2016年12月24日

白銀の絶景を贅沢に眺めよう。雪見風呂が楽しめる温泉地&旅館5選
寒い冬は温泉でのんびり過ごしたくなりますよね。せっかくなら、この季節ならではの絶景、真っ白な銀世界を眺められる温泉にでかけませんか?今回は豪雪地帯にある泉質抜群な温泉地と共に、おすすめの温泉宿をまとめてご紹介します。ちょっと大人な温泉旅行にもおすすめですよ。のんびり温泉に浸かりながら、旅情をそそる冬限定の雪景色を楽しみに出かけませんか?
冬に温泉旅行へ出かけるなら、雪見風呂を楽しめる場所はいかがですか?寒い季節ならではの絶景と名湯に酔いしれる、素敵なスポットを厳選してご紹介します。
【秋田県】乳頭温泉
乳頭温泉で雪見風呂ならこのお宿:「秘湯 鶴の湯温泉」
鶴の湯には4種類の泉質の異なる源泉があり、
それぞれ白湯、黒湯、中の湯、滝の湯と呼ばれています。
その昔地元マタギの勘助が山の中で傷を温泉で癒しているのを見つけたのが鶴の湯の名前の由来だといわれています。
詳細情報
乳頭温泉郷 秘湯 鶴の湯温泉
秋田県 / 乳頭温泉 / 旅館
- 住所
- アクセス
- 盛岡ICより車で60分
宿泊した人の口コミ
元禄14年(1701年)開湯、秋田藩主の湯治場でもあった乳頭温泉郷最古の宿。予約がとれないことで知られる「秘湯」に念願叶って1泊。
4月下旬というのに、雪が残るダート道の果てに、関所のような門が見えてくる。入口の門を入ると、江戸時代にタイムスリップ。茅葺き屋根の長屋が並ぶ小路を浴衣を羽織った湯治客が歩いている。女性客が多い。
客室は、本陣(5室)、新本陣(5室)、東本陣(4室)、離れ本陣(2室)、1号館(3室)、2号館(5室)、3号館(11室) の7タイプ、全33室。他に、宿の配置図に離れ本陣(2室)というのがあったが、公式HPにも掲載されていないので、詳細不明。
1~3号館は共同トイレ、囲炉裏付は、本陣(全室)と新本陣5と東本陣1・5の8室。
今回は、東本陣の和室8畳、囲炉裏がない部屋。敷地の中ほどを川が流れていて、西岸に宿泊棟、東岸に温泉があるが、東本陣だけはその名の通り、渡り廊下をわたった東岸に建つ。雪解け水で川の水量が多い。
和室は懐かしさ漂う造り。広縁には椅子2脚とテーブル、窓は昔ながらのガラス窓。カーテンがあるだけなので、ひんやりする。冬の寒さはいかばかりか。広縁と客室との間が障子になっているので、広縁全体が断熱空間。トイレのドアもレトロ。無料WiFi、ポット、金庫はあるが、冷蔵庫がないので注意。テレビもないが、俗世から暫し離れるのもまたよし。
源泉は4つ(白湯、黒湯、中の湯、滝の湯)。半径50m以内に効能、泉質共に異なる4つの温泉が湧くのは珍しいのだとか。温泉は24時間入浴可能。内湯は男女共5つ、露天風呂は混浴・女性専用の2つ。つまり、女性は二つの露天に入れる。羨ましい。これ以外にも宿泊者専用の風呂(男女別の浴室と貸切風呂2室)があるが、内湯は総じて小さい。
何はさておき、混浴露天風呂(白湯)。乳頭温泉と言えば、誰もが思い描く写真の風景が広がる。日帰り入浴(10:00-15:00)の時間帯は混雑するらしいが、15時過ぎに行くと、誰もいない。乳白色の風呂の底からポコポコと源泉が湧き出る、足元湧出泉。風呂の底は小石が敷き詰められ、立って歩くと足の裏が痛いので、移動は体を浮かせながら手で、という仕儀に。湯につかりながら自然の懐に抱かれる時間は例えようもない。
その他の湯にも浸かってはみたが、露天風呂に勝るものなし。という訳で、食前・食後・朝と3度も浸かってしまった。
夕食(18:00~)は部屋出し。部屋出しなんて何年ぶりだろう、などと思いながら待っていると、田沢湖名物「山の芋鍋」を始め、山菜料理などの郷土料理が運ばれてくる。派手さはないが、出来立てなので、どれもみな美味しい。中でも岩魚の塩焼きは美味。たっぷり1時間半をかけての食事が終わる頃には、お腹も気分も満ち足りる。
朝食(7:00〜8:30)は、1号館1階の大広間で。部屋ごとにお膳の場所が決められていて、席につくとご飯と味噌汁を持ってきてくれる。山芋のとろろや岩魚の甘露煮、山菜など、田舎料理が美味しい。
外界と隔絶したような、時間と空間。高価な食材でなくとも美味しい料理はでき、豪華な設備がなくとも満足のいく時間が過ごせることに、改めて気づかされる。何より、乳白色の露天風呂は、至福の時間をもたらしてくれる。
【山形県】銀山温泉
銀山温泉で雪見風呂ならこのお宿:「仙峡の宿 銀山荘」
[泉質]
含硫黄・ナトリウム・塩化物・硫酸塩温泉
