「秋の北海道」が美しすぎる！ひと足早い紅葉＆秋絶景に癒されましょ【10選】

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雄大な自然とおいしいグルメの宝庫、北海道。夏の旅行先というイメージが強いかもしれませんが、秋もとってもおすすめ。なぜなら北海道では、本州とはひと味違う「秋色の絶景」を楽しめるんです！

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北国である北海道の森は針葉樹と広葉樹が混ざっている所が多いため、本州とは少し違う、独特の色合いの紅葉が見られるといわれています。また、サンゴソウなど貴重な植物の紅葉や、広大な大地に広がるお花畑など、北海道ならではの秋の風景がたくさんあります。

あたたかな色に染まった北海道の大地は、まるで絵画のような美しさ。疲れた心を明るく鮮やかに塗り替えてくれるかのようです。北海道の紅葉は早く、例年8月下旬から色づきはじめ、9月中に見ごろを迎えるスポットもあります。この秋は、非日常的な風景に癒されに北海道へ行ってみませんか。

この記事では、北海道の紅葉&秋絶景スポットをご紹介します。景色の楽しみ方や周辺スポットの情報もご紹介していくので、ぜひ秋の旅行の参考にしてみてくださいね。

不思議なブルーの水面と立ち枯れた木々が印象的な「青い池」。ここで撮影された写真がMacの壁紙に採用され、一躍有名になった絶景スポットです。キレイな青い色は一年中楽しめますが、その中でも周囲の木々が鮮やかに色づく秋は、ハッとする美しさ！ まるで絵本の世界のような、ファンタジックな景観を楽しむことができますよ。

すぐ近くに駐車場があり、アクセスは楽々。池のほとりで、絵本の世界に迷い込んだような気分を楽しんではいかがでしょうか。静かな雰囲気の中で過ごすなら、観光客が少なめの早朝がおすすめ。紅葉と池の鮮やかな色を楽しむなら、日が昇っている午後早めの時間帯がおすすめです。池の周辺を散策しながら、自分だけのお気に入りショットを撮影してみてくださいね。

「三国峠」は、標高1000メートルを超える、北海道でもっとも高い場所にある国道です。周囲は見渡す限り森、森、森。大樹海の紅葉は、まるで大地に敷かれたじゅうたんのようです。紅葉の中にゆるやかなカーブを描く「松見大橋」が、景色の美しさをさらに際立たせています。

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紅葉の中をのんびりドライブして、絶好のビュースポット「三国峠展望台」へ。車から降りて、壮大な景色を心ゆくまで堪能できますよ。展望台には、レトロな雰囲気で旅人たちに人気の「三国峠cafe」もあります。ほっこり落ち着く雰囲気の中、こだわりのコーヒーやカレーを味わってはいかがでしょうか。

「能取湖」は網走市街から車で約15分の場所にある湖。形や色がサンゴに似ている貴重な植物、サンゴソウの群生地として有名です。これだけの数のサンゴソウを見られるのは「能取湖」ならでは。9月から10月頃はサンゴソウが紅葉し、深紅のじゅうたんのような絶景を見ることができます。

秋晴れの高い空と紅葉したサンゴソウのコントラストは美しく、清々しい気持ちになれる風景です。木道が整備されているので、真っ赤な湖の中を歩いて行く、非日常的な体験を楽しめますよ。珍しいサンゴソウの形にも注目しながら、北海道の秋ならではの散歩を楽しんではいかがでしょうか。

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美瑛町にある「四季彩の丘」は、四季折々の花を楽しめる観光ガーデンです。丘の傾斜に沿ってゆったりと広がるお花のカーペットは、どこかのんびりとした気持ちにさせてくれますよ。秋が見ごろの花々は落ち着いた色合いで、春や夏とはひと味違う魅力があります。

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「四季彩の丘」では、バギーやカートに乗ってのんびり周遊することもできます。縞模様のカラフルなお花畑の中をドライブしていると、メルヘンの世界に迷い込んだ気分に。秋風に運ばれてくる花の香りが、心をそっと癒してくれそうですね。

