【全国】浴衣や着物で歩きたくなる。和装が似合うまち10選

最近、京都や鎌倉など古い佇まいを残す観光地を訪れると、浴衣や着物姿の女性をよく見かけるようになりました。日本情緒あふれる観光地を和装で散策することは、海外の方はもちろんですが、日本人にとっても、日本のよさを改めて知るいい機会になるのではないでしょうか。

出典：LOVE J&Pさんの投稿

だけど着物なんて持っていないし、持っていても自分で着られない……。そんな人におすすめなのが、誰でも気軽にお試しができる「和装レンタル」です。着付けはもちろん、ヘアメイクや記念撮影などがセットになったおすすめのプランもいっぱいあり、着付け時間もお値段もお手軽♩

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そこで今回ご紹介するのは、「和装が似合うまち」です。着物や浴衣を着ると誰もが歩き方やちょっとした仕草にも女性らしさが出て、周囲の視線を独り占め……なんてことも♡

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そんな和装が似合うまちと言えば、やはり古都や城下町、温泉街など、日本の古き良き観光スポットではないでしょうか。今回は、着物や浴衣を着て散策したくなる全国の有名なまちをご紹介しましょう。

和装の似合うまち、と言えば、やはり京都ではないでしょうか。世界遺産や国宝に指定された数多くの神社仏閣、庭園、伝統的な町家や歴史ある町並みなど、どこを切り取っても絵になる景色ばかりです。清水坂～産寧坂～二年坂と続く清水寺の参道にはたくさんのお土産屋さんやスイーツ店、和雑貨のお店などが並び、着物を着て散策するのにぴったりの風景です。

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そして京都の中でも特に和装の似合うまちと言えば、京都を代表する繁華街・祇園も外せませんね。老舗の料理店やお座敷が軒を連ねる「花見小路」や、和建築が美しい「祇園白川」などは京の風情たっぷり♩本物の舞妓さんや芸妓さんと出会えるかもしれませんよ。着物を着てはんなり歩いてみてはいかがでしょう。

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日本の古都として人気の鎌倉もまた、和装の似合うまちではないでしょうか。山と海に囲まれた鎌倉は、今もなおたくさんの神社仏閣が残る由緒あるまちです。中でも「竹のお寺」として有名な「報国寺」は、1,000本もの竹林に覆われた壮大なお寺です。凛とした竹林の緑と艶やかな着物姿は、フォトジェニック間違いなし！

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そして鎌倉と言えば「小町通り」でしょう。小町通りは鎌倉駅から鶴岡八幡宮まで続く鎌倉のメインストリートです。カフェや雑貨屋さんなどが立ち並び、食べ歩きができる「はんなりいなり」や「鎌倉コロッケ」など人気グルメもいっぱい♩伝統工芸品でもある鎌倉彫にも出合えますよ。

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加賀百万石の城下町・金沢。歴史と伝統が息づく情緒たっぷりの町並みは、着物を着てのそぞろ歩きにもぴったりです。金沢で必ず訪れたいのが、日本三名園のひとつ「兼六園」ではないでしょうか。金沢の中心に位置しながら、豊かな自然と心が洗われるような静寂に包まれた庭園で、どの季節に訪れても素敵な景色に出合えます。

そして、和装で歩いてみたいのが「ひがし茶屋街」です。金沢にある3つの茶屋街のひとつで、石畳が敷かれた風情ある通りには殻格子のお茶屋さんがずらりと並んでいます。建物はお洒落な町家カフェだったり、格式ある割烹だったり、可愛い雑貨屋だったりで、着物を着てぶらりと散策するのにぴったりのまちです。

歴史と文学と温泉のまち「城崎温泉」。志賀直哉、与謝野晶子、有島武郎など、たくさんの文人に愛されてきた情緒あふれる城崎温泉は、兵庫を代表する温泉街です。お宿に到着したら浴衣に着替え、さっそく外湯めぐりに出かけましょう。城崎温泉は「外湯めぐり発祥の地」とも言われているんですよ。7つの外湯を制覇してみてくださいね♩

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大谿川の柳並木と太鼓橋、木づくりの情緒ある町並み。城崎温泉街には昭和レトロな建物が多く、カフェやスイーツショップ、雑貨屋さんなどが軒を連ねています。浴衣に着替え、下駄をカランコロンと鳴らし、タイムスリップしたような風景の中をゆるりと散策してみてはいかがでしょうか。また城崎温泉は、ライトアップが美しい夜の散策もおすすめです。

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国宝「犬山城」。愛知県の北端に位置する犬山は「尾張の小京都」とも呼ばれ、犬山城の城下町として栄えたまちです。犬山駅から犬山城までの城下町には、インスタですっかりお馴染みのカフェやスイーツショップが建ち並び、食べ歩きのまちとして賑わっています。レトロ感満載の横丁やB級グルメも充実。和装でまち歩きしませんか？

