2017年04月09日
子供も喜ぶ!北海道にある鉄道・地下鉄・バスの博物館・資料館4選
北海道には、道内を走っていた鉄道やバス・地下鉄の車両を集めた博物館・資料館がたくさんあります。北海道で初めてひかれた鉄道の起点にある「小樽市総合博物館」や、本物のSLの運転体験も可能な「三笠鉄道記念館」など、どこも見るだけではなく、実際に乗ったり、体験できる展示が充実。是非子連れでお出かけしてみてくださいね。
鉄道、バス、地下鉄・・・乗り物が大好きな男の子ってたくさんいますよね。いっぱい乗り物に乗りたい!運転席に座って運転手になりたい!っていう夢をかなえてくれる北海道の乗り物の博物館・資料館をご紹介します。
まずご紹介したいのが「小樽市総合博物館」。場所は、観光スポットとして人気の小樽運河から少し離れた小樽市手宮。今は鉄道は走っていませんが、実はここは北海道の鉄道と深いゆかりがある場所なんです。
北海道初の鉄道を走る蒸気機関車としてアメリカから輸入された8両の蒸気機関車。そのうちの1両「しずか号」を展示。130年以上の歴史がある車両です。運転席を覗くこともできますよ。
屋外には、北海道を走っていたさまざまな車両を展示。蒸気機関車や除雪車、客車や貨物車まで。その多くに実際に乗ることができたり運転席に座れたりするので、大興奮間違いなしです!
さらに鉄道大好きな子が喜ぶのは、敷地内を走っているSL「アイアンホース号」。「アイアンホース号」に乗って短いSLの旅も楽しめちゃうんです。
屋外の展示や「アイアンホース号」の運行は、4月末~11月初め。北海道の鉄道の歴史が詰まった「小樽市総合博物館」にお出かけしませんか。
小樽市総合博物館の詳細情報
小樽市総合博物館
- 住所
- 北海道小樽市手宮1-3-6
- アクセス
- 小樽駅 車 10分 バス停「総合博物館」 徒歩 1分 小樽駅 バス 15分 バス停「総合博物館」下車
- 料金
- 【料金】 大人: 400円 (冬期300円) 高校生: 200円 (冬期150円) その他: 200円 市内在住70歳以上(冬期150円)
「小樽市総合博物館」が北海道初の鉄道幌内線の起点だとしたら「三笠鉄道記念館」はその終点にある博物館。小樽と三笠まで鉄道がひかれたのは、ここで採れる石炭の輸送が目的。「三笠鉄道記念館」も北海道の鉄道の歴史がぎゅっと詰まった博物館なんです。
三笠鉄道記念館に行って来た(^∇^)
— こっち (@BikinCotchi) 2014年5月28日
平日だから貸切状態でした
NOゲージは300円で運転出来ます
(^ω^) pic.twitter.com/ebKvfHOWgg
展示室内にはSLの部品や鉄道模型も。大きな鉄道模型は自分で運転することもできちゃいます。運転手気分を満喫して下さい!
いかめしい顔をした除雪車から懐かしい客車までたくさんの車両も展示。車両の展示は、三笠鉄道記念館から3キロメートルほど離れたクロフォード公園にも。
土曜・日曜・祝日にはもくもくと煙を吐き出すSLに乗ることができます。この迫力はSLならではの魅力。そして、「SL機関士体験クラブ」で本物のSLの運転体験が出来るのは「三笠鉄道記念館」だけ!18歳以上と年齢制限はありますが、小さな時のあこがれを実現するチャンスです。
北海道ツーリングで三笠鉄道記念館に来てみた。鉄道好きという事では無いが市役所でSLの動体保存とSLの運転(講習要)が出来るというので、好きな人にはたまらないのだろう♪ pic.twitter.com/aGJHzb1xRs
— JING.ORION.HUTCH (@jing_captein) 2015年8月25日
10月中旬から4月中旬までは冬季休館。暖かい季節には、「三笠鉄道記念館」でSLの魅力をたっぷり味わうのがおすすめです。
三笠鉄道記念館の詳細情報
三笠鉄道記念館
- 住所
- 北海道三笠市幌内町2丁目 2
- アクセス
- 三笠ターミナル バス 10分 三笠幌内線「鉄道記念館前」下車、徒歩2分 岩見沢駅 バス 30分 道央自動車道三笠IC 車 15分 道道116号岩見沢三笠線→道道1129号三笠栗沢線
- 料金
- 【料金】 大人: 530円 高校生以上 その他: 210円 小・中学生
札幌市の交通の歴史が詰まった「札幌市交通資料館」。交通資料館らしく地下鉄南北線・自衛隊前駅に近い地下鉄の高架下にあります。
展示室には懐かしい昔の札幌の街並みとともに写った路面電車の写真などを展示。今は1路線だけになりましたが、路面電車が札幌市民の足だった時代があったんですね。
そのあと、札幌市交通資料館を再訪、前回のGWの訪問で撮り逃したもの、うまく撮れなかったものを再撮影。 pic.twitter.com/NucdRuhTVZ
— 休日自衛隊 湘南鎮守府長万部派出 (@hokkaidojhsdf) 2014年8月5日
札幌の地下鉄の車輪はタイヤ。そんな珍しい車両も初代から展示。展示室内にある運転台で模擬運転体験も。
こんなバス走っていたんだ!と思うような前が付き出たボンネットバスから今も走っていそうな最近のバスまで展示。どれも運転席まで乗り放題。大きなハンドルを握って君も運転手さんに!
9/6 札幌市交通資料館に保存されているU-LV224N (新い94-6) pic.twitter.com/sjxnzgMxi5
— 鈍行列車 (@donko_3347) 2014年9月18日
開館は、5月~9月の土曜・日曜日と祝日。札幌市内の小学校が夏休みの期間中は、毎日開館です。バスも地下鉄も市電にも触れられる「札幌市交通資料館」は週末や夏休みに子どもたちに大人気!
札幌市交通資料館の詳細情報
開館は毎月2回、午後だけ。そんな幻のような博物館「北海道鉄道技術館」。現役のJR北海道の車両整備工場、苗穂工場の敷地内にある資料館です。
「北海道鉄道技術館」の建物はレンガ造り。100年以上も前の明治43年(1910年)に建てられたもの。趣のある外観が工場とは思えないほどとっても素敵です。
館内にはかつて特急列車として活躍したキハ82型の運転台など体験型の展示がいっぱい♪ジオラマの運転は、特急列車そっくりに作られた運転台を使用。模型の先頭に付けられたカメラからの映像がびゅんびゅん動き、本当に特急列車を運転している気分に。
今も活躍するJRの工場の中にあるため、開館は工場がお休みの日だけ。それだけに今の工場の雰囲気もうかがうことも。鉄道の昔から今までを感じられる「北海道鉄道技術館」。開館日時をよくお確かめの上、お出かけ下さい。
北海道鉄道技術館の詳細情報
どの施設にも、実際に乗ることができたり体験できる展示が充実。小さな子どもたちは大喜び間違いなしです。130年以上ある北海道鉄道の歴史。鉄道ファンならずともロマンを感じるのではないでしょうか。鉄道、バス、地下鉄と乗り物の魅力に触れに行きませんか?訪れる際は開館日時をよくご確認ください。