[効能]
胃腸病・神経痛・創傷・皮膚症・婦人科疾患・痔疾・リウマチ 等の疾病に良い影響を与えるとされる
[泉温]
源泉温度60℃
[加水加温]
急な湯温変動があった場合のみ、温度調節のため加水または加温を行います。
詳細情報
銀山温泉 仙峡の宿 銀山荘
山形県 / 銀山温泉 / 旅館
- 住所
- アクセス
- 国道13号線尾花沢市内よりお車にて30分。 JR利用のお客様は15:45の送迎あり(要予約)
宿泊した人の口コミ
銀山温泉行きのバス停から降りてすぐ裏に位置する旅館。市街地?からは5分ほど坂道をのぼる必要がありますが、雪景色のテンションもあいまって、特に苦痛ではなかったです。当館の売りポイントは寝湯のある温泉、特に露天風呂かと思います。一面の白銀世界を前に寝ながら疲れを癒せます。
春夏SALE4月15日(火)まで ※対象施設のみ
【新潟県】越後長野温泉
越後長野温泉で雪見風呂ならこのお宿:「妙湶和樂 嵐渓荘」
切り傷、やけど、冷え症、婦人病、神経痛、肩こり、病後回復期
などに効果的なナトリウム塩化物冷鉱泉。 あせもにもよく効きます。
詳細情報
越後長野温泉 妙湶和樂 嵐渓荘
新潟県 / 三条 / 旅館
- 住所
- アクセス
- ◆JR燕三条駅 → タクシー・バス約40分 ◆北陸道三条燕I.C → R289 → 旧下田村約45分
春夏SALE4月15日(火)まで ※対象施設のみ
【長野県】白骨温泉
白骨温泉で雪見風呂ならこのお宿:「白骨の名湯 泡の湯」
数ある温泉の中で、38℃前後の炭酸ガスを含有した硫黄泉は特に珍しいと言われます。
40℃以上の高温泉の場合、湯と炭酸ガスが分離してしまいます。泡の湯の「ぬる湯」は、含有したガスが身体に泡となって纏い、予想外の温浴効果をもたらします
詳細情報
白骨の名湯 泡の湯
長野県 / 松本 / 旅館
- 住所
- アクセス
- 【車の場合】松本ICより約60分【公共交通機関の場合】松本駅から松本電鉄線で約30分、新島々駅からアルピコ交通バス利用で約70分
宿泊した人の口コミ
以前に比べ立派な外観になった気もする。
悪路の続く長い林道を抜け開けた先に忽然と現れる、素朴な外観の方が秘湯の趣があった気もする。
以前は今と比べると風情豊かな秘湯の趣が漂うものだった。
当時は共同トイレに洗面所だった設備も新館では各部屋に備えられ、ベットすら用意され時代に対応した不便のない施設に移り変わっていた。
当時の趣を求める向きには、本館に宿泊すると体感できます、当然ながら本館をチョイス。
白骨と云うだけに湯の色は「白」の印象が強いですが、湯に含まれる炭酸分が、三か所ある湯口から流れ落ちる事でこの色に変色するもので季節や天気によって微妙に色は変化し、周囲の樹々も含め野趣豊かな露天風呂。
源泉の温度は40℃を下回るので、ぬるいと感じる事間違いない。
炭酸を含むため意外に保温効果があり、変に加熱・加水された湯よりは入りやすい。
本館客室。
室内は三部屋あり全て畳張り、以前は布団だったが今はベット。
二人で一晩過ごすには十分すぎる。
一息ついて早速露天風呂(混浴)へ、女性には湯あみ着があり安心して入れる。
時折バスが通り、車窓から露天風呂が見渡せるが気にすることもない。
男性の内湯から直接露天に繋がるが、女性は内湯と露天用の脱衣所が分かれているので面倒くさいらしい。
周囲の樹々と湯口から流れ落ちる湯の音と僅かな硫黄の香り、久し振りに温泉らしい温泉を味わえる。
料理は素材を過度に手を掛け風味を失くしてしまう料理が多い昨今、安心して食べられるものばかりで自分にはありがたい。
地酒は大雪渓、大信州、七笑とあった。
お食事処は個室でゆっくり食事が出来、食事を済ませ部屋に戻ると夜食が用意されており心使いが嬉しい。
春夏SALE4月15日(火)まで ※対象施設のみ
【岐阜県】平湯温泉
平湯温泉で雪見風呂ならこのお宿:「平湯温泉 もずも」

プライベートを重視した大人旅がしたいときは「もずも」に行ってみませんか?
詳細情報
大人の冬は雪見温泉旅できまり
名湯と雪の絶景が楽しめる素敵な温泉地とおすすめのお宿をまとめてご紹介しました。居心地が良すぎて、帰りたくなくなっちゃいそうな場所ばかりです。ちょっと長めの滞在計画を立てて、連泊したり、近隣のお宿を巡ってみるのもおすすめですよ。ぜひ雪の季節の旅を楽しんでくださいね。
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宿泊日
未指定
宿泊者数 / 部屋数
大人2名 / 1室