夕食も朝食も外さない♪ご飯が美味しいおすすめ温泉旅館17選【全国】

外食や遠出をしない日が続くと、毎日の食事も平凡で飽きてきちゃいますよね。抑圧された心を解放してくれるのは、やっぱりおいしいごはん。自宅ではかなわない会席料理と、上げ膳据え膳のサービスが心地よい温泉旅館に泊まって、鬱々とした日を少しでもハッピーにしませんか。

食事がおいしい温泉宿と言っても、その数は膨大。食事に力を入れている温泉宿は数え切れないほどあるはずです。だったら、メインになりがちな夕食だけでなく朝食にも注目してみましょう。夕食に負けず劣らずのクオリティを持つ温泉宿なら、一泊二食の満足度を超えるはず。全国でも評判のいい“おいしい宿”をご紹介します。

伊豆急「伊豆高原駅」から車で約10分の「お宿 うち山」。大室山（おおむろやま）の麓の約1000坪もの広大な敷地の中に建つ温泉旅館です。客室は全てフロアが分かれた、メゾネットタイプ。2階には相模湾（さがみわん）を見渡せる寝室と露天風呂があり、プライベートな空間で開放的な時間を過ごせます。

大浴場はなく、全客室に内風呂と露天風呂が付いています。女性におすすめしたいのは、そら豆型の内風呂が可愛らしい花タイプのお部屋。なんだかハートのようにも見えますね。4月から12月は有料オプションでバラ風呂にすることもできるので、ゴージャスな湯浴（ゆあ）みを楽しんでみては（※3日前までの要予約）。

夕食は、「うち山流懐石料理」。地元で獲れる伊勢海老や金目鯛、旬の食材や上質なお肉を贅沢に味わえます。注目すべきは、宿泊客が“特別感”に満たされる朝食。アワビのあんかけを、炊きたての土鍋ご飯にかけていただきます。また食べたい…と、何度もこの宿に戻ってくる人が多いのだそう。朝食はお部屋食なので、誰にも邪魔されずじっくり味わって♪

伊豆急「伊豆稲取駅」から車で約5分の「伊豆稲取温泉 食べるお宿 浜の湯」。温泉・食事を楽しめる温泉旅館です。露天風呂付きやビューバス、テラス付きなど、バリエーション豊富な客室も魅力ですが、料理の質の高さとボリュームに満足度◎な宿。

※到着時刻を事前連絡すれば送迎も可能です。

リッチな気分にひたりたい時は、「天空テラス＆スパ エルダンジュ」の利用がおすすめです（※当日予約受付制）。開放感に満ちたテラス付きの貸切露天風呂。夜は満天の星と夜景を眺めながら、ロマンティックな時間を過ごせます。温泉旅館なのに、海外にいるようなゴージャスな気分を楽しめますよ。

「お昼はできるだけ軽く済ませてきてください」というのが、宿の決まり文句。その言葉通り、夕食ではボリューム感たっぷりの海の幸が次々と並びます。朝食では新鮮な舟盛りが登場。朝夕ともに、食のエンターテインメントを楽しむことができて、食べる喜びをあらためて実感させられます。

JR「熱海駅」から車で約10分の「THE HIRAMATSU HOTELS & RESORTS ATAMI（ザ・ひらまつホテルズ アンド リゾーツあたみ）」。お部屋で温泉を楽しめる全室オーシャンビューのホテルです。洋室の他には数寄屋（すきや）造りの特別室もあり、かつて文豪たちに愛された、熱海の歴史と美しさを備えた空間があります。しっとりとした大人の休日に、夫婦やカップルの特別な旅におすすめです。

出典：stoikeさんの投稿

海と空のパノラマが広がる特別室の露天風呂付き客室。景色の一部に溶け込んでいくような、不思議な一体感を体験できます。朝焼けや夕焼け、星空の下など、時間によってその趣は一変。どの瞬間を切り取っても美しく、贅沢な湯浴みを堪能できます。

