並んでも食べたい！名古屋めしの“A級グルメ”「ひつまぶし」を食べに行こ！人気10選

名古屋めしの中でもかなりリッチな部類に入る「ひつまぶし」。うなぎの価格が高騰している昨今、なかなか気軽に食べられないメニューになってしまいましたが、時々食べたくなるんですよね……。気軽に食べられないとはいえ、有名店では相変わらず長蛇の列が途絶えることはありません。お財布の紐が固いと言われる名古屋人はもちろん、観光客の人にもやっぱり人気の、"ひつまぶし" なのです。

ひつまぶしの食べ方はみなさんもうご存じでしょうか？
1膳目は、お櫃からお茶碗に盛って、そのまま。
2膳目は、添えられた薬味とともに。
3膳目は、お出汁をかけてお茶漬け風に。
1回で三度美味しさが楽しめる、素敵なうなぎ料理です。

名古屋で1、2を争う人気のうなぎ屋さんです。いつ行っても長蛇の列が出来ているので、食べたいときは覚悟の上で！ 『うな富士』の人気の理由は、うなぎの質の良さでしょう。浜名湖や四万十川の天然うなぎをいただくこともできるそうです（要予約）。最寄りの鶴舞駅からは15分ほど歩くので、車での来店が便利ですね。駐車場はたくさんありますよ。

ひつまぶしをいただく前に、肝をパクリ。香ばしくてほんのりと苦い肝が絶品！ こちらのうなぎは、皮はパリッと、身は蒸したようにふんわりとしているのが特徴です。この焼き加減、ちょっと他では味わえない絶妙な食感です。

うなぎを使ったさまざまな料理が楽しめますが、「うなぎの酢味噌和え」は珍しくておすすめです。脂の乗ったうなぎを、さっぱりといただけますよ♪

熱田神宮のお膝元で140年に渡って営業を続ける、老舗中の老舗です。行列必至の人気店ですが、受け付け時間に並んで予約を取ることができます。朝から並んでお昼の予約をし、時間が来るまで近くでお茶を飲んだり、熱田神宮へお参りにいくのがおすすめですよ♪

「たっぷり食べたい！」という方はぜひ「一半」で。味を変えながらいただくので、多いなと思っても意外とペロリといけちゃうんですよね。『あつた蓬莱軒』は、ひつまぶし発祥のお店なのだとか。ひつまぶし好きなら一度は食べておきたいものです。

盛り付けが斬新！な「骨せんべい」は、うなぎが焼きあがるまでの時間にポリポリといただきましょう。香ばしくて美味しい！

蓬莱軒がひつまぶしの“発祥”ならば、『いば昇』は“元祖”とも言われています。いずれにせよ、歴史とともにある老舗であることには違いありません。こちらのうなぎは、香ばしさが何よりの魅力でしょう。焦げる一歩手前の一番美味しいところで引き上げた、パリッとした皮がたまりません！

他のお店ではあまり見かけないのですが、いば昇では大きな桶に入ったひつまぶしを複数人でシェアして食べられます。本来のひつまぶしとは、このように食べるものだったとも言われています。濃い目の味付けで、香ばしいタレが絶妙です！

いば昇の「3杯目」は、だし汁ではなく「お茶」。つまり本当のお茶漬けでいただきます。甘辛いタレにお茶の苦味がマッチして、とても美味しい組み合わせですよ。

チェーン店ではあるのですが、きちんとしたうなぎをいただけるお店です。観光で訪れた時、超有名店に並ぶには時間がない……というときにはおすすめですよ。「外はパリッ、中はフワっ」の、スタンダードな名古屋流のうなぎが楽しめます。

ひつまぶしでミニサイズがあるのは嬉しいですね！名古屋めしをあれこれ食べ歩いている途中で「ひつまぶしも食べたい！」という人にはぴったり。ミニといってもご覧のとおり、うなぎはしっかりいただけますよ。

名古屋随一の繁華街にあるお店なので、ひつまぶしだけいただいて帰るより、ゆっくりお酒を飲みながらあれこれつまんで……という人も多いようです。お酒に合うおつまみ系がかなり充実しているので、いろいろ食べてみたいですね。

名古屋駅からは15分ほど歩かなくてはいけないので少し遠いのですが、お休みの日ともなると朝の10時には列ができているという人気店。外からガラス越しに見える、うなぎを焼く職人さんの姿と、香ばしい匂いに誘われ、ついつい並びたくなってしまいます。納得のコストパフォーマンスも、人気の理由のひとつでしょう。

