
【2019年】ぴったりの旅が見つかる♪兵庫観光のポイントとエリアの特徴をご紹介!
世界遺産で有名な「姫路城」、異国情緒漂う「神戸」。兵庫県には姫路城や神戸以外にも沢山の見どころがあります。北は日本海、南は瀬戸内海と多様な気候と風土の兵庫県は、“日本の縮図”といわれるほど様々な顔を持っています。恵まれた観光資源を有する兵庫県を旅する時、行っておきたい王道観光スポットをエリア別にご紹介いたします!初めて兵庫県を訪れる方は必見ですよ♪
2019年03月26日
目次
北は日本海に面し、南は瀬戸内海から淡路島を有して太平洋と続いている兵庫県は、多様な気候と風土が特徴です。大都市、農山村、離島とさまざまな地域で構成されているので、歴史や文化、気候などが全く違います。そのため、 “日本の縮図”といわれています。そんな兵庫県には日本の魅力がいっぱい今回は、そんな兵庫県の魅力を6つのエリアに分けてご紹介。是非、チェックしてくださいね。
兵庫観光のポイント
①各エリアで個性さまざま。目的で行き先を決めよう♪
兵庫という場所は、楽しみのバリエーションが豊富。ハイセンスな町並み、昔ながらの温泉郷、日本が誇る歴史的建造物や文化、日本海や瀬戸内海、里山の美味しい食材、フォトジェニックな風景など各エリアによって個性ある魅力がいっぱい。だから、目的を決めて旅をするのがおすすめです。
②日本海側へ行くなら1泊しよう
異国情緒あふれる神戸も世界遺産のある姫路も瀬戸内海側の街は、意外とコンパクト。1泊2日の旅行でも十分楽しめます。でも、竹田城跡や城崎温泉などのある日本海側を観光するのならもう1泊するのがいいかも。ゆっくりと観光できますよ。
③場所によって電車か車かを使いわけて!
神戸など中心部は、バスや電車、地下鉄などの公共交通機関が充実。それらを利用して観光するのが便利です。ところが、都市部から少し離れると、電車やバスの路線、運行本数が激減。公共交通機関の時間を気にしながらの観光になってしまいます。だから、山間部などの観光には車が断然便利です。
④同じ県でも気温が違う!服装に気をつけて

兵庫県の北部は日本海側の気候、南部は瀬戸内式気候。そのため、北と南では全く気候が違います。夏はフェーン現象で北部や内陸部は猛暑。冬になると北部は雪や雨が多く、南は乾燥していたりします。兵庫を旅する時には、訪れる地域の気候をチェックして服装を準備するようにしましょう。
各地の魅力を詳しくみていこう
国情緒あふれる神戸エリア、日本三古湯や六甲山のある有馬・六甲エリア、姫路城のある姫路エリア、豊かな自然のある丹波・篠山エリア、文人墨客に愛された温泉のある城崎エリア、リゾートアイランド淡路島と大きく6つのエリアに分けることができます。ここからは、それぞれのエリアの特徴と主な観光スポットをご紹介いたします。
神戸
エキゾチックでおしゃれなコンパクトシティを歩いて巡ろう
兵庫県の中心地である神戸は、古くから国際貿易の拠点として栄えた日本を代表する港町です。神戸開港後にたくさんの外国人が住居を構えたため、今も当時の面影を残した建物が残っています。同時に、外国の食文化も数多く残っているので、エキゾチックな独特な空気感が町全体を包んでいるのも特徴。かわいい異国雑貨探したり、レトロモダンなカフェに立ち寄ってお茶したりと異国情緒をたっぷりと味わってみましょう♪町がコンパクトなので徒歩で巡れるので、初めて兵庫を訪れる方にはおすすめのエリア。1日あれば十分満喫できますよ!ベストシーズンは、今や兵庫の冬の風物詩となっている「ルミナリエ」の美しいイルミネーションを楽しめる12月です。
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有馬・六甲
名湯に浸かったり、1000万ドルの夜景を楽しもう♪