夕食は、相模灘（さがみなだ）の新鮮な魚介類や全国の旬の厳選素材を使ったフランス料理のフルコースです。土地・季節・宿の好条件が揃ってこそ生まれた珠玉の一皿。魔法がかかったように料理が輝きを放ち、心に残る食事を楽しめます。朝食は洋朝食となります。ひと手間をかけたワンランク上の味わいが、贅沢な朝を演出します。

JR「飯田駅」からバスで約40分の「石苔亭（せきたいてい） いしだ」。岐阜県と長野県の県境にある阿智村（あちむら）の川沿いに建つ温泉旅館です。文化発信の場として、ロビーには能舞台を設置。「紫宸殿の宴（ししんでんのうたげ）」として毎日演目を楽しむことができます（※「二千体雛飾り」期間、9月「栗矢の無礼講」期間を除く）。舞台袖にあるバーカウンターでお酒やドリンク片手に鑑賞するのもまた一興ですよ。

とろりとした肌触りで美肌の湯とよばれる昼神温泉。宿では、視覚・聴覚・触覚を使ってそのお湯を堪能することができます。なかでも巨岩を配した内風呂「石神」は、その魅力を存分に感じられる場所。岩に反射するお湯の色、波打つ音や岩肌の感触…。豊かな楽しみ方に気付かされ、これまで以上に温泉が好きになるはず。

出典：にゃんゆきさんの投稿

夕食は信州の山の幸・里の幸をふんだんに使った会席料理。素朴で細やかな味わいが、ひと口ごとに体に喜びを運びます。朝食におすすめしたいのは要予約の「短歌膳（通称：31膳）」。短歌の31文字になぞらえた31品の料理を楽しめます。小皿が美しく並んだ姿は圧巻。しみじみと味わいながら、幸せな朝を噛みしめましょう。

※31膳は要予約、通常の和洋朝食は予約不要です

出典：黄色のたぬきさんの投稿

JR「大沢駅」から車で約5分の「里山十帖」。ただの宿泊施設ではなく、新しいライフスタイルを提案する旅館として今、注目の宿です。築約150年の古民家を移築したレセプション棟、全て異なるコンセプトの客室など…。細部まで作りこまれた世界観は、温泉宿初のグッドデザイン賞を受賞しています。

※事前予約制でJR「大沢駅」からの無料送迎あり

出典：

日本百名山・巻機山（まきはたやま）をはじめ、上信越国境の山々を望む絶景の露天風呂。夜には満天の星や月光浴を満喫しながら、大自然に浮かぶ湯浴みを楽しめます。お湯には大量の湯の花が舞い、美容液のようにツルツルとした肌触り。何度足を運んでも飽きることなく満足感が高まります。

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宿の食事は、里山の恵みである山菜や伝統野菜がメインです。朝夕ともに、豪華さよりも素材の味を引き出した「自然派 日本料理」が並びます。器には、宿の建物が建てられた幕末から明治時代の骨董品を使用。食事のシーンにより深みが生まれます。従来の枠にとらわれない、新しい食のスタイルが初めての感動を運んでくれるはず。

※骨董品の他に作家さんの器も使用しています

JR「白石駅」から車で約40分の「遠刈田温泉 別邸 山風木（とおがったおんせん べってい やまぶき）」。静かな別荘地に佇むオーベルジュです。約2300坪の敷地には、客室がわずか13室のみ。季節の庭や静寂を堪能できる、大人の休息地として愛されています。ぜひ時計を外して、スマホをオフにして、静かにうつろう時の流れを楽しんでみませんか。

温泉付きの客室もありますよ。ほんのり白濁した温泉は、源泉掛け流し。肌がスベスベになるといわれているんだとか。大浴場には半身浴用のベンチつきの浴槽や寝湯など、ひと工夫された露天風呂があります。四季折々の景色に触れながら、のんびりと湯浴みを楽しんで。

