一度は行きたい「関東の絶景カタログ」19選。感動的な景色に出会おう！

心が疲れてしまったときは、立ち止まってちょっとひと休み。日常から離れて、絶景を見に行ってみませんか？ 美しい景色の中でのんびり過ごせば、嫌なことを忘れてリフレッシュできるはず！

出典：KANATA.dさんの投稿

この記事では、「首都圏から日帰りや週末旅行で行きやすい場所」「リフレッシュしたい女性におすすめの場所」をテーマに、関東地方の絶景スポットを19件セレクトしました。それぞれ写真1枚でご紹介するので、ぜひパラパラ～っと気軽に眺めて、お出かけや旅行のヒントにしてみてくださいね。

山に囲まれた埼玉県の秩父は、雲海が発生しやすい地域です。特徴的なのは、条件が揃うと、街や工場夜景とともに雲海を見られるということ。雲の奥でキラキラと光る街は幻想的で、うっとりする美しさです。日常を忘れ、ファンタジーの世界に迷い込んだような気分を味わえますよ。

雲海が発生しやすいのは春と秋で、ピークは10月～11月頃といわれています。秩父は温泉地でもあるので、秋の温泉旅行がてらお出かけしてみてはいかがでしょうか？

“東京から一番近い棚田”といわれている、千葉県鴨川市の「大山千枚田」。日本らしい、昔ながらの田園風景が、ホっと懐かしい気持ちにさせてくれます。時間帯によって雰囲気が変わるので、しばらく日常を忘れてボーっと眺めてみてはいかがでしょうか。

棚田は一年中、様々な表情を見せてくれます。3～5月頃には水が張られ、空の色を鏡のように映しだします。朝日や夕日の時間帯は特に幻想的。美しい風景に、きっと心が洗われるはずですよ。

茨城県大洗町の「神磯鳥居」は、“神が降り立った地”と呼ばれる神秘的なパワースポット。荒波に耐え凛と立つ姿は神々しく、強さやエネルギーも感じさせてくれます。早朝には、鳥居の向こうに昇る朝日を拝むこともできますよ。

心地よい波の音に包まれて美しい風景を見れば、清々しい気持ちになれそう。鳥居のすぐ近くに「大洗磯前神社」という大きな神社があるので、ぜひそちらも参拝してみてくださいね。

栃木県茂木町の「焼森山」には、不思議な形をした黄色い花「ミツマタ」の群生地があります。山の中に広がるお花畑はどこかファンタジック。やや背の高いミツマタの花に囲まれていると、まるで妖精の森に迷い込んだような気分になります。

見ごろは例年3月中旬～4月上旬。カメラマンには、薄暗い森にドラマチックな光の線が差し込む早朝の時間帯が人気です。周辺はハイキングコースになっているので、ミツマタと森の空気に癒されながら、軽く体を動かしてみてはいかがでしょうか。

出典：JINiiiiNさんの投稿

埼玉県幸手市の河原に広がる「権現堂堤」。例年3月末～4月ごろになると、春らんまんの絶景に出会えます。桜の薄ピンク色、菜の花の黄色、空の青のコントラストが見事。春らしさを一度に楽しめて、ちょっとお得感のある絶景かもしれません。

例年桜まつりが開催されるので、露天でグルメを味わったりイベントを見たり、楽しく過ごせますよ。写真が好きな人にも、お花見を満喫したい人にも、のんびり散歩を楽しみたい人にもおすすめです。

出典：Naaaassomさんの投稿

四季を通じて彩り豊かな花々を楽しめる「国営ひたち海浜公園」。中でも4月中旬～5月上旬ごろに咲く「ネモフィラ」が評判です。青く小さなネモフィラが広大な丘を覆いつくし、まるでお花の海のような、メルヘンチックな世界を作り出します。

絵本の中に入り込んだ気分で、散策や写真撮影を楽しんでみてはいかがでしょうか？ 公園ではネモフィラの青をイメージしたグルメやお土産もあるので、充実した1日を過ごせるはずですよ。

