2016年11月24日
東京・赤坂のパワースポット!商売繁盛から縁切りまで!『豊川稲荷東京別院』
赤坂見附駅や永田溶液からアクセスがしやすく、とくに悪縁切りのスポットとして有名なお寺。そして、日本三大稲荷のひとつとして知られる愛知県の豊川稲荷の直轄『豊川稲荷東京別院』の魅力をご紹介します。
江戸南町奉行として知られる大岡越前守(おおおかえちぜんのかみの)信仰していた尊天を御尊像とする「豊川稲荷東京別院」は商売繁盛のご利益があることで知られています。
豐川稲荷の正式名は「宗教法人 豐川閣妙嚴寺(とよかわかくみょうごんじ)」といい、曹洞宗のお寺で、山号を圓福山(えんぷくざん)といいます。「稲荷」というと狐を祀った神社を想像してしまいますが、こちらは神社ではなく『お寺』なんです。豐川稲荷でお祀りされているのは鎮守・豊川ダ枳尼眞天(とよかわだきにしんてん)です。
いつごろからは不明ですが、霊験あらたかな仏法守護の善神・豊川ダ枳尼眞天のお姿が稲穂を荷い、白い狐に跨っておられることから「豐川稲荷」が通称として広まったといわれています。
江戸時代に活躍した大岡越前守忠相公(おおおかえちぜんのかみただすけこう)が常日頃から信仰していた豊川稲荷のご分霊お祀りされています。赤坂一ツ木の大岡邸から明治20年に現在の場所へ移転遷座し、愛知県豊川閣の直轄の別院となりました。豊川稲荷は、今川義元、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康、九鬼嘉隆、渡辺崋山など多くの武将達から信仰を集め、江戸時代には商売繁盛、家内安全、福徳開運の神として庶民の間でも全国に信仰されました。
数多くのパワースポットが存在しています。技芸運、悪縁切り、縁結び、対人運、金運、仕事運、子授け、子育てなど、さまざまなご利益をいただくことができるんです。
多数の狐が両側に並ぶ「三神殿」は、左側の徳七郎稲荷は円満な対人運を、右側の太郎稲荷は健康運のスポットといわれています。
「融通稲荷」は財宝を生む尊天さまで、金運、仕事運にご利益があります。正式名称を「南無如意宝生尊天(なむにょらいほうしょうそんてん)」といいます。真心を込めてお参りすれば、金銀財宝の融通が叶えられると言い伝えられています。融通金(10円)をお借りして持ち帰ることができ、1年後、または願いが適った時、融通金に利子を付けて返納します。
「叶稲荷」は因縁除けの守護神です。地相、家相、方位、厄などあらゆる悪い縁を断ち切り、禍事災難を取り除いて開運承服を授けてくれます。そのご利益は関東の悪縁切りのスポットとして必ず名前の上がることでも知られています。
境内には数多くのパワースポットがありますが、子授けや子育てにもご利益があるスポットもそろっています。子授稲荷と子宝観音菩薩は子授け運のご利益があり、赤い前掛けが可愛らしい親子の「子だき狐」は子育て運のスポットといわれています。
境内のいたるところに七福神さまが祀られています。1番の恵比寿天から順番に、大黒天、弁財天、毘沙門天、布袋尊、福禄寿尊、寿老人の順番でめぐりましょう。
境内のあちこちで見かける赤と白の幟(のぼり)ですが「千本のぼり」という、とても霊験あらたかなもの。千本のぼりを奉納するのは千日の功徳行願に当たると昔から言い伝えられています。豊川ダ枳尼眞天の赤、白、太郎稲荷大明神白、徳七郎稲荷大明神白など千本のぼりはおよそ10種類あり、2,500円(2016年11月現在)で奉納することができます。取扱がない場合もあるので、奉納をお考えの方は豊川稲荷東京別院の三所殿(さんしょでん)まで問い合わせてみてください。
2月3日に行われる節分会追儺式には、毎年司会を務めている林家正蔵さんをはじめ、IKKOさん、内海桂子さんなど、多数の芸能人やスポーツ選手たちが参加することでも有名です。
赤坂の街の中に出現する緑あふれる空間は、まるで別世界にいるような不思議な雰囲気につつまれています。悪い縁から逃れたい時、縁結びや対人運などいいご縁を結びたい時に、もちろん何でもないときにも、ぜひ一度足を運んでみてはいかがでしょうか。
豊川稲荷東京別院
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