夕食は、蔵王の恵みと厳選した旬の食材を使った会席料理を味わえます。夕食時の飲み物はすべて無料。生ビール・ワイン・日本酒など、料理とのマリアージュを贅沢に堪能できます。朝食の食材は調理人自らが農家で選定。滋味豊かで丁寧な料理は食べることを最後まで楽しませてくれます。

※夕食時の飲み物は、ビンテージワインなど一部有料となります。

「新千歳空港」から車で約2時間の「坐忘林（ざぼうりん）」。日本旅館の和の心を大切にしながらも、モダンで新しい感性を追求した温泉旅館です。和の伝統とコンテンポラリーなデザインを融合させながら、随所に息づく日本の美意識はお見事。北海道の雄大な景観と調和しながらも、突出したオーラを放つ建物は必見です。

宿の温泉は、敷地の地下約1,000メートルから汲み上げられた源泉掛け流し。ミネラルが豊富で、国内でも最高レベルの優れた泉質といわれているんですよ。すべての客室が内湯と露天風呂付き。原生林に抱かれるように、プライベート感たっぷりの湯浴みを楽しめます。

宿の料理は、伝統的な和食の技法と独自の発想で作り上げる「北懐石」。地元の作り手と真摯に向き合った食材選びから、型にはまらない地域性の高い料理まで。ここでしか表現できない、作品のような食事を味わえます。朝食は、牛乳豆腐や旬の野菜の包み焼きなどが並びます。鮮度の高い料理が、朝の体にじんわりエネルギーを充填してくれますよ。

箱根登山鉄道「小涌谷（こわきだに）駅」から車で約5分の「箱根 翠松園（すいしょうえん）」。三井財閥の別荘として大正時代に建てられた「三井翠松園」が前身となった、歴史ある料亭旅館です。館内は過ごしやすい和モダンな空間にリフォームされており、全23室すべてがスイート仕様の露天風呂付き客室になっています。季節によって姿を変える庭園を眺めながら、贅沢な時を過ごすことができますよ。

客室の露天風呂からは、箱根の自然を存分に味わうことができます。お湯は肌に優しい弱アルカリ性の単純温泉となっており、何度もつかりたくなる心地よさ。本館1階には、内湯と露天風呂を備えた大浴場があります。木々に囲まれた露天風呂は広々としており、開放的な気分を味わえます。

食事は、国登録有形文化財に指定されている料亭「紅葉」でいただきましょう。夕食は彩り豊かな懐石料理、または臨場感あふれる鉄板焼きの2つのコースから選ぶことができます。朝食は、ふっくらとした釜炊きご飯が食欲をそそる和朝食、または洋朝食の2種類。目でも舌でも楽しめる珠玉の料理を堪能できますよ。

神戸電鉄「有馬温泉駅」より徒歩約10分の「有馬温泉 旅館 御幸荘（みゆきそう） 花結び」。「四季の花」をテーマにしたこのお宿は、館内に四季折々の花がさり気なく飾られています。ふとした瞬間に目に映る花々は心をホッと和ませてくれるはず。兵庫が誇るブランド牛・神戸牛のお膝元ということもあり、上質なお肉を使った料理が味わえますよ。

客室は一般客室と金泉付き露天風呂付き客室の2タイプ。おすすめは露天風呂付き客室です。室内は木の温もりが感じられ、ゆったりとくつろげる居心地の良さ。露天風呂にはテレビを設置し、マッサージチェアや空気清浄機まで完備しているのだから、至れり尽くせりですね。展望露天風呂・内風呂の「金泉・銀泉」の温泉のほか、展望貸切露天風呂も楽しめます。有馬温泉特有の赤みがかった金にも見える金泉と、スッキリした印象の銀泉。視覚からも楽しめる2つの温泉に入れるのは、なかなかできない体験で心がおどりそう。