「天空のポピー」とは、標高500mの高原に広がる1000万本ものポピーのお花畑です。遠くには山々が見え、まさしく天空に浮かんでいるかのような開放感の中でお花を楽しめますよ。

ポピーの見頃は、例年5月下旬～6月上旬ごろ。ゴールデンウィークにお出かけしそびれたという方、ぜひお花に癒されに行ってみてはいかがでしょうか？ 近くには「彩の国ふれあい牧場」や「秩父高原牧場」があり、動物たちとの触れ合いや、牧場グルメを楽しむこともできますよ。

栃木県「あしかがフラワーパーク」は、美しい「大藤」を見られるスポットとして大人気。アメリカのニュースチャンネルCNNで「世界の夢の旅行先」のひとつとして紹介され、日本のみならず海外からも注目を集めています。

日本古来の花といわれている藤は、カーテンのような咲き方が特徴的。風にゆらゆらと揺れる姿は、はんなりと柔らかい美しさがあり、癒されます。「あしかがフラワーパーク」では有名な大藤だけでなく、黄色や白、薄紅など350本もの藤の花を楽しめますよ。

栃木県の北部、那須塩原市にある「スッカン沢」は、秘境とも呼ばれる手つかずの自然が残る地域です。沢の水は場所によって青白く見え、その美しさから“スッカンブルー”と呼ばれています。清々しい青は、見る人の心まで潤してくれるようです。

渓谷沿いには「仁三郎の滝」「雄飛の滝」などの美しい滝が点在していて、滝めぐりを楽しむハイキングが人気。自然豊かな場所なので、しっかりと準備をしてお出かけくださいね。

群馬県・四万温泉の近くを流れる四万川の水は、“四万ブルー”と呼ばれ人々の心を惹きつけています。色は一定ではなく、時期や光の加減によってさまざまに変化するのだとか。初夏は新緑、秋は紅葉とのコントラストが美しく、どちらも絶景です。

この独特の色は、「奥四万湖」「四万湖」「甌穴」などで見られます。周囲5㎞ほどの人工湖である「四万湖」では、カヌーに乗ってのんびりと青の中を浮遊することもできますよ。

標高1500mほどの高原にある、オアシスのような「野反湖」。“天空の湖”と呼ばれる絶景スポットです。7月上旬〜中旬にはキスゲの黄色が湖の青と周囲の緑に映え、かわいらしいコントラストを楽しめまよ。

湖畔近くの展望スポットまで車で行けるので、ドライブがてら絶景を見ることができます。湖畔にはキャンプ場があるので、アウトドアが好きな方にはそちらもおすすめ。美しい景色の中に身を置いて、夜は星空に癒されてはいかがでしょうか。

ジブリ映画に出てきそうな風景だと話題なのは、千葉県君津市にある「濃溝の滝」です。トンネルのような小さな滝ですが、緑に覆われていて、独特の世界観があります。特に陽の光が差し込む時間帯は神秘的です。

秘境のような雰囲気ですが、観光バスが運行しているので、女性同士や女性のひとり旅でも比較的アクセスしやすいスポットですよ。「清水渓流広場」という整備された公園の中にあるので、森林浴も楽しんで、リフレッシュしてみてはいかがでしょうか。

群馬県沼田市で見られる「吹割の滝」は、“東洋のナイアガラ”とも呼ばれる豪快な絶景です。近くで眺めることができ、水しぶきが爽快な気分にさせてくれます。夏は緑、秋は紅葉に囲まれていて、その美しさに心が癒されます。

周囲には他にも様々な滝や景色の良いスポットがあり、森林浴をしながら滝めぐりを楽しむことができますよ。水しぶきで涼を感じ、森林浴でリフレッシュ。初夏～秋の旅行にぴったりです。

