2018年03月15日

京都の隠れた穴場。実は楽しいスポットいっぱいな一乗寺の観光ガイド
京都駅から北東へずっと進んだところにある一乗寺エリア。一乗寺エリアは京都の観光スポットとしては正直あまり有名ではないですが、でもだからこそ、美味しいグルメやおしゃれなスポットも存在する隠れ観光タウンなんです。今回は、京都らしいことだけでなく、ちょっと “ツウ” っぽく観光したい方のためにおすすめなスポットをご紹介します。メジャーではない観光地をめぐって、もっと色濃く京都を堪能してみませんか?
〈1〉ぱんのちはれ(pan nochi hare)
その話題のパンというのは「アイスメロンパン」です。その名の通り、サクサク生地のメロンパンの中にアイスがサンドされている斬新なパンで、近隣の方だけでなく遠方からも足を運ぶ方がいるほど人気なんですよ。
「アイスメロンパン」に次いで人気上昇中の「ピクニックサンド」は、グリルチキンとチーズとキャベツがサンドされたパン。キャベツはたっぷりと入っていて、野菜が不足しがちな方にもおすすめですよ。
ぱんのちはれの詳細情報
〈2〉つばめ
鶏肉と揚げ出し豆腐の定食は、低カロリーな鶏肉と、出汁の染み渡った豆腐がとても美味しいです。ごはんやお味噌汁、小鉢も付いてきます。ダイエット中の方にもぴったりですよ。
〈3〉AOW(アオ)
店頭に並ぶ自家製天然酵母のパンたちも、やさしい味わいで必食です。京都で定期的に開かれるマルシェなどのイベントに出店すると、完売必至なほどの人気なんですよ。
〈4〉葡萄ハウス家具工房
「葡萄ハウス家具工房」は小さな看板しか見当たらず、その存在を知らない人は素通りしてしまうかもしれません。しかしこちらには、素敵なアンティーク家具がたくさん並んでいるんですよ。
店内は、国内やヨーロッパ家具など年代モノが多くを占めていますが、お値段がリーズナブルなため、カフェを経営されている方なども買いに来られるんだとか。まさに穴場と言えますね。
綺麗な模様のヴィンテージガラスは、思わず手を取りたくなりますよね。知る人ぞ知る古小物の穴場で、あなただけの素敵な家具や小物たちとの出会いがあるかもしれません。
〈5〉大垣書店&cafe 高野店
高野店はお店の規模も大きいため、なんでも揃うのが魅力です。小説やノンフィクションもの、可愛らしい絵本など、自分に合った本を探してみてはいかがでしょうか?
〈6〉アカツキコーヒー
「タルトタタン」は、甘すぎないりんごのキャラメリゼが大人な味わいで、丁寧に焙煎されたコーヒーともよく合います。ゆったりと寛ぎたいときに足を運びたいカフェですよ。
〈7〉恵文社一乗寺店
無限にある本の中から自分に合ったものを探すって、とっても素晴らしくて楽しくて、わくわくすることなんです。こちらのお店では、そのお手伝いをそっとしてくれているような、あたたかくてやさしい雰囲気に包まれて、本選びを楽しむことができます。きっと、アンティーク調の家具やノスタルジックな空気感が、それを演出してくれているんでしょう。
また、おとなりにはギャラリーが併設してあるので、ぜひそちらも覗いてみてくださいね。期間ごとにアーティストと作品は変わるので、何度行っても楽しめるんですよ。お洒落なステーショナリーなども販売されています。
〈8〉モンティーク
「モンティーク」は、国内外の骨董品を取り扱うお店です。オーナー自らヨーロッパへ仕入れに行き、ヴィンテージ小物やブロカント、アンティーク家具などを輸入されています。
店内にあるのは味のあるものばかりで、オーナーのセンスの良さが伺えますね。貴重な年代物も多数取り揃えています。一点ものが多いので、気に入ったものはぜひその場ですぐに手に入れて帰りましょう。
とは言っても、大きいサイズ感のものはちょっと持ち帰れないですよね。そこでおすすめしたいのが、小皿やミラー、古いポスターなどの小さなアイテムたち。それらは、お部屋の壁にかけるだけで、とっても雰囲気が出るんです。
〈9〉りてん堂
「りてん堂」は、現在ではめずらしい、活版印刷のデザイン工房です。こちらでは、デザイナーや職人たちの仕事を間近に見ることができるだけでなく、オリジナル商品を手に入れることもできます。
工房には、ひらがな、カタカナ、漢字の活字がずらりと並んでいます。これらをひとつずつ丁寧に組み合わせて印刷していくんですよ。名刺や年賀状のオーダーは毎年絶えないんです。
「りてん堂」の活版印刷で仕上げられたハガキは味があり、パソコンの文字では出せない温かみを感じられます。便箋やハガキはその場で購入することができるので、ぜひチェックしてみてくださいね。
〈10〉萩書房
「萩書房」は、これまでご紹介した2軒の本屋さんとはまた違った雰囲気の書店です。ここでは古本だけを扱っています。京都で年に数回開催される古本市にも出店する、有名な書店なんですよ。
店内は狭く、細長い形をしています。天井まで伸びる棚には多ジャンルの本が所狭しと並びます。雑誌、教科書、小説などなど、京都で集められたさまざまな本がここに集まっています。
中には、1世紀ほど前のものや、現代人には解読し難い文章の本まで…まるで宝探しのような気分が味わえます。隈なく探してみると、貴重な出会いがあるかもしれませんよ。
一乗寺エリアの魅力を発見しよう

いかがでしたか?一乗寺周辺にはこのように、まだまだ知られていないスポットがたくさんあります。ラーメンだけでなく、美味しいパン屋さんやアンティークショップなど、カメラを向けたくなる場所もあるんです。今度の京都旅行はちょっと “ツウ” ぶって、一乗寺でのんびりと観光してみませんか?