秋の京都を1泊2日で満喫♩紅葉をたっぷり楽しむ旅行のモデルコース

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四季折々の魅力を持つ京都。なかでも紅葉シーズンは、古都・京都ならではの雰囲気を楽しめるとあって、毎年たくさんの人が訪れています。日中見る紅葉はもちろんのこと、夜のライトアップされた紅葉もまた幻想的な雰囲気なのでぜひ堪能してほしいところ。今年の秋は忙しさに追われる日常を忘れ、京都の美しい風景に癒されましょう♪

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今回は秋の京都を1泊2日でたっぷり楽しむ旅行プランをご案内していきます。紅葉の名所を巡るのはもちろん、パワースポットの神社を参拝したり、京都の人気グルメを堪能したり、素敵なホテルに宿泊したりと、思う存分秋の京都を満喫できるプランにしています。美しい京都を2日間でたっぷり楽しみましょ◎

荷物を預け、身軽になったところでまず最初に向かうのは、京都駅からほど近い「東福寺」。東福寺はいくつもある紅葉の名所の中でも特に有名で、紅葉シーズンには毎年多くの参拝客が訪れます。その人気の理由は「通天橋」からの眺め。通天橋から見渡す紅葉の風景はまるで真っ赤な雲海のようで、あまりのきれいさにうっとりします。時間を忘れ、じっと見ていたいほどですが、秋は特に混み合うので譲り合って鑑賞しましょ。

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その通天橋方面の景色を見ることのできる絶景ポイントが、東福寺の中で下流側に架かっている橋「臥雲橋(がうんきょう)」。紅葉の絶景を無料で見られるというだけあって、紅葉のピーク時にはとても混み合うので覚悟が必要です。

東福寺はまた、そのスケールの大きさもぜひ体感してほしいところ。禅宗のお寺として最大級の規模を誇り、境内には国宝の「三門」をはじめ、ご本堂である「法堂」や市松模様のお庭がある「本坊」など紅葉以外の見どころもいっぱいあります。じっくり見て回り、自分の好きな景色や場所をさがしてみてはいかがでしょうか。

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皇室の菩堤寺としても知られる「泉涌寺」の紅葉の特徴は、赤や黄色といった色とりどりのコントラストを楽しめること。その景色を見るためだけに訪れる人も少なくありません。また、泉涌寺は女性にうれしい美と縁結びのご利益でも知られているお寺。美しい紅葉も見たいけど縁結びのお願いもしたいな…という欲張りな女性にとってもおすすめのスポットですよ。

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鮮やかな紅葉を楽しんだあとは、少し移動して「南禅寺 順正」でランチにしましょ。京都といえば美味しい湯豆腐や湯葉が有名ですよね。順正の「ゆどうふ」は、敷居の高い豆腐料理店が並ぶ中、比較的気軽に美味しい湯豆腐が食べられるとあって人気なんです。あたたかい湯豆腐は身体を芯からポカポカにしてくれるので、肌寒い秋の季節にぴったりですよね。

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美味しい湯豆腐をいただいて身体をあたためたあとは、敷地内にある回遊式庭園をのんびり歩いてみてはいかがでしょうか。丁寧に手入れされた庭園は美しく、見ているだけで癒されること間違いなしです。

身体があたたまったところで「南禅寺」を散策♪南禅寺は京都にある禅寺の中でも、別格の位をもつ由緒正しきお寺です。境内に入ってすぐ目にするのは、壮大な「三門」。紅葉がとっても映え、まるで絵画のように美しい景色が望めます。三門に登ると紅葉に燃ゆる京都市街を一望できるので、ぜひ上ってみてくださいね。

南禅寺本堂のそばにある「水路閣」は、琵琶湖の水を引く水路として建てられた橋です。このレンガ作りのレトロな雰囲気がとても素敵で、映画やドラマのロケ地にもなっているんですよ。水路閣の渋い赤と、紅葉の赤のコントラストは儚げで美しく、心の中が鎮まるような感覚を得られます。

世界文化遺産のひとつ「賀茂御祖神社」こと通称「下鴨神社」。京都の中心部からほど近い場所にあり、境内に入ってすぐの場所に広がる「糺の森」は圧巻です。糺の森は木々が生い茂る広大な空間で、深呼吸しながら歩いていると心地よい時間が過ごせますよ♩

パワースポットとしても注目を集めている下鴨神社ですが、中でも女性の参拝客に人気なのが縁結びの神様を祀る末社「相生社(あいおいのやしろ)」。横には「連理(れんり)の賢木(さかき)」と呼ばれる御神木があり、木に結わえられた鈴緒を鳴らすと良縁に恵まれると言われています。ひとつとして同じ柄がないお守りや、源氏物語にちなんだおみくじなど授与品にもご注目を◎

相生社とあわせて訪れておきたいのが、下鴨神社の境内にある「河合神社」。河合神社は鏡絵馬に自分のメイク道具を使ってお化粧すると、外見も中身も綺麗になれるという言い伝えがあり、美顔祈願したい女性にはうれしい神社なんです。

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たくさん歩いて小腹も空いてきたところでおやつにしましょう♪下鴨神社のすぐそばにある「出町ふたば」は、行列の絶えない老舗の和菓子店です。看板商品はふっくらふわふわな「名代豆餅」！上品な甘みと大豆の風味をしっかり感じられるお餅は、一度食べると病みつきになるんです♡お餅はつきたてなので、できるだけ早く食べてもちもち食感をたっぷり味わいましょ。

夕暮れ時の紅葉を見に「京都御苑」へ移動します。京都御苑の紅葉は夕方の時間帯が特に美しいと言われており、紅葉している木々から差し込む夕日がなんとも幻想的な光景…。ゆったりとした時間の中で、いっしょに来ている彼や友達とおしゃべりを楽しんではいかがでしょうか。