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美瑛町は、丘を切り開いた畑が広がる町。なだらかなカーブを描く畑はのどかな雰囲気で、ほっこりと優しい気持ちにさせてくれます。秋は黄色く色づいたカラマツと、雪化粧をした十勝岳とのコントラストが見事。絵はがきのような絶景をゆったり眺めてはいかがでしょうか。

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「パッチワークの路」は、ドライブしながらのんびり楽しみましょう。ところどころに点在するカフェで休憩するのもおすすめですよ。時々立ち止まって、絵になる風景を写真におさめるのも良いですね。秋の風に吹かれて、心地よい時間を過ごせそうです。ちなみに畑は私有地ですので、立ち入らないようにご注意くださいね。

阿寒摩周国立公園内にある「オンネトー」は、原生林に囲まれた小さな湖。ブルーやエメラルドグリーンなど、時間帯や天候によって湖面の色が変化することから、別名”五色沼”と呼ばれています。秋は、神秘的な湖面に反射する色とりどりの紅葉が見事です。

風のない早朝は、鏡のようにピンと張りつめた湖面を見ることができます。湖岸に駐車場があるので、車で気軽に訪れられるのも魅力。もう少し自然と触れあうなら、約800メートル、片道20分ほどの散策路をのぼって、展望台まで向かってみましょう。散策路は自然林に近い状態なので、準備や熊対策を忘れずに。

北海道の中央部には、アイヌの人々から“カムイミンタラ（＝神々の遊ぶ庭）”と呼ばれてきた雄大な山群があります。その主峰である「旭岳」は、日本で一番早く紅葉が見られる場所として知られています。壮大な山が色づく、スケールの大きな絶景が見られますよ。例年の見ごろは9月。ひと足早く、秋の風情を感じてみてはいかがでしょうか。

「旭岳」の紅葉は、ロープウェイや1周約1時間の散策コースで楽しむことができます。ロープウェイから見下ろす紅葉の山肌は圧巻！ 空中散歩しているような気分になれますよ。山の天候は変わりやすいので、事前にしっかりと準備をしてチャレンジしてみてくださいね。

希少な動植物の生息地として、世界自然遺産に登録されている知床。その中でも、「知床五湖」は比較的気軽に行ける紅葉のおすすめスポットです。秋は原生林に囲まれた湖と紅葉のコントラストが美しく、絵の具のように色彩豊かな絶景を楽しむことができますよ。

「知床五湖」を見に行くには、高架木道と自然遊歩道の2つのルートがあります。気軽に楽しむなら、バリアフリー対応の高架木道がおすすめ。往復約1.6㎞で、開放的な気分で大自然を感じることができますよ。

「定山渓」は、札幌市の人気温泉地。札幌市中心部から1時間ほどでアクセスでき、壮大な紅葉を楽しむことができます。温泉街でのんびりしつつ、色づいた木々に包まれる、癒しの紅葉刈りができますよ。

温泉街から渓流沿いの散策路に入っていくと、さらに深い紅葉が視界に入ってきます。赤い欄干が映える「二見吊橋」付近は特にフォトジェニック。他にも絵になるスポットが多いので、カメラを片手に散策を楽しんではいかがでしょうか。

大雪山国立公園にある「層雲峡」は、渓流沿いの鮮やかな紅葉が楽しめるスポットです。「紅葉谷」をはじめ紅葉の名所が多く、いくつもの絶景に出会えますよ。特徴的なのは、「銀河の滝」と「流星の滝」。断崖絶壁、流れ落ちる滝、オレンジや黄色に色づく木々のコラボレーションが美しいです。

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「層雲峡」の紅葉の名所は車でも行けますが、散策コースがあるので歩いてみるのもおすすめです。景色を眺めながら澄んだ空気の中を歩けば、爽やかな気分になれるはずですよ。

秋の北海道では、絵の具のように色鮮やかで、雄大な紅葉を見ることができます。どれもこの世のものとは思えない美しさ。絵画のような風景の中に身を置いて、非日常的な気分を味わってみませんか。スーッと穏やかな気持ちになり、癒されること間違いなしですよ。森に入る際はヒグマや天候の変化に気を付けて、北海道の秋を楽しんでくださいね。