2016年04月03日

老舗の味から変り種まで一挙紹介!東京のたい焼きの名店9選

老舗の味から変り種まで一挙紹介!東京のたい焼きの名店9選

学校帰りや会社帰りに、通りを歩いていると甘くて香ばしい香りがふわっと漂ってくる…。季節を問わずについつい食べたくなってしまう「鯛焼き」。実は焼き方から材料までお店によって全く違うんです。今回は都内で食べられる鯛焼きの名店をご紹介します!

「たい焼き」の形の歴史

現在の「たい焼き」は今川焼きから派生したと言われています。文献によると鯛の形をした焼き型が普及したのは江戸時代頃。元々今川焼きをベースに色々な動物を模した形に焼いたお菓子が生まれましたが、その中でも縁起が良くて、さらには庶民はなかなか食べられない「鯛の形」をしたものが人気を博し、現代まで長く愛されるようになったのだそうです。

「たい焼き」の形の歴史50709

出典:トリカイさんの投稿

江戸時代から愛される、庶民の夢と餡がぎゅっと詰まった、縁起が良くて美味しいたい焼きは今でも身近な存在です。

「天然モノ」?「養殖モノ」?

たい焼き屋さんに行ったことのある人はお気づきかと思いますが、たい焼きの焼き方は2パターンに分かれます。たい焼きを焼くための「焼き型」には、1匹ずつ焼くタイプとタコヤキのように複数匹を一度に焼くタイプの2種類があり、それぞれ「天然モノ」・「養殖モノ」と呼ばれることも…。あなたのお気に入りはどちらか、ぜひ食べ比べてみて下さいね。

「天然モノ」?「養殖モノ」?50712

出典:spiceupさんの投稿

カリッと焦げた「オマケ」も美味しい「天然モノ」は熟練の技術で一匹ずつ丁寧に焼き上げます。

「天然モノ」?「養殖モノ」?50713

出典:taka-Cさんの投稿

まんべんなく火が通るからこそ再現できる、ふわっとした食感としっとりとした餡の舌触りが味わえるのは育ちの良い「養殖モノ」ならでは。

さっそく都内で味わえる、たい焼きの名店をご紹介します!

「天然モノ」の名店!東京三大たい焼き

【麻布十番】浪花家総本店

言わずと知れた「およげたいやきくん」のモデルになったことで有名なお店です。創業明治42年(1909年)とその歴史は長く、人に媚びない江戸っ子の気風の良さが味に出ていると評判の名店です。しつこくない甘さですっきりとした後味です。活気あふれる店内のイートインもオススメですが、持ち帰りの手土産にも。餡が透けるほどの薄皮は水分を含みすぎず、時間が経っても美味しいです。

「浪花家総本店」料理 50718

出典:hikari_gokeさんの投稿

中の餡が透けるほどパリパリの薄皮です。

「浪花家総本店」内観 50719

出典:うどんが主食さんの投稿

ケンカして海に飛び込むほど元気の良いたい焼きを、丁寧に一匹ずつ焼き上げます。

「浪花家総本店」料理 50720 大きめの粒あんがタップリ

出典:玉かずらさんの投稿

ホクホクとした食感の大粒の小豆がしっぽまでたっぷり入っています。

「浪花家総本店」外観 50721

出典:ユキングさんの投稿

麻布十番の雰囲気の中でひときわ目立つ味のある看板。目を引く赤いのれんが目印です。

浪花家総本店の詳細情報

5000

浪花家総本店

麻布十番、六本木、赤羽橋 / 甘味処、たい焼き・大判焼き、焼きそば

住所
東京都港区麻布十番1-8-14
営業時間
[月]  11:00 - 19:00 [火]  定休日 [水]  定休日 [木]  11:00 - 19:00 [金]  11:00 - 19:00 [土]  11:00 - 19:00 [日]  11:00 - 19:00 ■ 定休日 火曜日・水曜日
定休日
火曜日、水曜日
平均予算
  • ~¥999
  • ~¥999

【人形町】柳家

人形町にある甘酒横丁を少し入ると、何とも言えない香ばしい香りが漂ってきます。柳家は創業大正5年(1916年)と100周年を迎える老舗の名店です。店内から外まで伸びる行列に加われば、直火で焼きあがる「天然モノ」の鯛焼きの姿が見られます。ガラス板で仕切られていますが十分熱いので注意しましょう。次々と焼きあがるたい焼きはぜひ焼き立てで食べてみてくださいね!

