、原子爆弾による被害を伝えるため、昭和30（1955）年に開館しました。館内には戦争と核兵器による被害を伝える資料や写真、被爆者の遺品などが展示されています。展示物を通して、平和がいかに尊く・脆いものなのかを知り、わたしたち一人ひとりの行動で平和を大事に守っていきたいですね。

映画やドラマのロケ地としても知られる尾道。そのレトロな街並みと、風光明媚な景観を満喫できる「千光寺」は山の中腹、標高140mの場所にあり、弘法大師が開基の歴史ある寺院です。縁結びや夫婦円満のご利益を求めて訪れる人も多く、可愛い縁結びのお守りは要チェックですよ◎

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断崖絶壁に建ち、この地方では珍しい懸造（舞台造）の本堂のほかにも、石で打つとポンポンと鼓のような音がする「鼓岩(つづみいわ)」や、徳川五代将軍・綱吉公の頃に梵字が刻まれた「梵字岩(ぼんじいわ)」、鎖を頼りに岩場を登って石鎚権現の社を拝観する「くさり山」など、境内には見どころが多くありますよ。

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お寺の周辺には「日本さくら名所100選」にも選出されている「千光寺公園」や「尾道市立美術館」、散策が楽しい小さな小道「猫の細道」などもあるから、周辺散歩も忘れずに。また空からの景色も楽しめる「千光寺山ロープウェイ」もあり、時間を忘れて自然の中で癒されることができますよ。

尾道は、本州から「瀬戸内しまなみ海道」を渡るスタート地点でもあります。サイクリストはもちろん、尾道に訪れる観光客に人気のおしゃれスポットが、尾道駅から徒歩約5分の「ONOMICHI U2(オノミチ ユーツー)」。館内にはレストランやカフェ、パン屋さん、自転車ショップなどさまざまなお店が入居していて、楽しい時間を過ごせますよ。

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また館内にはホテル「HOTEL CYCLE(ホテルサイクル)」も併設しており、自転車も客室内に持ち込めちゃうんです。大切な愛車を肌身離さず持っておくことができるのは安心しますよね。自然素材が多用された室内をはじめ、地元の伝統産業を活用したインテリアやアメニティなど、客室デザインもこだわりたっぷり。建物のすぐ横には「尾道水道」のおだやかな景色が広がっていて、その先の対岸には渡し舟でわずか5分の向島も。テラスに座って、ゆったり過ごすのもおすすめです。

広島県尾道市から愛媛県今治市にかけて、大小いくつもの島とそれらに架かる7つの橋があります。「瀬戸内しまなみ海道」は全長約60kmの道で、青い海と空を満喫できる自動車専用道路です。サイクリングロードも整備されていて、「サイクリストの聖地」とも呼ばれるほど人気。貸出・返却場所が充実したレンタサイクルもあるので、気軽にサイクリングを楽しめます。

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しまなみ海道では、特色ある島々でのんびり過ごすのもおすすめです。その中のひとつ「生口島」では、自然の中にアート作品が点在する「島ごと美術館」を楽しめます。アーティストそれぞれが選んだ場所に置かれた17作品は、その場の風景に溶け込み、まるで自然と対話しているかのよう。生口島にある「瀬戸田サンセットビーチ」から見る夕陽は、いつまでも眺めていたいフォトジェニックな景色です。

かつて潮待ちの港として栄えた「鞆の浦」。路地に連なるお店はどこか懐かしく、おだやかな海に心地よさを感じます。数々の映画やアニメの舞台としても登場し、宮崎駿さんがスタジオジブリ制作のアニメ映画「崖の上のポニョ」の構想を練った場所としても知られています。2017年には国の重要伝統的建造物群保存地区にも指定されました。

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毎年初夏に行われる「鯛網（観光鯛網）」は、福山市指定無形民族文化財です。船の上から迫力ある光景を観覧したり、網引体験もできますよ。ひな祭りの頃には、商店や町家に代々受け継がれた雛人形が展示される「鞆・町並ひな祭」もあります。町歩きとともに、こうしたイベントを楽しむのもおすすめです。

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渡船「平成いろは丸」に乗り込めば、片道約5分で「仙人も酔ってしまうほど美しい島」として名付けられた「仙酔島」へ行くことができますよ。温泉やキャンプ場もある仙酔島では、波打ち際の遊歩道を散策しましょう。「五色岩」と呼ばれる岩の色味や質感は、自然のパワーを感じます。

