会津若松へ女子旅♪温泉と美味しいご飯が待っている旅館6選

出典：JoggerRさんの投稿

歳を重ねるごとに古いものに惹かれる人もきっと多いはず。江戸時代に城下町として栄えた会津若松市には、赤瓦の天守が珍しい「鶴ヶ城」や「会津さざえ堂」など歴史を感じる観光スポットが点在し、当時の日本家屋が残っています。「七日町通り」を散策すればタイムスリップをしたかのような気分を味わえて、懐かしさに浸る旅ができますよ。

会津若松市は歴史的建造物のほかに豊かな温泉やご当地グルメにも恵まれています。街歩きや食べ歩きを気ままに楽しんだあとは、旅館で温泉に浸かりながらおしゃべりするのも楽しいですよね♪せっかく仲のいい友達と出かけるなら、温泉もグルメも楽しめる宿で楽しい思い出を作りましょう。女子旅にぴったりの旅館をご紹介します。

会津若松駅から車で約30分、阿賀川を見下ろす高台に佇む「会津芦ノ牧温泉　大川荘」。周辺は豊かな自然が広がり、宿の目の前には「大川渓谷」があります。ロビーの大きな窓からは渓谷美が望めます。「会津若松駅」「芦ノ牧温泉駅」への無料送迎があるので車がない場合でも安心です。

人気アニメ鬼滅の刃の劇場版「無限城」の鬼舞辻無惨（きぶつじむざん）のモデルとなった宿では？と一時期、ファンの間で話題となりました。情緒たっぷりの吹き抜けのロビーや、「浮き舞台」など、風情を感じられるので、ファンでなくとも浮足だっちゃうはず。ファン仲間とならより楽しめそうです。

女子旅なら、お部屋は内装デザインや家具にもこだわった「宵待亭_木綿の間」がおすすめ。地元会津の伝統工芸を身近に感じることができますよ。窓から豊かな自然を眺められるおしゃれな客室に宿泊すれば、ガールズトークも弾みそうです。

露天風呂は渓谷の景色を楽しめるよう、棚田のように段になっています。源泉かけ流し温泉に浸かり、大自然を眺めながら川のせせらぎに耳を澄ませていると、心が穏やかになります。足湯や女性専用のねころび式麦飯石低温サウナなどもあるので、湯めぐりを楽しめますよ。

夕食はレストランホールで、地元の素材を活かした和会席をいただけます。その日に仕入れた新鮮な食材を活かした前菜や、会津名物・馬刺し、福島産和牛のステーキなど会津を楽しめる献立。朝食はビュッフェでいろいろな料理をいただけるので、あれもこれも食べたい女子にぴったり。

会津若松駅から車で約15分の「御宿東鳳」。高台にある立地なので、見晴らしも◎。宿は本館、タワー館、朱雀亭の3つの館から構成されていて、特に朱雀亭の最上階に位置する「彩（いろどり）」の眺望は抜群です！
会津木綿を用いたファブリックや郷土玩具のアカベコに温かみを感じられて、心地よく過ごすことができますよ。

夕食は会津若松の郷土料理をバイキング形式でいただきます。会津地方でお正月などに振る舞われる小汁（こづゆ）、まんじゅうの天ぷらなど、この土地ならではのメニューが豊富に並んでいるので、いろいろな郷土料理を味わえます。

食事を堪能したら、約1300年の歴史を誇る会津東山温泉に浸かって旅の疲れを癒しましょう。2つの露天大浴場があり、どちらも会津若松の街並みや、盆地を取り囲む山々を眺められます。棚田状に3つ湯船がある「棚雲の湯」は湯船が全身浴、半身浴、寝湯に分かれているので、お喋りをしながらいろんな湯船を楽しめますよ。

会津若松駅から車で約15分の「くつろぎ宿　新滝」。東山温泉街の中央に位置する純和風の温泉旅館です。客室は和室の他に、ベッドを備えたツインルームがあり。渓流沿いのお部屋は、川の流れる音に風情を感じられます。和スイートはベッドルームと居間が分かれていて、つい多くなりがちな女子の荷物を広げても余るほど広々としています。

食事は会津の郷土料理を現代風にアレンジした会席料理。地元のお豆腐屋さんから仕入れた生湯葉刺し、郷土料理のこづゆなど、地産地消にこだわった料理を楽しめます。地酒も30種類以上揃えてあるので、お酒好きさんも満足できますよ。