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紅葉シーズンの苑内では、芝生の上に降り積もった落ち葉が敷き詰められ、全体が美しく染まります。なかでもイチョウの木の下には黄色の絨毯ができあがり、木の周辺には多くの人が集まるほど人気なので、ぜひチェックしてみてください。苑内にはベンチがたくさんあるので、ベンチに腰掛けて先ほど購入した豆餅を味わうのもいいですよ♩

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京都の繁華街、四条河原町の中心に2020年9月末にできた「三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺」。ここは全国的にもめずらしい、寺院と一体化したホテルなんです。お寺を身近に感じてほしいという住職の願いを形にしたホテルは、各所で京都らしさを感じられる造りになっています。

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このホテルでは、お寺と一体化したホテルだからこその宿泊プランがあります。それは、「浄教寺」の朝のお勤めを体験できるプラン。いつもの旅とはひと味もふた味も違った京都らしい朝を迎えられるので、予約の際はぜひこちらのプランを押さえましょう！

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ホテルのチェックインを済ませ、ちょっとだけ休憩したら少し早めの夕食へ出かけましょう。河原町にお店を構える「志る幸」は昭和7（1932）年創業の味噌汁の割烹です。名物のお味噌汁には京都特有の白みそが使われており、他県から訪れた人はその味噌の美味しさに驚くほど。

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志る幸の定番人気メニューは、ご飯・お味噌汁・おかずがセットになった「利久辨當(りきゅうべんとう)」。ご飯が扇形になっていて、見た目も可愛らしいですよね♩京都らしいやさしい甘さのお味噌汁は、疲れた身体に染み渡ります。心休まるひとときをどうぞお過ごしください◎

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「もみじの永観堂」と古今和歌集で詠われるほど、古来より親しまれてきた「永観堂」。正しくは「禅林寺」といい、京都一人気の紅葉スポットです。日中の風景もいいですが、日没後のライトアップも一層の美しさを誇るのでぜひ訪れてみましょう。約3,000本ものモミジが燃え盛る様子は圧巻で、この旅イチの思い出になるかも。

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紅葉をすっかり満喫したところでホテルへ戻ります。三井ガーデンホテル京都河原町浄教寺の客室はツイン・トリプル・クイーンとタイプがあって、女子旅やカップル旅でも利用しやすいですよ◎すっきりスタイリッシュなデザインのため、1日歩いて疲れた心身をゆっくり休めることができますね。

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そしてホテルには大浴場が付いているのもうれしいポイントです！朝からフル稼働で観光してきた1日。歩き疲れた身体をゆっくりお風呂に浸かって癒してあげて、2日目の朝のお勤めに備えて早めに就寝しましょ。

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翌朝早く目覚めたら、お楽しみの朝のお勤め体験へ。宿泊者しか体験できず、御朱印帳を持っていれば住職に記帳していただけるので、とても貴重な時間になるはずです。清々しい朝を迎えられたあとはホテルのレストランで朝食を。素材にこだわった料理は、起き抜けの身体にやさしくほっこりしますよ。

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チェックアウト後は、京都へ到着したときと同様に荷物の配送サービスを利用するのが便利でおすすめです。フロントで荷物を預ければ「三井ガーデンホテル京都駅前」へ配送してくれるので、観光を終え帰るときに京都駅で受け取ることができます。

宿泊していた河原町から電車で約30分移動すると、自然豊かな嵐山に到着です。桂川に架かる「渡月橋」の背に広がる嵐山。季節によって魅せ方を変える姿が訪れる人を楽しませてくれます。最も人気がある紅葉シーズンに嵐山をたっぷり散策しましょ！

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嵐電嵐山本線「嵐山駅」から徒歩すぐの場所にある「天龍寺」は、嵐山の定番観光スポット。世界文化遺産にも登録されていて、国内外問わずたくさんの人が訪れます。天龍寺の紅葉の見どころといえば、名庭園として国の史跡、特別名勝の第1号である「曹源池庭園」。赤や黄色に色づいた木々が曹源池の水面に映り込む様は感動的ですよ。

京都には苔の美しいお寺が多くあり、「常寂光寺」もそのひとつです。苔の上に落ちる落ち葉が儚さを感じさせ、またその光景がなんともいえない美しさを放ちます。落ち葉までも私たちを楽しませてくれる常寂光寺の紅葉はとってもおすすめですよ。

常寂光寺の境内には、重要文化財でもある「多宝塔」があり、ここは京都市が一望できるビューポイントになっています。紅葉シーズンには周囲が赤く染まり、写真好きにはたまらないはず…♡

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「高山寺」がある栂ノ尾は、嵐山エリアから北へいった山中にあります。昔から紅葉の一大名所としても知られている世界文化遺産登録の名刹。なかでも国宝の「石水院」からの眺めは絶景で、思わずため息が出てしまうほどの美しさなんです。

出典：ヴィスコンティさんの投稿

ほかにも、国宝で平安・鎌倉時代に描かれた「鳥獣人物戯画」や、重要文化財に指定されたいくつもの御像など見どころがたくさんあります。高山寺で秋ならではの風情を感じながら、ゆっくりとした時間を過ごしてみてはいかがですか。

見るだけで心奪われてしまうような、美しい景色を見せてくれる秋の京都は、たっぷり紅葉を楽しみたい人にぴったりの旅先です。近場の紅葉で十分！なんて人もいると思いますが、今年は思いきって京都まで足を延ばしてみませんか？場所によって変わる紅葉に、ゆったり静かな雰囲気がきっとあなたを癒してくれますよ。