有馬は、大阪や神戸からのアクセスが便利で、“関西の奥座敷”とも呼ばれている有馬温泉のある地域。名湯に浸かるのはもちろん、湯上りには古民家が軒を連ねる路地の散策をしてみましょう。六甲は、“1,00万ドル”を超えた“1,000万ドル”の「神戸夜景」で人気の夜景スポットや開放感たっぷりの牧場などがある自然を満喫できる地域。有馬・六甲エリアは、大阪や神戸から日帰りドライブを楽しめる場所なので、1泊2日あれば満足感のある旅を楽しめます。有馬温泉の周辺では秋に素晴らしい紅葉をみることができるので、有馬をメインにするなら秋がベストシーズン。六甲山メインに旅をするなら、1年のうちで緑が最も美しい季節を迎える5~7月がベストシーズンです。
姫路・播磨
世界遺産のお城に、赤穂浪士ゆかりの地など歴史スポット巡ってみよう
世界遺産に認定されている全国でもトップクラスの人気を誇る姫路城を有する姫路。隅々までじっくりと城内の見学をしましょう。姫路の周辺エリア播磨には、日本標準子午線が通る明石、武家屋敷や白壁の土蔵が残る“播磨の小京都”たつの、忠臣蔵のふるさと赤穂と歴史スポットがたくさん。歴史探索を楽しみましょう。姫路おでん、そうめん、明石焼き、赤穂の牡蠣などご当地グルメも豊富なのでぜひ味わってみて♪1泊2日あれば十分満喫できますよ。姫路観光のベストシーズンは秋。緑から黄色に変わるコントラストが美しい紅葉や、真っ赤に染まるモミジなど姫路全体がカラフルに。

四十七義士を祀る「赤穂大石神社」。義士の活躍にあやかって、大願成就にご利益があるといわれています。しっかりお参りしておきましょう。水に浮かべると文字が現れる“水おみくじ”を引くのもおすすめ。
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丹波・篠山
里山ごはんを楽しんだり豊かな自然を満喫しよう
寒暖差の大きい気候が特徴の丹波エリア。その気候と清らかな水が、美味しい食材を育み関西屈指の食の宝庫です。丹波の黒豆をはじめ、猪肉、鹿肉、アマゴ、松茸など丹波ならではの里山ごはんを味わってみては?丹波の中心地として栄えた篠山の城下町は、多くの史跡や古い町並みが残っているのでブラブラ散策するのもおすすめです。丹波焼の生産中心地の立杭では、とっておきの焼物を探してみるのもいいかも♪丹波・篠山エリアだけの観光なら半日あれば堪能できます。他のエリアも観光するのならプラス1泊は欲しいところ。ベストシーズンは、里山の食材が豊富に実る秋です。
但馬・城崎
温泉やフォトジェニックな撮影を楽しもう♪
神戸ビーフの素牛(もとうし)として知られている但馬。また、上品な甘さが特徴の松葉ガニでも有名です。高級グルメを堪能するには申し分のないエリア。城崎は、1,300年以上の歴史を誇る近畿随一の温泉地がある場所です。小説『城の崎にて』を執筆した志賀直哉、その他に与謝野晶子など文人墨客に愛された城崎温泉は、浴衣を着て下駄を鳴らしながら散策しましょう♪このエリアは画になるグルメやスポットが盛りだくさんなので、カメラを持って出かけましょう!丸一日ゆったりと楽しめるエリアで、近隣の丹波・篠山観光と合わせて2泊3日あるといいかも。ベストシーズンは、カニのシーズンも踏まえて秋から冬です。
淡路島
花の島と呼ばれるロードサイクルやドライブを楽しもう
神戸市垂水区から全長3,911mの世界最長の吊り橋「明石海峡大橋」で結ばれている淡路島。年間を通して温暖で雨も少ない淡路島では、島のどこへ行っても美しい花々を鑑賞することができます。また、島の全周が約150㎞の淡路島はロードサイクルのメッカとして国内外のサイクリストに人気。四季折々の花々を見ながらロードサイクルやドライブを楽しんでみましょう。レンタカーやマイカーを使えば、1泊2日あれば淡路島の主要観光スポットを制覇できますよ。“花の島”と呼ばれる淡路島は、春~夏がベストシーズン。

国生みの聖地として古事記や日本書記に登場する「おのころ島神社」。正殿前にある“鶺鴒石”に括られている赤と白の縄を握ってみましょう。願いが叶うかも!
