【福島県】自然に包まれたオーベルジュ&ホテル9選｜グルメな女子に◎

在来線でも首都圏から2～3時間で行くことができる福島県は、海の幸も山の幸も、思う存分味わうことができるのが魅力。「五色沼」のある裏磐梯や、日本百名山の一つ「安達太良山」など豊かな大自然に包まれて過ごせます。さらに、桃などのフルーツやトマトなどの新鮮野菜も、四季を通じてさまざまなものを楽しめます。美味しいものをいっぱい食べて、ちょっと気分転換したいなあというときには、特におすすめのスポット「福島」。溜まった日々の疲れを癒しませんか？

今回は、お肉や野菜、お米など旬の地元の食材をたっぷりと使ったお料理はもちろん、温泉や自然の雄大な景色に包まれて、非日常のひと時を過ごすことができるオーベルジュやホテルをご紹介しましょう。こっそりと一人で贅沢な旅を楽しむもよし、仲良しグループでワイワイ過ごすもよし。お腹も心も満たされる旅に出かけませんか？

「オーベルジュ鈴鐘」は、JR磐越西線「磐梯熱海駅」から車で約5分のところにある、磐梯熱海温泉の隠れ宿。全室「離れ」の客室と、豪華な懐石料理を堪能できる小さなホテルです。「藤・藍・青磁・利休・香・桜・絹」をイメージした7つの客室は、窓の外に広がる景色との調和にもこだわっています。すべての客室に天然温泉風呂が付いているのもうれしい。

まるで美術館でアートを鑑賞しているかのような、テーブルの上のお料理の数々。福島和牛の朴葉焼きや、桜鯛しゃぶしゃぶ、会津山塩でいただく天婦羅など、福島県内の自然の恵みを自在に操り、繊細で鮮やかな逸品に仕上げる料理長の技を楽しめるのは、オーベルジュならでは。SNS映えのお料理には、テンションも上がりそうですね。

不治の病に苦しむ御姫様を治癒したという伝説を持つ磐梯熱海温泉のお湯。トロトロとした感触で、お肌もつるつるになるといわれ、「美人の湯」と呼ばれています。全客室には温泉を引き込んだ内湯もありますが、広々とした風情あるサウナ付き完全貸し切り露天風呂も。もちろん、どちらにも入らないと！ですね。

「ふくろうのいる宿 オーベルジュ渓翠館」は、森の中のアットホームなお宿です。裏磐梯の森の中深い場所にあるので、都会から離れて、思いっきり自然を感じながら深呼吸したいという癒しを求める人にもおすすめ。お部屋は洋室や和室からお好みが選べます。「猪苗代駅」からバスに乗り「長瀬川入口」バス停で下車、停留所からは徒歩約1分のところにありますが、本数が少ないので、「小野川湖入口」バス停まで送迎を申し込むのがいいですよ。

夕食は洋食と中華の日替わりフルコースディナー。オーベルジュとしてはちょっと珍しい、本格中華のお料理を楽しめるのも魅力です。スペシャルディナープランでは、気仙沼産のフカヒレの姿煮込みや、フォアグラのソテーもいただけますよ♪前日の夕食が洋食だったときには、飲茶の朝食になります。本格点心の朝食も捨てがたいですね。

出典：Erena.さんの投稿

心が疲れているときには、懐かしい雰囲気の漂う和風のお宿に心が癒されるものですね。そんなときには、こちらの「すわや」がおすすめ。1日限定4組というこだわりのおもてなしと、落ち着いた和風建築の佇まいに、非日常感をたっぷりと味わうことができますよ。福島空港からタクシーで15分ほど、自然いっぱいの玉川村にあるお宿です。

出典：かわうそ氏さんの投稿

ゆったりとお風呂で過ごした後は、オーベルジュの醍醐味を和食で堪能しましょう。地元の素材を中心に厳選した食材を使い、気品ある和の風情で盛り付けたお料理の数々。前菜からお造り、焼物や煮物、デザートまでたっぷり味わいましょう。食事に合うお酒も用意してくれていますので、マリアージュも楽しんで♪山里の四季を感じながら、ゆっくりとお食事をいただきたいですね。

