一人旅でリフレッシュしたいあなたへ。スタイル別におすすめ旅先をご紹介！【6選】

最近よく聞くようになった“大人女子の一人旅”。仕事と家事に追われる毎日を過ごしていると、日常から離れてリフレッシュしたい！ という気持ちになるのは自然な事ですよね。

ただ、「一人旅してみたいな～」と思ってはいても、実行に移すのはなかなか難しいもの。そこで今回は、一人旅の計画がさらに具体的になるよう、「旅のスタイル」からおすすめスポットをご提案します。

あなたのイメージに合わせて、自分にぴったりの旅先を見つけてくださいね。

まずは、旅先で「のんびり休みたい」という人におすすめの旅先をご紹介。ちょっと良いホテルに泊まって、温泉でボーっとしたり、贅沢なディナー堪能したり。景色の良い土地で気の向くままにのんびり過ごせば、疲れもほぐれるはず♪

東京駅から新幹線で最速約35分。首都圏からアクセスしやすい静岡県・熱海市（あたみし）は、気軽にリフレッシュしたい時にぴったりの温泉地です。温泉宿と自然・グルメ・観光スポットがコンパクトにまとまっているので、お散歩感覚で観光できるのも魅力。マイペースで温泉旅を楽しんでみてはいかがでしょうか？

熱海旅行のポイントは温泉と海。オーシャンビューの温泉宿が多く、開放的な気分で癒しのバスタイムを満喫できます。露天風呂付きの部屋で、好きな時に好きなだけ景色と温泉を堪能するのも良いですね。

海の恵み豊かな熱海では、新鮮な海鮮をたっぷりと味わうことができます。ランチは街の食堂で豪快な海鮮丼、夜はホテルで懐石や創作料理のフルコース……なんて贅沢も。おいしい料理に、心もお腹も満たされること間違いなしです。

熱海駅周辺から徒歩やバスで行ける観光スポットが多いので、気分転換に散策してみるのもおすすめです。絶景カフェ「コエダハウス 」でティータイムを楽しんだり、「アカオハーブ＆ローズガーデン」で季節のお花に癒されたり。のんびりとしたひと時を過ごせますよ。

全国的に有名なパワースポットもあります。こちらは樹齢約2000年の大楠が祭られている「来宮神社（きのみやじんじゃ）」。エネルギッシュなご神木のパワーに触れて、元気をチャージしてみては。

上品で大人な雰囲気が漂う、長野県の避暑地・軽井沢（かるいざわ）。都心からのアクセスも良く、気軽に行きやすい高原リゾートです。豊かな自然とキレイな空気は、心に溜まったモヤモヤをスッキリさせてくれそう。森林浴はもちろん、アウトレットで優雅にお買い物を楽しむのもおすすめです。

緑豊かな軽井沢では、心やすらぐひと時を過ごせる「フォレストビュー」のホテルがおすすめ。レストランで食事するときや、朝目覚めたとき、窓の外に広がる美しい景色が非日常を感じさせてくれます。

高原の気候を活かして育てられた「軽井沢霧下野菜」や、肉厚でとろけるような甘みの「信州サーモン」など、おいしい地のものが豊富な長野県。軽井沢には、そんな豊かな食材を一流の料理で堪能できるフレンチレストランが数多くあります。洗練されたひと皿をぜひ味わってみてはいかがでしょうか。

少し体を動かしたい時は、石畳と木漏れ日が美しい「幸福の谷」周辺でサイクリングなんていかがでしょうか？ 「白糸の滝」で水の流れる音に癒されるのも良いですね。気軽な散策には、おいしいパン屋さんや素敵なショップが並ぶ「軽井沢銀座通り」がおすすめ！ その日の気分で、気ままに旅を楽しんでみましょう。

沖縄県石垣島からフェリーで約10分。竹富島（たけとみじま）は、1周10kmにも満たない小さな離島です。アクセスにやや手間がかかりますが、その分「日常から脱出した！」という開放感もひとしお。エメラルドグリーンの透き通った海、広く青い空、のんびりとした雰囲気。島の風景1つ1つが、凝り固まった心を解きほぐしてくれるはずです。

赤瓦の民家やハイビスカスが彩る白砂の道など、竹富島では昔ながらの沖縄の姿が大切に残されています。その為、リゾートホテルも島の景観を損なわないよう工夫されているんです。民家風の客室に泊まれば、まるで沖縄で一人暮らしをしているかのように過ごせますよ。

小さな島なので、自転車を使えば1日かからず島内を見て周れます。気ままに散策して、疲れたらカフェでランチを楽しんではいかがでしょうか？ 島野菜たっぷりのヘルシーなカフェご飯を食べて、お腹の底から元気になりましょう！

竹富島は街灯りの影響が少ない為、晴れていれば息を呑むような星空を見ることができます。仰向けに寝転んで、満天の星空を眺める。壮大な景色を眺めていると、日頃の悩みがとても些細なことに思えてくるかもしれませんね。