厳選した旬の食材をふんだんに取り入れたお料理は盛り付けにもこだわり、彩りも鮮やか。一つひとつ美しく盛り付けられた料理は、さながらアートのようで見た目も楽しめます。「温かいものは温かいうちに、冷たいものは冷たいうちに提供」との心配りもうれしいですね。露天風呂付き客室なら夕食も朝食もお部屋でいただけます。朝食は季節の食材を使った味わい深いお膳。優しい味わいが心にしみます。

バス停「洲本（すもと）高速バスセンター」から徒歩約5分。「淡路島洲本温泉 海月舘（かいげつかん）」は淡路島の潮騒が耳に心地よいホテルです。客室は和室、洋室、和洋室、露天風呂付き客室があり、客室から海が一望できます。展望風呂付和室「天海別邸（てんかいべってい）」は地平線でとけあう海と空の絶景を眺めながら、ゆるりとくつろげる空間。青色に吸い込まれるような開放感に心も体もリフレッシュ。

※事前連絡で無料送迎あり

温泉は展望大浴場と2つの天空露天風呂です。天空露天風呂は海の眺めだけでなく、潮騒の音も感じられて自然のパワーに癒されます。明るいうちに陽の光と光きらめく紀淡海峡を楽しむも良し、夜に夜空を楽しむも良し。朝夕交代制なので、どっちのお風呂をどの時間帯に入るか考えるのも、旅行の楽しみの一つになりそうですね。

海でとれる新鮮な魚介や淡路牛など淡路島は食の宝庫。そんな淡路島のこの宿の夕食の一番人気が「海の幸三昧会席」です。鯛・伊勢エビ・アワビのお造りと黒毛和牛のミニステーキがついたコースで、淡路島の海の幸・山の幸をすべて堪能できる贅沢にうっとり。朝食のバイキングでは島の幸を使ったお料理が味わえます。

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「あわら温泉 光風湯圃（こうふうゆでん） べにや」はJR「芦原（あわら）温泉駅」より車で約15分の温泉旅館。1884年に創業した「べにや」は「芸術家の宿」と呼ばれ、多くの著名人に愛されてきたお宿です。宿の自慢は何といっても、福井の新鮮な海の幸を楽しめる食事。冬は「越前ガニ」を目当てに多くの宿泊客が訪れます。

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全17部屋の客室すべてに備えられた半露天風呂、そして広々とした大浴場はともに源泉かけ流しです。泉質は塩化物泉。気兼ねなく温泉を楽しむなら、お部屋の半露天風呂がおすすめ。お風呂から手入れの行き届いた庭園の景色を眺めれば、日々の忙しさも忘れられそうですね。

出典：buloveさんの投稿

越前・若狭（わかさ）の海の幸と、福井の山の幸を味わい尽くせる食事は「べにや」の自慢。夕食は、こだわりぬいた旬の食材を使用した「旬の越前懐石/特選懐石」に、冬には様々な調理法で越前ガニをいただける「越前がに懐石」も用意されています。朝食は、平飼い卵やとれたて野菜など、地元の農家から届く新鮮な食材を使った定食スタイル。ひとつひとつ丁寧に作られた料理が、旅の思い出を鮮やかに演出します。

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400年ほど前から醤油造りが盛んだった小豆島（しょうどしま）。明治時代中期には数百軒の醤油蔵が並び「醤（ひしお）の郷」とも呼ばれる地に「味わう、もろみの島宿。 真理（まり）」があります。昭和初期の古民家を利用したお宿は、全8部屋全てにかけ流しの温泉付き。伝統ある小豆島醤油を使った料理が自慢です。木の温もりを感じるお部屋で過ごせば、時間の流れもゆっくりと感じられそう。事前予約制のシャトルバスは「池田港」・「オリーブ公園口」・「旧草壁港」・「安田バス停」から乗車できます。最も宿から遠い「池田港」からは25分ほどで到着しますよ。