「柳屋」料理 50725

出典:next doorさんの投稿

柳家の鯛焼きはうろこやしっぽの見た目の美しいのが特徴です。甘さ控えめの皮は内側がしっとり柔らかく、食感も大満足間違いなしです。

「柳屋」内観 50726 鯛焼は生火で豪快に焼き上げられる。

出典:Figaroさんの投稿

直火で焼き上げる「天然モノ」を間近で見られます。どんどん売れるので作り置きはほぼゼロです。

「柳屋」外観 50727 行列のできる老舗鯛焼屋の”柳屋”。

出典:routastさんの投稿

平日もスーツ姿の人が並んでいる姿を目にします。手際よく焼きあがるので長時間待ち続けるということは滅多にありませんが、次々と焼きあがるのをじっくり見守るのも楽しみの一つです。

柳屋の詳細情報

5000

柳屋

人形町、水天宮前、浜町 / たい焼き・大判焼き、ジェラート・アイスクリーム

住所
東京都中央区日本橋人形町2-11-3
営業時間
[月]  定休日 [火]  12:30 - 18:00 [水]  12:30 - 18:00 [木]  12:30 - 18:00 [金]  12:30 - 18:00 [土]  12:30 - 18:00 [日]  定休日
定休日
月曜日、日曜日
平均予算
  • ~¥999
  • ~¥999

【四ツ谷】わかば

大通りから少し奥まった閑静な通りにあるこじんまりとしたお店です。優しい雰囲気のお店に「あんこ」にこだわる一本気な情熱が見え隠れして何度も通いたくなる、ファンの心をがっちり捉えて離さない、そんなお店です。少し塩が利いたシャープな餡が、一匹残らずしっぽまでぎゅっと詰まっています。焼き立てを是非イートインで、お茶と一緒に頂いて欲しい逸品です。

「たいやき わかば」料理 50731

出典:samasamaのココロさんの投稿

たいやき好きの方もそうでない方も、ついつい笑顔になってしまう可愛らしい「願い」の込められたお皿で提供されるイートインが断然オススメです。

「たいやき わかば」料理 50732

出典:カメさん7さんの投稿

こんがりと焼きあがったたい焼きは5匹ずつ箱詰めでお持ち帰りができます。おうちで食べる際はフライパン等で軽くあぶって下さいね。

「たいやき わかば」内観 50733

出典:kanzanさんの投稿

丁寧に焼かれた後にふちをはさみで整えるまでの一連の流れはため息ものの手際の良さです。ひとつずつ焼き上げられた後でベルトコンベアで流れてくる焼きたてのたい焼きは、思わず目で追ってしまいます。

「たいやき わかば」外観 50734

出典:まめぞうさんの投稿

ついつい素通りしてしまいそうになるくらい、住宅街になじんだ外見です。朝9時からオープンなので外回りの際に、朝カフェ代わりに利用するサラリーマンも多いそうです。

たいやき わかばの詳細情報

5000

たいやき わかば

四ツ谷、四谷三丁目、曙橋 / たい焼き・大判焼き、カフェ、和菓子

住所
東京都新宿区若葉1-10 小沢ビル 1F
営業時間
[月]  09:00 - 17:00 [火]  09:00 - 17:00 [水]  定休日 [木]  09:00 - 17:00 [金]  09:00 - 17:00 [土]  09:00 - 17:00 [日]  定休日 [祝日]  09:00 - 17:00
定休日
水曜日、日曜日
平均予算
  • ~¥999
  • ~¥999

絶妙な火加減と餡のベストマッチが楽しめる名店!

【新橋】たい焼き 櫻屋

たい焼きの皮が好き!と言う人の夢を叶えるオススメのたい焼き屋さんが新橋にある「櫻屋」です。2匹の鯛で餡をサンドイッチにしたようなボリューミーな逸品です。皮はカリっと焼けていて、しっとりと炊き上げられた餡がたっぷりと入っているので、普通のたい焼き2匹分はあろうかと言う量がリーズナブルに楽しめます。平日は12:00~翌1:00までの営業と夜遅い時間まで食べられるのが嬉しいお店です。

「銀座たい焼き 櫻家 銀座本店」料理 50739

出典:TOMTOMさんの投稿

ふっくらと焼きあがる皮。餡を入れたら溢れちゃう!と一瞬不安になりますが、心配無用の厚焼き仕様です。

「銀座たい焼き 櫻家 銀座本店」料理 50740 厚焼きたい焼き

出典:飲みニスト0430さんの投稿

見慣れないシルエットですが、これが「厚焼き」です。

「銀座たい焼き 櫻家 銀座本店」外観 50741

出典:chika**さんの投稿

昼でも目立つ赤ちょうちんが目印です。

銀座たい焼き 櫻家 銀座本店

閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。

【池袋】福義(ふくよし)