「くつろぎ宿　新滝」では東山温泉を源泉かけ流しで楽しめます。昔ながらの湯治場を現代風にアレンジした「わたり湯」、新撰組の土方歳三が療養に訪れた「猿の湯」など4種類の趣の異なるお風呂を楽しめます。渓流の音が自然のBGMになって、心身ともにほぐれます。温泉はさらさらとした肌ざわりで、美肌効果に期待できそうです。

「客室専用露天風呂付のスイートルーム　はなれ　松島閣」は、全8室がスイートルームの贅沢な旅館。全室に露天風呂が付いていますが、8室それぞれコンセプトが異なるので、どの客室にするのか友だちと選ぶのも楽しめそう♪チェックイン時の抹茶と羊羹のサービスも女心をくすぐります。

客室の露天風呂もいいですが、大浴場も広々としていて開放感抜群です。内湯や露天風呂から「伏見ヶ滝」を眺めていると、日常のせわしなさを忘れることができますよ。その他にも貸切風呂が6つもある贅沢さ。貸切風呂付のプランもありますよ。湯上り処では、ソフトクリーム・生ビール・麦茶などのサービスがあるのも嬉しい♪

夕食はお食事会場か部屋食のプランもあり。会津の食材を用いた会席料理で、焼き物かお鍋のメニューを選ぶことができます。メインの焼き物は会津和牛のステーキか会津和牛の庄助酒彩吟醸漬の2種からチョイス。鍋は会津地鶏鍋、庄助あわゆき豆腐鍋などの5種からひとつ選ぶことができます。

芦ノ牧温泉駅から車で約10分の「芦ノ牧グランドホテル」。宿のすぐそばを阿賀川が流れ、豊かな自然を感じられます。客室は渓流沿いの和室・和洋室、温泉街向きとあり、ベッドで寝たい場合は1日1組限定の和洋室をチョイス。フランスベッドでぐっすり快眠できますよ。

お風呂は全国でも珍しい、全面畳張りの大浴場。最初は畳にお湯を流して大丈夫かなと心配になりますが、慣れてくると滑りにくく風情もあり快適です。露天風呂から眺める豊かな自然と温泉で、心身ともにリフレッシュできますよ。

会津若松は内陸にあり海に面していませんが、夕食の大海老のお造りは自慢の逸品。他にも鮑の踊り焼きや、タラバ蟹のどぐろ塩焼きなど新鮮な海の幸を用いた会席料理が好評です。お米は会津産コシヒカリを使用。朝食は目の前で炊きたてを提供するなど、旅館でいただくような心配りも嬉しい。

先に紹介した「くつろぎ宿　新滝」の姉妹館である「くつろぎ宿　千代滝」。お部屋の鍵があれば徒歩約4分の「新滝」のお風呂も利用できますよ。木の温もりを感じる館内には地酒を楽しめるカウンターバーや、ライブラリーラウンジなど施設が充実しています。2020年にリニューアルした「ツインルーム」など、ゆったりサイズのベッドを配したお部屋は女子旅にぴったり。

最上階にある大浴場。内湯は豊かな自然を眺められるようガラス張りになっています。露天風呂からは城下町や山々を一望でき、夕暮れ時や街明かりが灯る夜に浸かれば風情満点。2階はヒノキの香りを楽しめる露天風呂があるので、友達と湯めぐりを楽しんでみては。

和食好きのビュッフェでいろいろ食べたい女子にぴったりです。夕朝食は和食中心の郷土の料理がずらりと並びます。夏季は一大産地である会津のアスパラガスが登場。郷土料理の「こづゆ」や、天ぷら、ローストビーフ、ソースカツ丼など、手作り感満載で食べきれないほど豊富です。朝食は炊きたての会津産コシヒカリによく合う、煮物、手作り豆腐、だし巻き卵など素朴なご飯がたっぷり！

会津若松は歴史を感じる観光名所や温泉、この土地ならではの郷土料理など、旅行で楽しみたい要素が沢山詰まっています。温泉旅館も風情があり景観の良い宿が点在しています。気心知れた女友達と訪れれば、リフレッシュできること間違いなし！温泉とご飯の美味しい宿に泊まって、今よりも元気になっちゃいましょう。