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温泉のお湯には、新陳代謝を高めると言われるメタケイ酸が多く含まれており、お風呂上りはつるつる美肌になれそう。自慢の部屋風呂はもちろん、離れの貸切風呂もおすすめです。貸切風呂は2つあり、それぞれ内風呂と露天風呂を備えています。それぞれ趣深い雰囲気が魅力。広い湯船につかって、日々の疲れを癒しましょう。

出典：さくらんびょ36さんの投稿

小豆島の醤を使用した、素朴ながらも歴史の深みと誇りの高さを感じる料理は、こちらの宿でのお目当ての一つ。「ひしおでもてなす」という島宿の心が込められた食事は、国の有形文化財にも指定されている日本家屋「食事処　母屋」でいただきます。夕食には瀬戸内の海の恵みと、小豆島の特産を贅沢に使用した「醤油会席」を。朝はとれたて食材を使った体に優しい「お目覚め朝ごはん」で、体の中からも癒されてくださいね。

JR「鶴岡駅」から湯田川（ゆたがわ）温泉方面行きバスに乗り約25分、開湯から約1300年の歴史ある温泉街にある「九兵衛旅館（くへえりょかん）」へ到着です。こちらのお宿は、温泉はもちろんズワイガニや寒鱈（かんだら）、あんこうなど旬の庄内の食材を使った料理がおいしいと評判！メゾネットタイプのお部屋は温泉付きで、記念日などの特別な日の宿泊にもぴったりですよ。

写真は、開放感のある内湯とうさぎが出迎える露天風呂が人気の「山の湯」。もう一つの大浴場、金魚の泳ぐ大きな水槽を眺めながら名湯を楽しむことができる、ユニークな「川の湯」もおすすめです。

料理を目当てに宿泊する人も多い「九兵衛旅館」。夕食は季節のお料理基本プランの他、ズワイガニやあんこうなど旬の食材にフォーカスした特別プランも見逃せません。朝は、食味ランキング特Aランクの「つや姫」のごはんに、きんぴらや焼き魚などを手作りで仕上げた定食スタイル。趣向を凝らした料理の数々に、舌鼓を打たずにはいられないはず。

JR「江南駅」から車で約5分、予約すればお迎えもきてくれる「湖畔の温泉宿 くにびき」。「出雲国風土記」にも登場する美しい湖「神西湖（じんざいこ）」の畔に立つお宿です。美肌の湯と評判の温泉に、山陰の海山の幸をふんだんに使った料理で、癒されましょう。お部屋はレイクサイドタイプがおすすめ。美しい朝日が眺められ、すがすがしい朝を迎えられますよ。

お風呂は、地下1,100ｍから湧き出す湖陵温泉。炭酸水素ナトリウム（重曹）の成分を含み、肌の汚れや古い角質を落としてなめらかなすべすべ肌にしてくれるといいます。大浴場、露天風呂からも湖が見えて開放感たっぷり。「レイクサイド温泉ツイン」のお部屋なら、お風呂もレイクビューなので、朝一番に朝日を眺めながら温泉に入るのもいいですね。

夕食は、のどぐろ、和牛など山陰の特選素材をふんだんに使った季節の会席料理。ぜんざい風のおつゆでいただく、郷土料理「神西そば」、夕食時に選べるパティシェ自慢のデザートも楽しみですね。朝ごはんは名物の鯛しゃぶ。地元のお米、しじみ汁、せいろ蒸しなど山陰ならではメニューにほっこり。夕食も朝食もお腹いっぱいで心も満たされますよ。

JR「延岡（のべおか）駅」からバスで約1時間の「高千穂 離れの宿 神隠れ」。華鳥風月をモチーフにした全室離れの宿です。各客室は、「赤朽葉（あかくちば）」、「紫苑（しおん）」など、日本の古代色にちなんだネーミング。それぞれに趣とストーリーを感じさせる和モダンな空間で、伝統的な風情にひたれます。宮崎旅行では足を延ばしてでも行きたいパワースポット高千穂の四季折々の食材を使った料理は、山里ならではの豊かな味わい。