出典：まさるセグラさんの投稿

駅からは遠く、ちょっぴりアクセスは不便ですが、それだけに隠れ家に来たようなワクワク感もありますよ。各客室には、温泉を引き込んだそれぞれに趣の異なるお風呂があります。温泉を存分に楽しむ穏やかなバスタイムをどうぞ。

出典：エマニエル2号さんの投稿

「菜園オーベルジュすまいる」は、「田舎の泊まれるレストラン」をコンセプトにしたアットホームな雰囲気が魅力のオーベルジュ。地産地消を目指し、基本に忠実な、でもちょっぴり手間のかかる家庭料理が魅力です。「猪苗代駅」より車で20分ほどです。

出典：エマニエル2号さんの投稿

四季折々の新鮮な食材を使った体にもやさしいお料理は、誰にでも愛される味。子ども用の食事も手作りで、小さな子どもたちにも人気です。「菜園オーベルジュ」の名の通り、夏は、キュウリやミニトマト、ナスなどの野菜を自家栽培しています。野菜本来の味がしっかりとする新鮮なお野菜は、箸が止まらなくなりそう♪収穫体験プランが登場することもあるので、お楽しみに！

出典：エマニエル2号さんの投稿

周辺にはたくさんのスキー場があり、スキーやトレッキング、釣りなどを楽しむことができます。早朝に出発したいときには、朝食をお弁当形式で用意してもらえるそうですよ。予定があるときには、事前に相談してみてください。

「裏磐梯レイクリゾート」は、福島県内でも特に人気の高い景勝地「裏磐梯」にあるラグジュアリーなホテル。人気スポット「五色沼」まではわずかに徒歩3分という絶好のロケーションを誇ります。客室の窓から見える豊かな裏磐梯の森の景色は、まるで名画のよう。優しい雰囲気のインテリアにも癒されます。「猪苗代駅」からバスで約30分ですが、無料の送迎バスも利用できるので、時間を確認してご利用ください。

一流ホテルや高級料亭で経験を積んだ実力派のシェフたちが腕を振るうお料理を、バイキングで楽しめるバイキングレストラン「ヒバラダイニング」。福島県の郷土料理もたっぷりと味わうことができますよ。また、磐梯山を眺めながら和会席を楽しめるレストラン「和楽」や、1日数組限定のフレンチレストラン「メイプル」もあります。

ロマンチックな裏磐梯の絶景を鑑賞できる展望スポットもありますので、煩わしい考えごとから逃れて、のんびりと景色を眺めながら過ごすのもいいかも。むしろ体を動かしてすっきりしたいなら、トレッキングやカヌー、釣りなど、裏磐梯の自然を満喫できるアクティビティに参加してみるのもおすすめです。

「裏磐梯高原ホテル」は、「猪苗代駅」から無料の送迎バス（要予約）で約30分、自然豊かな裏磐梯にあります。インテリアの素敵なさまざまなタイプの客室がありますが、特に磐梯山と五色沼湖沼群の雄大な景色を満喫できる、マウンテンビュータイプのお部屋がおすすめ。窓の外に広がる絶景に、思わず見とれてしまいます。

夕食は、フレンチと和食があります。裏磐梯の新鮮な野菜をふんだんに使った、自然の恵みを実感できる本格フレンチのフルコースにするか、会津地方の郷土料理をベースにアレンジを加えた日本料理の会席膳にするか、悩みどころですね。お部屋にスイーツを用意してくれる女性限定のプランもありますので、女子旅や母娘旅などにもどうぞ。

お部屋からの絶景もさることながら、露天風呂からの眺望は圧巻！ホテル敷地内の源泉に、磐梯山の伏流水を加水した「源泉（加水）かけ流し」の温泉で、やわらかな肌触りが特徴。あまりの心地よさに、時間が経つのを忘れてしまいそうですが、のぼせないように注意してくださいね。