池袋東口を出てヤマダ電機の裏手にある不思議なたい焼き屋「福義(ふくよし)」です。外観には「名代 たい焼」の文字、そしてその下には「ラーメン」の赤いのれん。創業50年以上のたい焼き屋さんなのに、ラーメンも美味しいお店なんです。もちろんたい焼き屋さんなので、お店には「たい焼を焼いている時間はラーメン等の販売は休止」との注意書きもあり、なんともユーモラスなお店です。この店のたい焼きは何と言っても餡と皮の不思議なバランスです。人形焼を彷彿とさせる「カリッ」「フワッ」「トロッ」の3拍子を堪能してください。

「福義」料理 50745 生地は薄めです。

出典:シッポナちゃんさんの投稿

真ん中の餡と両端の皮のバランスが絶妙です。餡好きも皮好きも仲良く美味しく楽しめます。

「福義」料理 50746

出典:カルグクスさんの投稿

均一にこんがりと焼きあがったたい焼きは「養殖モノ」ならでは。お腹と背中のふわふわの皮は外は「カリッ」中は「フワッ」と、アツアツが最高に美味しいです。

「福義」内観 50747

出典:行列のできるさんの投稿

次々と焼きあがるたい焼きの香ばしい匂いに引き寄せられて、気が付くとお店の前に。手土産にたくさん買う人が「1つだけ今食べます」とオーダーする姿も。

「福義」外観 50748

出典:leleさんの投稿

たい焼き屋さんだけど、ラーメンののれんが目印です。

福義の詳細情報

福義

池袋、東池袋、東池袋四丁目 / たい焼き・大判焼き、食堂

住所
東京都豊島区東池袋1-9-8
営業時間
[月]  定休日 [火]  12:00 - 17:30 [水]  12:00 - 17:30 [木]  12:00 - 17:30 [金]  12:00 - 17:30 [土]  12:00 - 17:30 [日]  12:00 - 17:30 だいたい、17時半ごろには終了されるとのことでした
定休日
月曜日
平均予算
  • ~¥999
  • ~¥999

【根津】根津のたいやき

谷根千散歩でたい焼きと言えばここ「根津のたいやき」です。1つ1つ焼き上げる「天然モノ」は驚くほどパリパリの薄皮です。少々小ぶりだから、中の餡までしっかりと熱くなっていて、かぶりついた瞬間に口の中に餡の甘さが広がります。尻尾の端の端、ギリギリまで完璧に詰められたつぶ餡と、時間が経ってもパリパリのたい焼きは試す価値あり。持ち帰りの袋にも湿気がこもらないように工夫されていて、細かな部分までこだわりを感じる名店です。

「根津のたいやき」料理 50752 鯛焼きのお姿 約93㌘

出典:玉かずらさんの投稿

一匹ずつ焼き上げるたい焼きならではの「焼きムラ」はまさに「天然モノ」の風貌。焦げた餡の香りが食欲をそそります。

「根津のたいやき」内観 50753

出典:うどんが主食さんの投稿

丁寧に焼きながらも下町のフレンドリーな接客に心が和むお店です。

「根津のたいやき」料理 50754 干物か!!

出典:ミニミニ大作戦さんの投稿

まるで「干物」の様な皮の薄さが美味しさの秘訣です。

「根津のたいやき」外観 50755

出典:djkenkenpaさんの投稿

赤い鯛のイラストが目印です。

根津のたいやきの詳細情報

5000

根津のたいやき

根津、東大前、千駄木 / たい焼き・大判焼き

住所
東京都文京区根津1-23-9-104
営業時間
[月]  10:00 - 14:00 [火]  10:00 - 14:00 [水]  10:00 - 14:00 [木]  10:00 - 14:00 [金]  10:00 - 14:00 [土]  定休日 [日]  定休日 ■ 営業時間 売り切れ次第早締めあり ■ 定休日 他不定休あり
定休日
土曜日、日曜日
平均予算
  • ~¥999

グルメなたい焼き好きなら一度は食べておきたい「変わり種」の名店!

【築地】さのきや

こちらは「たい焼き」じゃなくて「マグロ焼き」。鯛と違ってパンパンに詰まったマグロの身体を表現した見た目は手に取ると思わず声が出るほどの再現性です。「本マグロ」はパリパリの皮と小倉あん、「中トロ」はモチモチの皮に小倉あんと上品な酸味のアンズが入っていてついつい両方とも食べてしまいます。中の餡も十勝産最高級品種の豊祝を使用しており香り豊かな味わいです。築地に来たらマグロを堪能するついでに、甘いマグロにも挑戦してみましょう!