全室に用意された客室専用風呂。天然温泉ではありませんが、高千穂峡の「玉垂れの滝」から汲み上げた御神水の湯を楽しめます。たっぷり張られた神聖なお湯に入浴するのは、いつもの温泉とはまたひと味違った贅沢な体験。神のパワーが満ちる高千穂ならではの、心身ともに浄化されるような清々しさを感じられるかもしれません。

旬の恵みに一手間掛けて、食材の味を引き出す山郷料理は宿の名物。夕食では「高千穂牛」のステーキ、ヤマメなど、季節の旬の品々をいただけます。朝食のメインは籠に入った色とりどりの小付七色盛り。さらに、香味焼きや寄せ豆腐などでボリュームも満点。朝のテーブルに華が咲いたような、賑やかな食を堪能できます。

JR指宿駅から無料送迎（要予約）で約5分の「いぶすき秀水園」は、「プロが選ぶ日本のホテル・旅館100選」の料理部門で、40年連続1位を受賞する温泉旅館です。客室は和のしつらえに心が和む居心地の良い空間。こちらの「和洋室 秀水の間（庭園側）」では、縁側に腰掛けながら庭園を眺めることができますよ。

大浴場や露天風呂では、源泉かけ流しの指宿の湯を堪能することができます。女性に嬉しい天然保湿成分が豊富な「美肌の湯」なので、お肌もすべすべになるそう♡サウナや貸切湯浴み処（有料）も利用できます。

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お待ちかねの夕食は、鹿児島近海で獲れた地魚や鹿児島で育った純粋黒豚「六白」など、鹿児島ならではの料理が味わえます。「あわびの素味噌焼き」「薩摩黒豚柔らか煮」といった宿オリジナルの逸品料理も魅力です。朝食でも「さつま揚げ」「さつま汁」などの鹿児島の味が楽しめますよ。料理長こだわりのお料理の数々に、おなかも心も大満足♪

出典：まーにむさんの投稿

「鹿児島空港」からバスで約25分、「雅叙苑前（がじょえんまえ）」で下車すると「忘れの里 雅叙苑」に到着。天降川（あもりがわ）沿いの敷地には茅葺き屋根の古民家が並び、それぞれが離れの客室となっています。全10室のうち、8部屋は100％源泉かけ流しの内風呂または露天風呂付き客室。タイムスリップしたかのような非日常を体験できるお宿です。

出典：

個性的な温泉が楽しめるのが、「雅叙苑」の魅力の一つ。特に、20tもの巨大な一枚岩を半年がかりでくりぬいて造り上げた、大浴場「建湯（たけるゆ）」の湯船は一見の価値ありです。貸切風呂「うたせ湯/ラムネ湯」はその名の通り、二酸化炭素ガスの溶け込んだ天然の炭酸泉。血行を良くする効果があるので、お湯から上がっても温かさが長続きしますよ。

出典：♥serina♥さんの投稿

夕食は、素材の持つ生命力を感じられる薩摩の郷土料理が中心のメニュー。黒豚の角煮や「だご汁」など、素朴ながらも体が喜ぶ料理を味わえます。朝食の焼き魚や卵料理は、好みの種類や調理法を聞いてから調理するという嬉しいサービスも。新鮮な野菜や地鶏にこだわった素朴でおいしい料理の数々に、体の中から癒されますよ。

しっかりボリューミーがうれしい。ヘルシーで健康志向が良い。まだ見たことない新しい食体験がしたい…。日本の温泉旅館なら、私たちのニーズに応えてくれる宿がきっと見つかるはず。食は、ひとつの幸せのかたち。朝も夜もおいしい♡そんな幸福を求めて温泉宿に旅をしませんか？きっと「また行きたいな」と思える食体験に出会えるはずですよ。