早起きする価値あり！毎月1日開催の伊勢神宮「朔日参り」

出典：t.t.chopperさんの投稿

伊勢では、古くから毎月1日の早朝に伊勢神宮をお参りする「朔日（ついたち）参り」という習わしがありました。1か月無事で過ごせたことを感謝し、新しい1か月の無事を祈願するためお参りするものです。

出典：陽だまりさんの投稿

早朝のすがすがしく澄んだ空気は、身も心も清らかにしてくれます。今に続くお伊勢さんの「朔日参り」、あなたも参拝してみませんか？

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朔日参りに合わせて、毎月1日にはおかげ横丁で「朔日朝市」が開かれます。朝市では、とれたての野菜や果物のほか、パンやコーヒーなども振る舞われ、早朝にもかかわらず多くの参拝客でにぎわいます。

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「おかげ横丁」では朔日参りに合わせて、毎月1日は多くのお店が早朝から営業しています。営業時間は早朝4時頃～8時頃まで。電車が動く前からとなるので、遠方から訪れる人は近隣のホテルへ宿泊して向かう必要があります。

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おかげ横丁内にある赤福本店では、朔日参りに合わせて、元旦を除く毎月1日に「朔日餅」を販売しています。赤福とは違い、その月にちなんだ月ごとのお餅が振る舞われます。

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ちなみに11月の朔日餅は、商売繁盛を祈念した「えびす餅」。小判に見立てた黄色いお餅はゆず風味、打ち出の小槌に見立てた茶色いお餅は黒糖味になっています。

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早朝3時半から整理券が配られ、4時45分から販売されます。毎月、全国から多くの赤福ファンが殺到し大行列になります。

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朔日餅に次いで人気なのが「朔日粥」。朔日餅と同じく、朔日参りの参拝者をもてなすため始められました。こちらは朔日粥を始めた元祖のお店「すし久」です。おかげ横丁の目の前にあります。

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11月の朔日粥は、地元鳥羽浦村のカキを使った「かき雑炊」です。

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こちらも朔日粥で人気のお店「海老丸」。おかげ横丁内にあります。

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こちらは「あなご粥」。他にも「海老粥」や「はも粥」など、地元の新鮮な海の幸を使ったお粥が人気です。

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バス停や駐車場から参拝道へ向かう途中の五十鈴川沿いにある「とうふや」。豆腐・湯葉料理のこちらのお店でも、朔日粥が振る舞われます。

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伊勢うどんで人気のお店「ふくすけ」では、毎月1日に「朔日うどん」が振る舞われます。300円でいただけるので、毎月多くの参拝客が訪れます。

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伊勢神宮へは近鉄「五十鈴川駅」を下車し、バス・タクシーで6分程度です。車では伊勢自動車道伊勢西ICを下車して約10分、近隣の市営駐車場や五十鈴川堤防沿いの駐車場が利用できます。

出典：kussuさんの投稿

おかげ横丁は、バス停や駐車場から参拝道を進んで伊勢神宮へ向かう途中にあります。早朝の公共交通機関はありませんので、遠方の方は近隣ホテル等に宿泊することをおすすめします。

出典：陽だまりさんの投稿

パワースポットとして有名な伊勢神宮。昔から続く朔日参りにはさらなるパワーを秘めていそうですね。月初めである1日ならではのグルメも目白押し。ぜひ人生に一度は伊勢神宮の「朔日参り」を経験してみてくださいね。