会津地鶏は冬が旬！会津若松で一度は行きたい地鶏料理が旨い7店＋α

会津地鶏は、会津地方固有の鶏と一般的な鶏を掛け合わせて生まれた鶏です。

現在飼育されている地鶏のルーツとなった会津地鶏の歴史は古く、なんと源平合戦の時代（！）にまで遡るのだとか。平家の落人が会津地方に落ち延びてきた際、ペットとして持ち込んだ鶏がその起源とされています。言われてみると、ちょっと可愛いですよね。

以前は「どこにでもいる鶏と同じ」と思われていましたが、昭和62年に鶏の血液を調べたところ、会津地方にしかいない固有種であることが判明しました。

その肉質は緻密で弾力があり、噛めば噛むほど肉の濃い旨みが感じられるのが魅力です。ここでは、そんな美味しい会津地鶏が食べられるお店を厳選して7軒と通販できる会津地鶏商品をご紹介します。

手軽に会津地鶏を味わいたいのなら、揚げたてのソース串かつが味わえる「串鶴（くしつる）」がおすすめです。

「串鶴」は飯盛山のふもとにある串揚げ専門店で、地元会津の食材や旬の食材を使った串揚げを手軽にいただくことができるんですよ。

「串鶴」で食べられる会津地鶏ササミ串は、ササミでありながらコクがあり、1本で満足できること間違いなし！

ササミだけで物足りない人は、卵の串揚げ「ばくだん」をどうぞ。

蕎麦とニシンの山椒漬けで有名な「ニ丸屋武蔵亭（にまるやむさしてい）」では、会津地鶏を使ったぜいたくな親子丼を食べることができます。

蕎麦屋さんなので、ベースとなるだしの旨さは折り紙つき。そこに地鶏の旨みも加わって、非常にリッチな味わいです。

JR会津若松駅から2.4kmほどと少し遠いですが「手打ちそば・うどん　徳一（とくいち）」に行ったら、ぜひ「会津地鶏そば」を召し上がってみてください。

風味豊かな蕎麦にパンチのある地鶏のつゆが絡んで、素朴でありながら忘れられない美味しさです。

地鶏の持つポテンシャルを引き出す食べ方と言えば、やっぱり焼き鳥は外せません。

会津若松市役所の比較的近くにある「さぶろく亭」では、シンプルisベストな焼き鳥を食べることができます。タレで食べれば地鶏の脂の持つ甘味とコクを、塩で食べれば地鶏の旨みを存分に味わうことができますよ。

「寫楽」や「山の井」といった会津と福島の地酒も豊富に取りそろえているので、焼き鳥を食べながら美味しい日本酒も楽しめます。

会津若松駅から車で約10分ほどの場所にある「一風亭（いっぷうてい）」では、会津地鶏のガラを使ってスープを仕込んでいます。そのスープは、あっさりしていながらもコクがある飲み飽きない絶品スープです。

会津地鶏の持つ旨みを存分に感じるのなら、シンプルなしょうゆラーメンが一番！

会津のご当地グルメ「ソースカツ丼」とのお得なセットもあるので、ぜひ一度足を運んでみてくださいね。

会津の美味しいものを味わうなら、「籠太 （かごた）」がおすすめです。郷土料理をメインにお酒が進む美味しいものがたくさんあります。

なかでも、女将さんが焼く「やきとり」はぜひ食べていただきたい逸品。「やきとり」のネタはその日の入荷状況によって変わりますが、「かわ」があったらぜひ注文しましょう！

しっとり上品な「鶏わさ」は、会津地鶏のもっちりとした肉質を堪能できます。

焼き肉と言えば牛や豚がポピュラーですが、「丸忠（まるちゅう）」では会津地鶏の焼き肉も食べることができます。

秘伝のタレに漬けこまれていても、肉の味がボケないのが会津地鶏のすごいところ。人気のお店なので、予約をしてから行きましょう。

と、ここまで「美味しい地鶏料理が食べられるお店」をご紹介してきましたが、ここからは「お取り寄せできる美味しい会津地鶏商品」をご紹介しましょう！

レトルトカレーであれば、手軽に食べられるだけでなく、日持ちもするのでお土産にもぴったりです。

美味しいカレーが食べたくなったら、会津若松市内の農産物直売所「まんま～じゃ」で「会津地鶏カレー」をゲットしましょう！なお、「まんま～じゃ」では会津地鶏の卵も販売されています。こちらは卵かけご飯にしてどうぞ。

地鶏の旨みたっぷりのじわっと辛い本格カレーは、ぜひ会津のお米と合わせてカレーライスで楽しんでくださいね。

もっと手軽に、そしてダイレクトに会津地鶏の旨味を味わいたいなら、「会津地鶏ラーメン」はいかがでしょうか？見た目はよくあるインスタントラーメンですが、味はまったく違います！鶏の旨みが効いたスープは最後の一滴まで飲み干せますよ。

会津地鶏の専門店「みしまや」さんのサイトから購入することができるので、ぜひ一度試してみてくださいね。「みしまや」さんでは、会津地鶏のお肉や他のレトルト商品も取り扱っています。お肉はシンプルに塩コショウでソテーしてどうぞ。

少しリッチに味わうなら「庄助酒彩吟醸漬（しょうすけしゅさいぎんじょうづけ）」がおすすめです。

こちらは、東山温泉にある「庄助の宿　瀧の湯」が製造・販売している味噌漬けの会津地鶏。お宿に泊まらなければ食べることができなかった贅沢な逸品ですが、通信販売でも購入できるようになりました！

味噌漬けなので、焼くときは火加減に注意して、ゆっくり時間をかけて焼いてくださいね。地酒はもちろん、ごはんにもぴったりです。

いかがでしたか？会津地鶏は、他の地鶏とは違った食感・旨味を持つ究極の地鶏といっても過言ではない食材です。

そんな会津地鶏を味わい尽くすのであれば、ぜひ会津地方へ足を運んでみましょう。肉の鮮度が違いますよ。一度食べれば、会津地鶏の虜になってしまうこと間違いなしです。