お部屋数が少ない宿で心からリラックス。「1日10組以下限定」の旅館・ホテル7選／長崎県

出典：ジョウさんの投稿

なにかとやることが多くて、1日や1週間があっという間に過ぎていく。休日に家で過ごしても仕事のことを考えてしまって、なんだか気が休まらない…。そんな日々が続くと、「解放されたい」「リフレッシュしたい」と思いますよね。疲れ切ってしまう前に、心と体にきちんとお休みをあげませんか？

そこでおすすめしたいのが、客室数が少ない小ぢんまりとした宿で、気ままにのんびりと過ごす旅です。いつもと違う環境に身を置けば、"やることリスト"から解放されて心がリラックスできるはず。心地良い空間でゆっくり過ごし、景色や温泉、おいしいごちそうに癒されるひと時。溜まっていた疲れもきっとほぐれていくはずですよ。

客室数が少ない小さな宿なら、落ち着いた雰囲気で、よりリラックスできるでしょう。他のお客さんと居合わせることも少なく、自分の別荘のようにプライベートな旅ができるはず。そこで今回は、長崎県にある「1日10組以下限定」の宿をご紹介。大人がくつろげる、落ち着いた雰囲気にも注目して選びました。"癒されたい、解放されたい"と思った時、ぜひチェックしてみて下さいね。

"癒しの楽園"とも呼ばれる五島列島。そのうちのひとつ、小値賀（おぢか）島にある宿です。人口2200人ほどのこの小さな島には、コンビニや大きなリゾート施設はありません。そのかわり昔ながらの風景と暮らしが残っていて、都会とは違うゆったりとした時間が流れています。古民家を改装した宿で、島の住民になった気分で過ごせますよ。

一棟貸し切りタイプの宿で、いくつかの集落の中に6つ古民家が点在しています。港が見える漁師町の家、路地の静かな家、歴史を感じる武家屋敷など、それぞれ建物の趣や地域の雰囲気が異なるので、選んだ家によって旅の印象も変わってくるでしょう。全てから解放されて、一から島暮らしをスタートさせるような、フレッシュな気分になれそうですね。

貸別荘スタイルの宿なので、基本的には素泊まりです。古民家にはIHキッチンや調理器具があり、地元の食材がセットになったプランもあるので、自由に食事を楽しめますよ。スーパーや商店で地元の人と会話をしながら買い物するのも、島暮らしの醍醐味の一つ。かまぼこやアオサなど、島の食材も取り入れて、五島列島の味をとことん満喫しましょう。食を通じて、地元に溶け込んだ気分が味わえますよ。

小さな島なので、気ままに散策したり、海を眺めながらボーっとしたりするだけでも癒されます。レンタサイクルやガイドツアーなども用意されているので、アクティブに旅を楽しむこともできますよ。連泊して、日によって楽しみ方を変えるのも良いですね。自分たちだけのオリジナルの旅を企画してみてはいかがでしょうか？

"癒しの島"とも呼ばれる五島列島は、日本でキリスト教が禁じられていた時代に、信者の方々が移住した地でもあります。列島の最西端にある福江（ふくえ）島には13の教会が残されていて、キリシタンの歴史に触れることができますよ。そんな福江島での滞在におすすめしたいのが、1日1組限定の宿「奥音（おくね）」。奥浦湾沿いの古民家をリノベーションした宿で、海と山に囲まれた島の自然を満喫できる場所にあります。

リノベーションされた古民家は居心地の良い空間で、センスの良さを感じます。襖は五島列島の海をイメージさせるようなデザイン。シンプルな中にも遊び心が感じられます。一棟貸し切りの宿なので、他の宿泊者が気になることもありません。目の前の海を眺めたり、好きな場所でお昼寝をしたり、気ままに散歩に出かけたり。日常から離れて、島でのスローライフを満喫できますよ。

食事付きのプランはありませんが、キッチンがついているので自分たちで好きな料理を作ることができます。島の新鮮な魚介類を調理したり、お庭でバーベキューを楽しんだり、別荘で気ままに楽しむような食事ができますよ。

目の前には、美しい海や島々の景色が広がっています。景色を見ているだけで解放感を味わえますよ。海の香りを感じながら好きな本を読んだり、満天の星に囲まれてお酒を飲んだり。疲れて凝り固まっていた心がほぐれそうですね。

長崎県を代表する温泉地のひとつ、雲仙。湯けむりが立ち込める雲仙岳の中腹に、「雲仙福田屋」はあります。2017年にオープンした「山照 -別邸-（やまてらす べってい）」は1日7組限定で、センスの良い客室で源泉掛け流しのにごり湯を楽しめますよ。

インテリアは民芸調の和モダンな雰囲気で、おしゃれでありながらホッと心が安らぎます。ワンランク上の客室設備もポイント。備え付けのBluetoothスピーカーで好きな音楽を聴いたり、無料ドリンクや本格コーヒーメーカーで淹れたコーヒーで好きな時にひと息ついたり。充実した時間を過ごせますよ。

別邸のお部屋は全室温泉風呂付き。温泉らしい硫黄の香りがする白にごり湯を、好きな時に好きなだけ楽しむことができます。他の宿泊客がいないから、心からリラックスできそうですね。足だけ浸かって景色を眺めたり、読書をしたりするのも気持ちが良さそうです。

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宿がある島原半島は食材が豊かで、魚介やブランド肉をたっぷり楽しめます。新鮮食材を使ったごちそうは、疲れた体に元気をくれますよ。食事処は鍋料理を楽しむプライベートダイニングと、目の前で調理してもらえる鉄板焼きレストランがあるので、好みのスタイルを選んでみてくださいね。