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兵庫に行ったときに便利!お役立ち情報
①神戸では北は山側、南は海側
神戸の市街地は海と山から近いため、神戸の人たちは方角を示ときに「山側」「海側」と表現します。「山側」は北、「海側」は南。このことを知っていれば、初めての神戸旅行でも迷うことがありません。
②大阪弁とは違うんです!「~とぉ」は神戸弁
大阪弁では語尾が「~ねん」というのが特徴。でも、神戸弁では「~とぉ」になるんです。伊丹・尼崎は大阪弁に近いですが、武庫川を渡って西宮に入ると神戸弁に。電車の旅ならそんな言葉の変化も楽しめますね。
③城崎温泉の思い出に。一番札をゲットしてみる?
7つの外湯巡りが魅力の城崎温泉。一日のうちで各外湯に一番に入った人だけに贈られる“一番札”。各外湯オリジナルの札を早起きして手にいれてみましょう。
④1月4日~2月末は竹田城跡入城禁止なので要注意!
地元の「竹田城秋祭り」の日は入場ができません。また、シーズンによって入場可能な時間が異なるのも注意!
アクセス
神戸、有馬・六甲方面
電車
東京から神戸、有馬・六甲方面に移動する手段として、ポピュラーなのは新幹線の利用です。東京駅から新神戸駅までは「のぞみ」で約1時間55分。車内販売の駅弁を食べながら車窓風景を楽しめるという魅力があります。
飛行機
早く目的地に着くには、飛行機の利用がおすすめ。兵庫県には、神戸空港と伊丹空港の2つの空港があります。神戸市街へのアクセスの良さ、フライト時間の短さを考えると羽田空港から神戸空港へ向かうのが賢い選択。羽田空港から神戸空港へは、全日本空輸とスカイマークが運行しています。割引を使えば、予約日やシーズン、時間帯によっては新幹線よりお得になる場合も。
姫路・播磨方面
電車
東京駅から姫路駅へは、停車駅が少ない「のぞみ」を利用するのがおすすめ。所要時間は約3時間です。ただ、一部の「のぞみ」は、姫路に停車しないものもあるので事前にチェックしておきましょう。
城崎方面
電車
城崎方面へは、東京駅から京都駅までは新幹線「のぞみ」を利用します。京都駅でJR特急「きのさき」に乗り換え城崎温泉駅へ向かうのがおすすめ。所要時間は約5時間。たっぷりと旅情緒を味わえます。
飛行機
城崎方面へは飛行機でも行くことができます。羽田空港から伊丹空港まで行き、伊丹空港から但馬空港へ向かうという方法です。羽田空港と伊丹空港間は日本航空でのフライトで約1時間10分、伊丹空港からは日本エアーコミューターを利用して約40分。伊丹空港から城崎温泉駅までは約40分バスに揺られていきます。この方法だと、電車よりも移動時間を短縮できるので、忙しい方におすすめです。
丹波・篠山方面
車
丹波・篠山エリアの観光は、車を使うのがおすすめ。だから、東京からのアクセスでも車を利用するのが一番です。マイカーで行く場合は、東名・新東名・中国自動車道・舞鶴若狭自動車道などを使って約7~7時間半のロードトリップとなります。これでは疲れてしまって旅を楽しめないという方は、羽田空港から伊丹空港まで飛行機を利用し、空港でレンタカーを借りて目的地に向かうのをおすすめします。
兵庫旅での行き先は決まりましたか?
兵庫県には人気の観光都市神戸や姫路以外にも見どころがいっぱい。名所旧跡巡りやカフェ巡り、温泉街散策に食べ歩き、絶景スポット撮影など初めての兵庫旅行でも楽しめることが盛りだくさんです。色々な顔を持つ兵庫県に興味を持ったら、この記事を参考に旅の計画を立ててくださいね。