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そして、愛知県民が自信をもっておすすめする、犬山で着物が似合うスポットと言えば「博物館明治村」でしょう。明治村は明治時代をコンセプトにした野外テーマパークで、たくさんの重要文化財や遺産が保存されています。四季折々の自然も美しく、どこで撮影しても和装が絵になるアーティスティックなスポットです。

出典：ハピデリさんの投稿

蔵造りと呼ばれる古い土蔵や商家が建ち並ぶ川越は、かつては江戸時代の城下町として栄えたまちです。「埼玉の小江戸」とも言われ、今の東京では見られない江戸の面影を留めています。そこから一本横道に入った「菓子屋横丁」には石畳に沿って飴屋さんやお饅頭屋さんなどが軒を連ね、食べ歩きを楽しむのにぴったり。下町風情ただよう町並みは、和装がよく合いますよ。

縁結び風鈴で有名な「川越氷川神社」もまた、和装で訪れてほしいスポットのひとつです。夏限定で開催される「縁むすび風鈴」は、天の川に恋の願いが届くように、という願いが込められたイベント。2,000個以上の色とりどりの風鈴が飾られていて、その間を通ることもできるんですよ。暑い夏も少しだけ涼しく感じられそうですね。写真の絵馬のトンネルも忘れずに♩

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倉敷と言えば、川沿いに建ち並ぶ白壁の建物が美しい美観地区を思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。情緒あふれる町並みは、まるで遠い昔にタイムスリップしたかのよう。町並みだけでなく、古民家をリノベーションしたカフェや雑貨店なども人気で、建物も、川も、緑も、そして和装姿も、すべてが絵になります。

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かつて物資を積んだ川舟の往来で賑わった倉敷川。せっかく和装に身を包んだなら、その風情を味わえる「くらしき川舟流し」がおすすめです。ゆったりと進む舟に腰を下ろして眺める白壁の町並みは、地上からとはまた違った表情を楽しめます。そぞろ歩きの合間に、川舟に揺られてみませんか？

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天領の町として栄えた大分県日田市。なかでも豆田町は、豪商の蔵屋敷や酒蔵、長屋が今なお残るレトロ可愛いまちです。花月川と城内川に囲まれるように、江戸時代に建てられた建造物が建ち並び、まるで江戸時代にタイムスリップしたような風景が広がります。この地区一帯は国の重要伝統的建造物群保存地区にも選定されているんですよ。

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見どころは「御幸通り」と「上町通り」。そしてその2つを繋ぐ細い路地の数々。昔ながらの民家に加え、伝統工芸や郷土名物のお店、歴史資料館などが軒を連ねています。「九州の小京都」とも言われているだけあって風情もたっぷり。なまこ壁の屋敷や石畳が残るかつての城下町を、和装ではんなりと散策してみては？

出典：きみまささんの投稿

歴史、文化、自然が織り成す関東有数の観光地・日光。日光と言えば豪華絢爛な装飾で知られる「日光東照宮」ですよね。そして日光東照宮とともに「日光の社寺」として世界遺産に登録されている「日光二荒山神社」や「日光山輪王寺」もまた、日光を象徴するスポットです。

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世界遺産に登録されている「神橋(しんきょう)」は、二荒山神社の建造物で、日光の入口に架かる朱塗りの美しい橋。古くから神聖な橋として崇められている艶やかな色彩が美しく、和装で訪れる人が年々増えているんですよ。朱色と着物の華やかなコントラストを楽しんでみては？

出典：イモ太郎さんの投稿

岐阜県飛騨高山。古い町並みが残る通りには、江戸時代の佇まいそのままに、数多くの木造の商家や博物館などが並んでいます。そして散策で外せないのが高山グルメ！飛騨牛にソフトクリーム、みたらし団子、伝統の飛騨味噌醸造元や造り酒屋などもずらり。和装で食べ歩きが似合うまちです。

出典：atsu4さんの投稿

高山のシンボルと言えば、宮川に架かる赤い橋「中橋」でしょう。春は桜、夏は新緑、秋は紅葉、冬は雪と、どの季節に訪れても四季折々で味わいのある風景を楽しめます。赤い橋をバックに和装で写真を撮れば、きれいな写真になること間違いなし。着物を着て古い町並みに繰り出してみませんか？

いつもはパンツばかり履いている女子も、和装に身を包んだ途端、なんだか大和撫子にでもなったような気分♩着物ってそんな不思議な力がありますよね。目的地を古都やレトロな温泉街に決めたら、着物をレンタルしてみるのも素敵な思い出になるのではないでしょうか。いつもとはひと味違う旅を楽しんでみませんか？