2023年4月にオープンした「EN RESORT Grandeco Hotel」は、ルームタイプが豊富なので、いろいろな旅で利用できます。眺望が良いのはもちろんのこと、実はゲレンデに隣接しているので、冬のリゾート旅には特におすすめ。周辺には絶景を誇る渓谷なども多く、春から秋にかけては散策やトレッキングが楽しめますよ。「猪苗代駅」から無料の送迎バス（要予約）を利用できて便利。

こちらのホテルでは、自然の恵みたっぷりのお料理が食べられます。こんこんと湧きだし、グランデコの自然の源であり続ける、小野川湧水。その水を出汁などのお料理でいただきます。料理長こだわりのメインに、後は好きなものを好きなだけ食べられるセミビュッフェスタイル。地元食材で作った小鉢を、花かごいっぱいに並べて"私だけのコース"を作る楽しみもあります。

ホテルの標高は、1040メートル。周辺には、文字通り山の中にポツンとあるので、夜は満天の星を見ることができます。昼間の裏磐梯の景色も見事ですが、夜の絶景もぜひお見逃しなく。くっきりと見える天の川は、感動モノですよ♡

「空の庭プチホテル」は、「二本松駅」から車で20分ほど、岳温泉の温泉街から少し離れた森の中にあるホテルです。森の木立に囲まれたちょっとメルヘンチックな雰囲気に包まれています。カジュアルでシンプルなお部屋もありますが、ちょっと贅沢するなら、こちらのような露天風呂付き客室がおすすめ。まさに森に抱かれているような感覚で、自然に溶け込む贅沢なひとときを楽しみましょう。

目の前に広がる広大なガーデンを眺めながら、本格的な洋食コースを堪能してみませんか？地元福島牛を使ったサーロインステーキは、絶品！オードブルやスープ、魚料理にデザートまで、たっぷりいただけて大満足できること間違いなし。さわやかな森の空気を感じながらいただく朝食も人気です。普段は朝ごはんを食べないという人も、旅先ならしっかり食べられるから不思議♪

施設の別棟には、テンションが上がりそうな可愛らしい輸入雑貨等を扱うセレクトショップ「地球市場」があります。アクセサリーや文房具、置物なども見ているだけでも楽しいですよ♪旅の思い出に、何か素敵なものを見つけて帰りたいですね。

「猪苗代駅」から車で約30分、福島県内でも最も人気のあるスポットのひとつ、裏磐梯の「五色沼」近くにあるホテルです。厳しい自然を敬いつつその豊かな恵みのなかで暮らす「北欧のライフスタイルと日本の心をつなげたい」がコンセプト。ホテル名もフィンランド語なんですよ。北欧と会津の文化が融合したおしゃれな空間で、リラックスしましょう♪

出典：daihann3さんの投稿

お料理は、フレンチスタイル。地元会津の米と味噌、シャキシャキ味自慢の高原野菜などの地元の食材に加えて、ジュンサイやナメコ、磐梯タケノコ、ワカサギなど野趣あふれる天然食材もたっぷりと。もちろん、お料理には日本有数の酒どころ「福島の地酒」も欠かせませんよ。食材だけでなく、食器も地元産や北欧の食器を多く取り入れているのも注目。

建物周辺の景色は、四季折々にさまざまに彩られます。心地の良い高原の風を浴びながら、のんびり読書をしたり、音楽を聴いたりと、自分だけの時間を過ごすプランも素敵ですね。晴れた夜には満天の星に出会えることもあり、心が洗われるようです。

出典：シモコシさんの投稿

いかがでしたか？東西に広い福島県は、地域が変わると気候風土が全く異なるのが面白いところです。何度来ても、新しい発見がありますよ。海も山も美しく、そしてその恵みを食でも一年中たっぷりと楽しめるのも魅力。そんな福島県のオーベルジュやホテルで、美味しい料理をいただく癒しの時間を過ごしてみませんか？