出典：ei-1さんの投稿

山全体が「日本寺」の境内となっている、千葉県の「鋸山」。初心者から上級者まで楽しめるハイキングコースや、日本最大の大仏、ジブリ映画「天空の城ラピュタ」に登場する遺跡のような採石場跡など、様々な見どころがある人気観光地です。

中でも絶景なのが、断崖に突き出た展望スポット「地獄のぞき」からの眺め。下をのぞき込むとスリル満点です！ 顔を上げれば、あたり一面の緑と、その向こうに広がる海を臨むことができますよ。開放感たっぷりで、リフレッシュできること間違いなしです。

埼玉県日高市にある「巾着田」。例年9月中旬〜下旬ごろになると、秋の始まりを告げるように「曼珠沙華（＝彼岸花）」が咲き乱れます。3.4ヘクタールもの敷地を埋め尽くす曼殊沙華。まるで赤いじゅうたんを敷いたかのような絶景です。不思議な形をした彼岸花は、近くで撮影してみるのも面白いですよ。

また、例年開花の時期には「巾着田曼殊沙華まつり」が開催されます。飲食店や物産販売店の出店が出て、辺りはにぎやかな雰囲気に。少し涼しくなってきた秋の風を感じながら、お花見を楽しんではいかがでしょうか。

出典：ノリαさんの投稿

関東地方の4県にまたがる「渡良瀬遊水地」。洪水調整などのために人工的に造られた場所ですが、珍しい動植物がのびのびと暮らす貴重な環境でもあり、ラムサール条約に登録されています。遊水地には様々なエリアがありますが、中でも1500ヘクタールもの「ヨシ原」は絶景。

夏は緑の、秋は金色の原っぱの中で、開放感を味わうことができますよ。また例年3月下旬ごろには、植物生育を促すための「ヨシ焼き」が行われます。広大な草原に火がつけられ、パチパチと燃え広がっていく様子は迫力満点。非日常感を味わえるでしょう。

出典：Lespoleさんの投稿

寒さ厳しい埼玉県の奥秩父には、冬の時期だけ氷の芸術が現れます。「三十槌のつらら」と呼ばれる天然のつららで、例年1～2月頃、ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場の下の河川敷で見ることができるます。夜はライトアップされ、より幻想的な雰囲気に。心がスッと洗われるような美しさです。

つららのシーズン中は「大滝氷まつり」が開催され、カフェでコーヒーや甘酒、アツアツのみそポテトなどをいただけますよ。寒さが厳しいからこそ、飲み物のあたたかさが身に染みそうですね。

出典：minadukiさんの投稿

一風変わった絶景を見てみたいという方、「首都圏外郭放水路」はいかがでしょう？ 洪水対策のため、つまり実用のために造られた地下水路ですが、“巨大地下神殿”や“埼玉のパルテノン神殿”と呼ばれ、非日常感を味わえるスポットとして注目を集めています。

見どころは何といっても、世界最大級のスケール。水を地下に取り込む「立杭」ひとつとっても、直径30m、深さ70mとゴジラのようなサイズ感です。見学会が開催されているので、一般の人もこの“巨大地下神殿”を見ることができますよ。

出典：あひる丸さんの投稿

もう一つ、“神殿のようだ”と注目されているスポットがあります。栃木県宇都宮市にある「大谷資料館」です。元々は採石場で、長年石を切り出されてできた地下空間です。現在は一般の人が見学できるようになっています。

ライトアップもされていて神秘的。映画「インディー・ジョーンズ」さながらの雰囲気で、冒険心がくすぐられます。数々のアーティストがPVを撮影したことでも知られていて、ここ最近人気を集めています。JR宇都宮駅からバスでアクセスできるので、気軽な日帰り旅行やひとり旅にもおすすめですよ。

出典：Shin studioさんの投稿

気になる写真はありましたか？ 東京をはじめ大きな街が多い関東地方にも、ハッとするような絶景スポットはたくさんあります。日常から離れて美しい景色を見に行けば、心が解放されてリフレッシュできるはず。気になった写真を元に、次の旅行の計画を練ってみてはいかがでしょうか。