名古屋名物 "どて煮" を食べるならここ！おすすめの人気店9選

名古屋名物の "どて煮"、ご存じですか？ 名古屋では当たり前の食べ物ですが、他府県の人には案外馴染みがなかったりしますよね。牛すじやモツを、味噌だれでじっくりと煮込んだお料理です。これを串に刺したものを "どて焼き" と呼ぶお店もあるようですが、大阪名物の "どて焼き" とは全く別物なので、ご注意を。
それでは、どて煮の名店をご紹介しましょう。

もともと商店街だった場所にあるお店なのですが、他のお店は閉まってシャッター街になっているので、夜に訪れると「品川」の店先だけに灯りがともります。お店では50年以上煮込み続けているという味噌だれが、お鍋でグツグツ。歴史のあるタレでじっくりと煮込まれたどて串、ぜひ食べてみたいですよね！

「どて焼き」はどて煮の串のことだそうです。長年注ぎ足し続けた味噌だれでじっくり煮込んだどて煮は、臭みゼロでとろけるようなお味だそう。お土産用に持ち帰る人も多く、人気がうかがえます。

どて煮とはまた別の味わいが楽しめる「とん焼き」や、「肝焼き」も人気です。甘辛いタレが絶品なんだとか。

名古屋で大人気の老舗ジャズ・バー「ジャズ・イン・ラブリー」の系列店です。両店舗は近いので、ライブの前にちょっと寄っていく？ という感じで使っている人も。メインは店名の通り串かつのお店ですが、どて煮や味噌おでんも人気です。

ラブリー名物のどて煮は、そのまま食べてももちろんOK！ですが、ご飯にかけてネギと一緒にいただく「どて飯」も人気です。ちょっとお行儀が悪い感じもするんですが、ここでは気にしない！名古屋人にとってはたまらない組み合わせですよね☆

せっかくなら、看板メニューの「串かつ」も食べていきましょう。ソース、味噌と両方楽しむのがおすすめですよ♪「味噌串かつ」の味噌だれは、もちろん“どて煮”と同じお鍋から。美味しくないわけがありませんよね！

「昭和の一杯飲み屋」な雰囲気がぷんぷんする、味わいのある店先。いつも混んでいて、おみやげ用の串かつやどて串を持ち帰るために並んでいる人も見かけます。名古屋駅からは徒歩圏内なので、お仕事の帰りに寄るという人も多いようですね。店内も懐かしい感じで、好きな人にはたまりません！

お鍋の味噌だれでしっかりと煮込まれた「どて串」は、のんき屋の看板メニューのひとつ。お酒にもご飯にも合う味わいなので、老若男女に人気です！ほんのり甘い味噌だれがモツとよく合って美味とのこと、何本でもいけそうですね。

どてと同じお鍋で煮込まれた「味噌おでん」。玉子もこんにゃくも、中までじっくりと味がしみとおり、“名古屋でしか食べられない”おでんとして人気が高いそうです。

おとなりの「のんき屋」と並んで大人気の『八幡屋』。こちらも、お仕事帰りのサラリーマンや、おみやげを買い求める地元の人たちでいつも賑わっています。本当に「ちょっと一杯だけ！」の人は、店先で立ち飲みしていく場合も。なんとも気さくで、フレンドリーな雰囲気のお店です。

八幡屋の「どて串」には、てっぺんに大ぶりな肝が1個刺さっています。その下はホルモン。肝がいいアクセントになって、それがたまらないそうですよ〜。見た目ほど味が濃くなく優しいお味なので、こちらへ来ると、みなさん何本も召し上がってしまうそう。

どて煮と一緒に食べたいのが、「味噌おでん」。名古屋のおでんでしか見かけない“赤棒”ってご存じですか？ 赤くて長いはんぺんなのですが、名古屋の人にとっては懐かしいおでんネタのようです。

1949年創業という老舗。名古屋の中心街にあり、かなりの人気店ということもあって、いつも混んでいます。早めの時間に行くのがおすすめなのだとか。こちらのお店では、モツを煮込んだものを含めて、味噌おでん全体のことを「どて焼き」と呼んでいるそうです。同じ名古屋のお店でも、表現がいろいろと違うのは面白いですね。