「さのきや」料理 50760 築地の本マグロ~♪鮮度バッチリ!熱々です(笑)

出典:ひろピョンさんの投稿

鮮度抜群焼きたてのマグロ!つるりとした見た目をバッチリ再現していて外国人観光客にも大人気の逸品です。

「さのきや」料理 50761 本マグロ(200円)

出典:ゆっきゃりんさんの投稿

本マグロは外がパリパリです。立体的なマグロのお腹に上品な甘さの餡がたっぷり詰まっています。

「さのきや」料理 50762 中トロ あんこと杏子♪

出典:ひろまめ27さんの投稿

中トロはあんず入り。こちらの皮はもちもちです。餡の甘さを引き立てるあんずの上品な酸味と香りが特徴的です。

「さのきや」外観 50763

出典:ソニー・クロケットさんの投稿

あんず色の看板の前にはいつでも甘い香りが溢れています。

さのきやの詳細情報

さのきや

築地、築地市場、東銀座 / たい焼き・大判焼き

住所
東京都中央区築地4-11-9 築地市場場外
営業時間
[月]  08:00 - 15:00 [火]  08:00 - 15:00 [水]  08:00 - 15:00 [木]  08:00 - 15:00 [金]  08:00 - 15:00 [土]  08:00 - 15:00 [日]  定休日 [祝日]  定休日 ■ 定休日 市場休市日
定休日
日曜日、祝日
平均予算
  • ~¥999

【雑司が谷】ひなの郷

鬼子母神で有名な雑司ケ谷にある「ひなの郷」では鬼子母神にちなんだ「子宝たいやき」が名物です。素直な甘さの餡と共に白玉と豆乳クリームがとろりとあふれる優しい味わいです。それだけでも十分に美味しいですが、個々の名物は季節によって変わる変わり種のたい焼きが訪れる人を楽しませてくれます。イチオシはエビチリとチーズの入った「鬼っこたいやき」、バナナクリームに白玉の入った「ひなのこころ」です。ぜひお気に入りのたい焼きを見つけてくださいね!

「ひなの郷」料理 50767 たい焼き

出典:nayuさんの投稿

しっかりと焼きあがった厚めの皮の中身は斬新な変り種がたっぷり詰まっています。

「ひなの郷」内観 50768

出典:よーこ@ハワイ大好きさんの投稿

鬼子母神駅の近くにあるお店です。お店の中でお酒も飲める甘味屋さんとして近所では大人気です。

「ひなの郷」料理 50769 強運子宝たい焼き断面

出典:nayuさんの投稿

中に紅白の求肥と真っ白な豆乳クリームの入った「強運子宝たい焼き」(※季節限定)

「ひなの郷」外観 50770

出典:acumoさんの投稿

駅徒歩1分!たい焼きののぼりが目印です。

ひなの郷の詳細情報

【五反田】ダ・カーポ

お店に入ってビックリ!食べてびっくり!のサプライズ満載のたい焼き屋さん「ダカーポ」はついつい人に自慢したくなるお店です。なんと言ってもアメリカンビンテージ雑貨やレトロなレコードを扱っている屋さんで、とびっきりのたい焼きが食べられます。元気いっぱいのおばちゃんが、オーダーしてから焼き上げてくれるたい焼きはどれも最高。「たい焼き」も「鯛玉」「鯛うどん」も「たい焼き通」を名乗るなら1度は食べるべき逸品ばかりの名店です。

「ダ・カーポ」料理 50774

出典:コビン・ケスナーさんの投稿

手渡される時にオーナーさんからもはっきり言われますが、ここのたい焼きは「必ず頭から食べること!」これは絶対のルールなのです。

「ダ・カーポ」料理 50775

出典:ユッキー@毎日ビール.jpさんの投稿

「鯛玉」は玉子とベーコンと水菜の入ったまるでカルボナーラのような味わいです。ランチタイムのハンバーガーやサンドイッチ代わりに食べる大学生やサラリーマンがひっきりなしにやってきます。

「ダ・カーポ」内観 50776

出典:rikueriさんの投稿

CDにレコードにTシャツからアンティークアクセサリーまで雑貨が盛りだくさん。でも安心してください、たい焼き屋さんです。

「ダ・カーポ」外観 50777 外観

出典:taityo2009さんの投稿

知る人ぞ知る名店。お店のオーナーさんは「ティモテー」のCM曲を製作したとか・・・伝説のお方です。

ダ・カーポ

閉業や休業等の理由により食べログに店舗情報が存在しないか、一時的な障害で店舗情報が取得できませんでした。

いかがでしたか?お店によってここまで違うたい焼きが都内には盛りだくさん!ぜひあなたのお気に入りの名店を見つけてくださいね!

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