2つ目は「退屈」を感じている人におすすめしたい、観光メインのアクティブな旅。旅を楽しむコツは、自分らしい「テーマ」を決めることです。パワースポットめぐり、カフェめぐり、ノスタルジックな風景めぐり、などなど何でもOK！ 自分自身の「心のときめき」をコンパスに、好奇心を満たす旅をしてみませんか？

北陸新幹線や夜行バスでアクセスしやすい、石川県金沢市。36もの伝統工芸を持つ、ものづくりが盛んな街です。風情ある街並みや建物も魅力。周遊バスが充実しているため観光プランを立てやすく、初めての一人旅でも安心して楽しめますよ。

金沢には古い建物を活かした和カフェが点在しています。老舗の和菓子はもちろん、和の素材を使ったケーキもおすすめ。抹茶とのマリアージュを楽しんでみましょう。また、北陸のおいしい海鮮も外せません！ 「近江町市場」などの食べ歩きスポットがあるので、ぜひチェックしてみてくださいね。

和のデザインの奥深さを感じられる日本庭園「兼六園」と、直感的に現代アートを楽しめる「21世紀美術館」。金沢観光で外せない2大スポットです。どちらも見所が多いので、マイペースでじっくり鑑賞できる一人旅にぴったり！ 時間を気にせず、心ゆくまでアートな時間を過ごしてみてはいかがでしょうか？

お土産選びも楽しいもの。加賀友禅、久谷焼、漆器、金箔、和紙、水引などなど、伝統工芸を活かしたアクセサリーや文房具、キッチン雑貨などがたくさんあります。伝統と現代の感性がマッチしたおしゃれな和雑貨は、乙女心をくすぐりますよ♪

女性の旅のスタイルに合うホテルも充実しています。こちらはフロントがカフェになっているおしゃれなホテル。宿泊費もリーズナブルです。内装が可愛らしくコーディネートされていると、女性の旅を応援してくれているみたいで安心して宿泊できますね。

“縁結びの国”として有名な島根県出雲市。旧暦10月になると全国の神々がこの出雲大社に集まり、縁組みを決めるといわれています。そんな縁結びの聖地で、英気を養うパワースポットめぐりをしてみてはいかがでしょうか？ 神聖な場所を訪れると、背筋も伸びて前向きな気持ちになれるかも！

「因幡の白兎」や「国引き」、「ヤマタノオロチ」など、出雲には様々な神話が残されています。寺社だけでなく、こうした神話の舞台となった美しい自然も見所。参拝した後はぜひ周囲に目を向けて、景色も楽しんでみてくださいね。

出雲グルメといえば「出雲そば」。色が濃く香り高いのが特徴で、日本三大そばに数えられています。三段の丸い器に盛って出す割子（わりご）スタイルが一般的。夏はサッパリ、冬はホッと温まる出雲そばを食べて、観光を満喫しましょう♪

せっかくなら有名な温泉地で宿泊してみるのはいかがでしょうか？ 出雲市のお隣、松江市にある「玉造温泉（たまづくりおんせん）」は、2016年の温泉総選挙で“うる肌部門第1位”を受賞した、折り紙つきの美肌の湯なんですよ。名湯でお肌に磨きをかけて、さらに良縁を引き寄せましょう！

香川県に属する直島（なおしま）は、瀬戸内海に浮かぶ小さな離島。島のあちこちにで芸術作品を鑑賞できる“現代アートの島”でもあります。徒歩や自転車で島をめぐりながら作品たちと出会うのは、美術館で鑑賞するのとは全く違う体験です。豊かな自然とのんびりとした風景を楽しみながら、アートの世界に触れてみてはいかがでしょうか？

海辺にどーんと置かれた彫刻「赤かぼちゃ」、入浴できる美術館「直島銭湯『I♡湯』」など、直島で見られるのは不思議な作品ばかり。“これはなんだろう？”“どうしてこういう作品を作ったんだろう？”と次々に湧き上がる疑問が、あなたの感性を豊かに、新しくしてくれるはずです！

民家を改装した雰囲気の良いカフェやご飯屋さんが点在しています。近海でとれた魚介類や地元の野菜を使った料理は、ホッと落ち着くやさしい味。古民家カフェで、実家に帰ってきたような寛ぎの時間を過ごしてみるのも良いですね。

宿泊は島内か、直島行きの船が出港する岡山県の港周辺がおすすめ。島内の宿泊施設は、ゲストハウスや民宿タイプがポピュラーです。初めての一人旅だと不安かもしれませんが、“女性専用”の宿なら安心ですね。島の人や旅人との交流を楽しんでみてはいかがでしょうか？

一人旅のスタイルと、おすすめの旅先をご紹介しました。観光スポットの写真や記事を見て何か“ピン”ときたら、その時の気持ちを頼りに、思い切って旅に出かけてみてはいかがでしょうか？