「広島城」は市街地ならではの周辺の雰囲気と一変して、緑に囲まれた絵になるスポットです。天正17（1589）年、水陸交通に便利だったこの場所に毛利輝元によって築城され、江戸時代には福島正則や浅野長晟などの居城となりました。昭和6（1931）年に国宝に指定された天守閣や、明治以降も現存していた貴重な建造物もありましたが、原爆により全壊。現在の天守閣や二の丸は再建されたものです。

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城内は広島の歴史を紹介する博物館になっていて、資料や模型が数多く展示されています。天守閣は第一層から第五層まであり、広島城の歴史や城下町の様子、人々の暮らしを知ることができますよ。鎧や兜を着用して記念撮影したり、ミュージアムショップでお買い物もいいですね。第五層の展望室では、晴れた日には宮島まで眺めることができます。

シーズンには440本のソメイヨシノを中心とする、満開の桜を楽しめる広島城。日没から22時頃まではライトアップもあり、昼間とは違う趣を楽しめます。なお城跡には江戸時代以前の石垣及び内堀が残っていて、史跡に指定されています。

広島駅から徒歩約15分と都心部にある「縮景園」。にぎやかな市内中心部にありながら、落ち着いた雰囲気の中で自然を満喫できますよ。もとは元和6（1620）年、広島藩初代藩主・浅野長晟によって、別邸の庭として造られたもの。その後も歴代藩主によりその景観は受け継がれましたが、江戸時代の大火や原爆の被害もあり、その都度復旧・復元がなされ、2020年には築庭400年を迎えました。

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「縮景園」という名のとおり、園内では数々の景勝地を縮小して一か所に集めたような美しい景観を楽しめます。桜や紅葉の見頃の時期にはライトアップもあり、四季折々の景色を満喫できますよ。「濯纓池(たくえいち)」の周囲を一周するコースや半周するコースがあるので、市内観光の合間に休憩として立ち寄ってみるのもおすすめです。

県北西部、自然豊かな安芸太田町には、国の特別名勝「三段峡」があります。まるで山水画のような四季を感じる大自然に包まれて、静寂の時を過ごしませんか。片道約10分で巡るコースから、一日かけてしっかり巡るコースまで楽しみ方もいっぱいです。

美しい水面を眺めながら、岩壁の間を進む渡船もおすすめです◎原生林のほか、エメラルドグリーンの水面が美しい「黒淵渡舟」や、高さ20ｍ以上の岩壁の間を通って「二段滝」へと向かう「猿飛渡舟」など、2つの渡舟があります。自然が舟の運行にも影響するので、実際に訪れる際は電話などで事前に問い合わせを。

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一番の見どころは、全長30mの「三段滝」です、そのほかにも上流の「鵜の子(うのこ)」や、荒々しい岩壁の「竜門(りゅうもん)」などダイナミックな景観を楽しめます。紅葉が美しいハイキングシーズンに合わせて訪れるのもいいですね。

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忠海港からフェリーで約15分で着く、周囲約4kmの「大久野島」。戦時中には「地図から消された島」と呼ばれていましたが、今では700羽以上ものキュートなうさぎたちが暮らす癒しの島です。波の音を聞きながら、可愛いうさぎたちといっしょにのんびり過ごしませんか。うさぎは繊細な動物なので、ルールをちゃんと守って、お互い気持ちよく遊びましょうね◎

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島内には島唯一の宿泊施設「休暇村大久野島」があり、館内にある温泉は日帰り入浴もOK。たくさん遊んで汗をかいても、さっぱりリフレッシュできます。そのほかホテルの体験アクティビティに参加したり、サイクリングやシーズン中の海水浴などでも思いっきり遊べますよ。溜まったストレスがしっかりリリースできて、帰る頃には心地よい疲労感に包まれているはずです。

2つの世界遺産をはじめ、見どころいっぱいの広島県。短い滞在を思いっきり満喫するもよし、長期の滞在でまとめていろんなスポットを巡るのもよし。魅力的なスポットばかりだから、予定を立てるのも盛り上がります♪広島県で素敵な思い出を作りませんか。