2019年12月28日

【京都】心静かに年越しを。「除夜の鐘」が体験できるお寺10選
お寺の鐘を108回ついて、新しい年を迎える除夜の鐘。どこからともなく聞こえてくる鐘の音に、一年の節目を感じる人もいるのではないでしょうか。京都にあるお寺の中には、実際に除夜の鐘をつくことができるお寺があります。整理券が必要だったり、人数制限があったりとお寺によってさまざまですが、厳かな1年の始まりにぴったりです。お寺へ参拝して、ゆっくりと心静かに新年を迎えてみませんか。

※お寺によって時間や人数制限、整理券の有無などは異なります。おでかけの際は、事前に最新情報をお確かめください。
1.世界遺産で特別な年越しを「清水寺」/京都市

梵鐘(ぼんしょう)、つまり釣鐘がある鐘楼(しょうろう)は、仁王門のすぐ裏にあります。1607年に再建されたものですが、色彩は1999年に復元されているので鮮やかです。梵鐘は5代目で2008年のものです。
除夜の鐘は31日の23時45分頃から開始します。12月25日の午前9時頃から、1人1枚整理券を枚数限定で配布するので事前の準備が必要。世界遺産での除夜の鐘は、直接鐘がつけなくても、その場に訪れるだけで特別な年越しになるはずです。
2.鐘をついて守り札もいただける「智積院」/京都市
3.新選組ゆかりの場所で年明けを「壬生寺」/京都市

鐘楼は本堂の向かって左側にあります。古い鐘楼で1851年に再建、梵鐘は1848年に鋳造されたものです。開門は23:00で、除夜の鐘は31日の23時40分頃から始まり、10名ずつ誰でも鐘をつくことができます。先着の300名には無料であたたかい甘酒がいただけますよ。
4.落ち着いて写経もできる「永観堂(禅林寺)」/京都市

鐘楼は総門から入ると、右手奥の阿弥陀堂(本堂)の横にあります。1707年に再建されたものです。除夜の鐘は、31日23時30分頃からはじまりますが、一般の方は0時過ぎくらいから。人数制限はありませんが、1時過ぎには終了します。希望者が多い場合は2~3人で1回つきますよ。
5.大念珠の数珠繰りも見られる「百萬遍知恩寺」/京都市
百萬遍知恩寺の詳細情報
6.重要文化財の鐘をつける「勝林院」/京都市
勝林院の詳細情報
7.嵐山にある世界遺産で鐘をつく「天龍寺」/京都市

鐘楼はなく、曹源地庭園がみえる方丈(書院)の廊下の途中に梵鐘が釣られています。除夜の鐘は大晦日の23時45分頃から開始。23時40分頃から先着108組に整理券が配布されます。
8.お菓子のお福分がいただける「善峯寺」/京都市
9.年越し蕎麦のふるまいも「醍醐寺」/京都市

鐘楼堂は、仁王門を入ってすぐの金堂と五重塔の間にあります。除夜の鐘は、元旦の0時から開始で事前予約した約106人が鐘をつくことができます。奉納料は1000円。予約制なので寒い中並ばずに鐘をつくことができるのがいいですね。
醍醐寺の詳細情報