名古屋でしか食べられない名古屋めし、「どて飯」。なんだかんだで、ご飯にかけるのがいちばん美味しい！という人もいるくらいです。島正のどて飯は、上にとろ〜り半熟玉子が乗っている姿がたまりません。玉子の黄身とどて煮の相性も抜群なのです。

「味噌おでん(どて焼き)」の中でも一番の人気は、やっぱり大根！だそうです。大根の芯の芯までしっかりと味噌が染みとおっているのは、名古屋のおでんならでは。売り切れてしまう前に食べたい一品です。

昔ながらの飲み屋さんがたくさん軒を連ねる "激戦区" にあるお店です。店内は演歌が流れ、なんとも昭和な雰囲気が懐かしい！名古屋駅からも歩いて来られる距離なので、お仕事帰りのおじさまたちでいつも賑わっています。ディープな名古屋めしを食べたくなったら、おすすめのお店ですよ！

真っ黒に見えるので、初めての人はびっくりしてしまうかもしれませんね。でも、味は意外にも上品で優しいのだとか。ほんのり甘い味噌でじっくりと煮込んだどては、ご飯との相性も抜群。どて飯にして食べている方も多いようです。

やっぱり大人気なのは、「串かつ」。ソースも人気ですが、せっかく名古屋で食べるならば、味噌がおすすめ。じっくり煮込まれた味噌は、思ったほどくどくなく、串かつの衣との相性が抜群！だそうです。

店先の「串専門」と書かれた暖簾に誘われて、ふらりと入ってくるおじさまで賑わう居酒屋さん。入り口近くに、どてを煮込んでいる大きなお鍋があり、そこから香ってくる味噌の香りがお店を包み込んでいます。この香りをかいだら、もう“どて”を注文しないわけにはいきません！

ほんのり甘い味噌でコトコト煮込まれたどては、口に入れるとホロリと脂が溶けるのだそうです！注文は3本セットですが、それほどガツンとはこないので、ペロリといただけてしまいます。

以外にも、こちらの名物は「イカ団子」なのだそう。1個1個の中に、イカの旨みが凝縮されているそうです！ どて煮と交互にしたら、いつまでも食べ続けてしまいそうですね……！

『たいら』は焼とんかつのお店です。その名の通り、あげるのではなく、衣をつけて焼いたタイプのとんかつです。油臭い感じにならないので、さっぱりしていると高評価だとか。。その他、カキフライやハンバーグなどもあるので、洋食屋さんとして利用される方が多いようですね。

こちらの「焼とんかつ」、上にかけるソースが選べます。ぜひ“味噌”で召し上がってみてください！どて煮がたっぷりかかって出てきます。このどて煮が最高に美味しい！ということなので、名古屋めしとしても楽しめる焼とんかつ、おすすめです。

「おいしい居酒屋料理を出すうどん屋」と言われ、名古屋でも知る人ぞ知る名店になった『太門』。ちょっとした小料理も気が利いており、なおかつ素晴らしいうどんがいただけるのだとか。飲みながらお料理をつまんで、最後におうどんで締めるのがおすすめです。

「どて煮」は大人気メニューで、多くの方が注文するそうです。「ちょっとしたシチューのような」と評されるどて煮は、口の中でほろっと崩れる柔らかさ。別次元の "おしゃれどて煮" として、ますます人気が高まっているそうですよ。

うどんは、毎日通いたくなるほどメニューが豊富なのだとか。暑いとき、寒いとき、ガッツリいきたいとき、小腹が空いたとき……どんな状態でも食べたいうどんが見つかるという太門のうどん。ぜひお試しあれ。

店先でグツグツと煮込まれる“どて煮”、食べてみたくなりましたか？ ポイントは、見た目ほどくどくない、辛くないということ。初めて食べる人は、意外にも優しい味にびっくりされるそうですよ。でも、何本でもいけてしまうので、食べ過ぎには注意してくださいね～！