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雲仙の温泉街から少し離れた山の中に佇む、洋風の素敵な洋館。「レストハウス 森のしらべ」は、澄んだ空気の中でおいしい料理を楽しめる、"泊まれるレストラン"です。レストランは宿泊客以外も利用できますが、泊まれるのは1日に1組のみ。アットホームな雰囲気で、心からリラックスできるはずですよ。

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レストランは木の温もりがあるアットホームな空間。夏は開放感たっぷりの青空の下のテラスで、冬は薪ストーブの暖かさを感じながら、ゆっくりと料理を楽しめます。

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料理は素朴で心あたたまるメニュー。旅館や高級ホテルのような豪華絢爛なディナーとは違いますが、ほっと落ち着く味わいです。鮮魚のお刺身や、雲仙の和牛を使ったしゃぶしゃぶ、パスタやピザなど、様々なプランを選ぶことができますよ。ホームパーティーのような感覚で、気取らずにディナーを楽しんではいかがでしょうか。

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宿泊する時は、2階にある4部屋全てを1組だけで利用できます。天井が高いリビングスペースの他に、和室、ベッドルームもあるので、別荘気分で過ごせそうですね。リラックスタイムには、半露天風呂のような開放感がある貸切風呂へどうぞ。お湯は米ぬか湯で、美肌効果が期待できるそうですよ。すぐ側に自然を感じながら入浴して、日頃の疲れをゆっくり癒しましょう。

長崎空港から車で10分ほどの場所にある「ヴィラテラス大村ホテル＆リゾート」は、結婚式やパーティーに使われることもあるスモールラグジュアリーホテル。1日5組限定の高級感のある空間で、優雅な休日を過ごせます。カップルの記念日にもぴったりの雰囲気ですよ。

お部屋は全て広々としたスイートタイプ。どのお部屋も上品なインテリアでまとめられていて、おしゃれで洗練された雰囲気に気分が上がります。「プレミアムスイート-Luxury-」は眺望が良く、季節によっては大村湾にあがる花火を楽しむこともできるそう。ロマンチックな気分で滞在を楽しんではいかがでしょうか。

お風呂は全室大型のジャグジーバス。ジャグジーの泡で体をほぐせば、旅疲れや日頃のストレスが癒されるでしょう。海外ドラマのような、優雅なバスタイムを楽しんでみてはいかがでしょうか？

ディナーは、名門ホテルで修業を重ねたシェフによる王道フレンチ。近海で獲れた新鮮な魚介類や、シェフ自らが地元農家に足を運んで厳選した地野菜など地元食材がたっぷりで、土地の味を華やかな料理で楽しめます。希少なワインが揃うワインサーバーもあるので、いろいろと試してみてはいかが？ いつもと違うごちそうは、自分へのご褒美にぴったりですよ。

「旅亭 彩月庵」は、喧騒を忘れてゆっくり過ごせる温泉旅館。市街地から車で10分ほど離れているため落ち着いた雰囲気で、広々とした庭園を眺めながらのんびりと滞在ができますよ。また、宿がある平戸市は古くから国際貿易港として栄えた港町。城下町や、美しいキリスト教会、玄界灘の豊かなグルメなど様々な見所があるので、観光を楽しみたい方にもおすすめです。

お部屋は全10室。旅館らしいほっこりとした雰囲気に心が和みます。昔ながらの和室やベッド付きの和洋室、プライベート感のある離れなど6種類の客室があるので、自分に合うスタイルで滞在できるでしょう。お部屋によっては海を眺めることができ、時には漁火が見えることも。平戸の情景に心が癒されます。

各お部屋には専用の展望風呂または岩風呂がついていて、平戸の天然温泉をいつでも楽しむことができます。標準和室についている展望風呂からは、周囲の山々や平戸の街並みを見渡すことができ、爽やかな気分になれますよ。日頃の疲れも吹き飛びそうですね。

温泉に癒された後は、旅館らしい贅沢な和食をどうぞ。平戸市は、世界有数の豊かな漁場・玄界灘に面した港町。四季折々のおいしい海鮮がたくさんあります。おすすめは、たっぷりのヒラメのお造りがついた月替わりの創作会席。平戸ならではのプリプリの食感を味わって、幸せな気分に浸りましょう！

1日8組限定の「平山旅館」は、"島全体がパワースポット"とも呼ばれる美しい離島、壱岐島（いきのしま）にある旅館です。アットホームな雰囲気なので、高級な宿はちょっと緊張してしまう…という方にもおすすめですよ。写真のお部屋「月」は、温泉露天風呂と神社があるユニークなお部屋。壱岐島の神秘的な雰囲気を存分に感じられるでしょう。

「月」のお部屋に付いている露天風呂は、まるで秘湯のような雰囲気。神社に見守られながら入浴すれば、心まで洗われそうですね。温泉も特徴的で、1500年もの歴史があり、神功皇后が発見したといわれています。鉄分を多く含む赤褐色のお湯で、子宝の湯もいわれているそうですよ。神様にパワーをもらうような気持ちで、心と体を癒してはいかがでしょうか。

壱岐島は食材も豊富。昔から“豊穣の島”と呼ばれ、島内だけで自給自足できたのだそうです。ウニやアワビといった海産物、無農薬栽培で育った安心の野菜など、この土地ならではの味をたっぷり味わえますよ。滋味あふれる料理と女将さんのあたたかいサービスで、心も体も癒されるはずです。

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落ち着いた空間でゆっくりと心身を休めることができる、長崎県の小さな宿をご紹介しました。五島列島や壱岐島などの離島の宿は、日常を忘れてスローライフを楽しむのにぴったり。雲仙温泉でじっくり温泉旅行を楽しんだり、ラグジュアリーホテルで海外ドラマのようなひと時を楽しむのも良いでしょう。自分好みの宿を見つけて、心から癒されるひと時を過ごしてみて下さいね。