パリパリ＆フワフワの "名古屋風" うなぎがたっぷり乗ったうなぎまぶし。量がたっぷりなので、1杯目から遠慮無くお茶碗に盛っていただけます♪

人気は、特上丼。うなぎが、上にもたっぷり、そしてご飯の中にも隠れています！ 普通のうな丼は、うなぎが先になくなってしまわないように調整しながら食べるという人が多いですが、こちらは逆に「気をつけていないとうなぎが余ってしまう」ほどの量！ 真のうなぎ好きなら、『イチビキ』では「うなぎまぶし」よりも「特上丼」がおすすめかも？

なんと、江戸時代から続くという老舗のうなぎ屋さんです。老舗といっても、うなぎの値段は比較的リーズナブル。気負わず、気取らず、美味しいうなぎがいただけるのは嬉しいですね。名古屋城から歩いて来られる距離にあるので、観光の行き帰りに食べていくのも良さそう。

「おひつまぶし」ってなんだか品がある呼び方でいいですね。こちらのひつまぶし、タレは甘さが強めなタイプです。薬味やお出汁でいただく2杯目、3杯目ともに、タレとの相性がばっちり！

『木屋』の肝吸いは、焼いていない肝が入っています。でも全く臭みがないそう。

名古屋駅に隣接している百貨店の、レストラン街にあるお店です。デパートの中ということで気軽に利用できますが、行列必至なのはやっぱりこちらも変わりません。チェーン店なのに、焼き加減・お味ともに素晴らしい！と評判です。お土産も買えますよ♪

お櫃にあふれんばかりのうなぎに、思わずテンションが上がってしまう『まるや』のひつまぶし。最後にお茶漬けでいただくお出汁が熱々でとってもさっぱりな味わいに。うなぎが冷めてきたな〜、という絶妙のタイミングで店員さんが持ってきてくれます♪

「う巻き」や肝焼きなど、サイドメニューも充実しているので、ひつまぶしが出てくるまでの時間にぜひ。

『うな豊』のうなぎが美味しいということはもちろんなのですが、何といってもこのご時世に、リーズナブルにうなぎがいただけるということが大きな魅力です。「最高のコストパフォーマンスを誇る」とも言われる老舗のうなぎ、気になりますね！

いわゆる“ひつまぶし”に当たる「まぶし丼」もあるのですが、少量でいいかなという場合にはこちらの「鰻茶漬」もおすすめです。カリッと焼かれた鰻に熱々の出汁をかけていただきます。この出汁の旨味が最高！と、絶賛している人がたくさんいます！

ひつまぶしかな？というビジュアルで出てくる、大人気の「白焼き重」もおすすめ。ふんわりと焼かれた白焼きに、好きなだけタレをかけていただきます。うなぎそのものの味を堪能できそう。ぜひ一度お試しあれ♪

どちらかと言うと地元の人々に愛されているうなぎ店です。とはいえ、お休みの日ともなると長蛇の列は覚悟しなければいけません。『大和田』のうなぎは、肉厚なのが特徴。カリカリのものより、ほわほわっと焼かれたうなぎが好きな人には絶対おすすめ！の名店です。

ひつまぶしであっても、肉厚であることには変わりありません♪ 「特」になると、もうご飯が見えないレベルでたっぷりといただけます！

肝のうまみがしっかりと味わえるという「肝焼き」。お好きな人は、ぜひ一緒にどうぞ！

駅から徒歩10分ほどかかるので、決して立地がいい場所にあるとはいえません。にも関わらず『うな東』が大人気なのは、リーズナブルにうなぎがいただけるから。しかも、質が落ちるわけではなく、本当に美味しいうなぎがいただけます。お店も、坪庭のあるおしゃれな造り。デートにも利用しやすいうなぎ屋さんです♡

名古屋のうなぎ屋さんにしては、比較的あっさりめのタレでいただきます。うなぎにタレがたっぷりとかかってくるのではなく、別添のタレをかけ足すようになっているので、タレ少なめが好みの方にはいいかもしれません！うなぎはふっくらとした仕上がりなので、カリカリ過ぎる焼き加減が苦手な方におすすめです。

リーズナブルなお店だからこそ、どーんとうなぎを味わいたい！ということで、うな重を注文される方も多いそうです。

いかがでしたか？ どのひつまぶしも美味しそうでしたね〜！ 基本的に同じ料理ではあるのですが、お店によって焼き方は随分違います。カリカリっとしたのが好きな人、ふんわりしたのが好きな人、みなさんの好みも違いますよね。気になるお店があれば、次回の土用の丑の日にいかが？ お好みのお店をぜひ見つけて下さいね。