札幌の奥座敷・定山渓で贅沢な温泉旅。おすすめの高級ホテル＆旅館7選【北海道】

出典：chabugakiさんの投稿

今度のお休みは北海道の人気温泉地のひとつ「定山渓(じょうざんけい)」へ、温泉旅に出かけてみませんか？札幌駅から車で40分ほどとアクセスしやすい定山渓は札幌の奥座敷とも呼ばれ、豊富な自然が魅力の場所なんです。紅葉の時期は一段と美しい「豊平峡(ほうへいきょう)ダム」や、「二見吊橋(ふたみつりばし)」など自然を感じられる観光スポットもたくさんあります。

賑やかな市街地・札幌を越え、広がるのは自然に包まれた温泉地・定山渓。ここではまた一段と時間の流れがおだやかに感じられます。そんな定山渓で恋人との記念日やお祝い、または気心知れた友達同士での贅沢旅などをするなら高級宿に泊まっちゃいましょう！特別感たっぷりのホテルステイは一生の思い出になりますよ。この記事では定山渓にある高級ホテルと旅館をご紹介します。

豊平川のほとりに構える「シャレーアイビー定山渓」は、日本古来の伝統と現代性を上手く融合させたスモールラグジュアリーホテルです。客室は全26室のみでそのすべてがスイート仕様。広さは67～137㎡とかなりのゆとりがあり、窓の外には定山渓の美しい自然が広がります。こんな景色を眺めてただぼーっとしているだけで、心の中がだんだん温かくなっていきそうです。

すべてのお部屋に源泉かけ流しの展望風呂付きなので、外の自然を眺めながらプライベートな湯浴みを楽しみましょう。でもせっかくの温泉旅行、大きなお風呂で手足をぐーっと伸ばしたいという人も大丈夫。大浴場には内湯と露天風呂が付いており、涼やかな風を感じながら温泉を楽しむことができますよ。

和食レストラン「桵ZUI(ズイ)」では北海道食材にこだわった、季節を表すモダンな日本料理のコースを味わえます。個室や鉄板焼きルームなど空間もさまざま。友達同士なら鉄板焼きルームでわいわいと、カップルなら個室でしっとりとなど、いっしょに行く相手によって選べるのがうれしいですね。

定山渓の奥、豊かな自然に囲まれた「佳松御苑(かしょうぎょえん)」。原生林が残る支笏洞爺国立公園内に約3,000坪もの敷地を有し、庭園や池なども備えます。ナラやタモなどの木材や札幌軽石など、北海道の素材が使用された客室は全23室。全室が「和スイートルーム」仕様です。テラス付きのお部屋なら、天気のいい日は日光浴も楽しめますよ♪

全室に豊かな森の風景を眺められる「森の展望風呂」が備え付けられています。泉質は三大美人の湯のひとつとされる「炭酸水素塩泉」だそうで、角質や汚れを取り除き、なめらかな肌にしてくれるんだとか…♡窓の外に広がる自然も愛でながらの温泉タイムは、さらなるリラックス効果が期待できますね。

夕食は館内のレストランでライトアップされた庭園や池泉を眺めながら、優雅に食事を楽しみましょう。北海道産の選び抜かれた食材が使用された料理はまさに絶品。お酒が好きならソムリエが料理にぴったりなワインをペアリングしてくれるので、ぜひお願いしてみて。食後はバーで飲み直し、今日の余韻に浸りましょう。

「定山渓鶴雅リゾートスパ森の謌」はいたるところで森を感じさせてくれるリゾート。ロビーの「森ラウンジ」では暖炉で焼きマシュマロが食べられたり、ライブラリーで読書ができたり、館内スイーツショップ「パティシエ・ラボ」のスイーツでカフェタイムができたりと、楽しみ方は自由自在です。床には自然をイメージした緑色のカーペットが敷かれているので、裸足でまったりくつろげちゃいますよ。

客室は大きく分けて、「露天風呂付コテージ」「デラックスルーム」「スタンダードルーム」の3タイプ。露天風呂付コテージならカップル2人きりの時間をより楽しめるし、温泉露天風呂まで付いているので2人だけで湯浴みまでできちゃうんです。記念日など特別な日にぴったりですよね♩

カップルで来ていても、お互い1人になる時間はやっぱり必要。そんなときは露天風呂付きの大浴場へ行きましょう。大浴場は天井が高く、日中は陽の光がたっぷりと降り注ぎいい心地。露天風呂に出れば、春は新緑の中の湯浴み、冬は雪景色を眺めながらの湯浴みが楽しめます。

「翠山亭倶楽部定山渓」は12歳以下は泊まれない、大人のための隠れ宿。客室は全14室しかなく、すべてのお部屋に源泉かけ流しの内風呂が付いています。お部屋の広さも56～110㎡とかなりのゆとりがあり、カップルでのおこもりステイにぴったり。2人で温泉に入って、ベッドでごろごろしたり他愛もない話をしたりと、2人きりのかけがえのない時間を過ごしましょう。

「スパリビング付90平米」タイプのお部屋は、お風呂のスペースがリビングのように広々としています。また岩盤浴も付いているので、スパ施設が大好きなカップルにはぴったりのお部屋です。浴槽は檜のため、やさしい香りに包まれながらの入浴ができるのも堪らないですね。

滞在中はぜひ2階のゲストラウンジへ足を延ばしてみましょう。吹き抜けの天井、北海道の作家によるオブジェ、窓越しに見える定山渓の自然…。この空間が宿の中で一番のお気に入りだという人もいるのだそうです。日中はセルフサービスで四季のお酒やハーブティーを、バータイムには季節を表したカクテルやそれにあわせたおつまみをいただけます。

「ぬくもりの宿 ふる川」は温もりあるおもてなしが魅力の温泉宿です。豊富な客室タイプが用意されていますが、せっかくの特別な日は、特別フロア「月星」に泊まりましょう。専用ラウンジ「ここの木」を使うことができ、夕食は蔵造りで個室のお食事処「壺中天」で和食会席をいただけ、離れの露天風呂「ゆ瞑み」を無料で利用できるんですよ。

特別フロアの中でも「箒星」と「真珠星」は最高ランクのお部屋。最上階に位置するメゾネットタイプで、露天風呂付きの広々としたテラスを完備しています。四季折々の景色を眺めながらの湯浴みは感覚が研ぎ澄まされそう。十分すぎるほどのスペースを備えたリビングやベッドルームはもちろん、瞑想室まであるんですよ。

専用ダイニング「壺中天」は、九州の古民家と小樽の石蔵倉庫を移築して融合させた蔵造りの空間。季節ごとに内容が替わる夕食は、北海道の旬の食材がたっぷりと用いられた和食会席です。お酒もいっしょに味わって、「美味しいね」って言い合いながら楽しい夕食のひとときをお過ごしください◎

美味しいものが好き！そんな人には「厨翠山」がおすすめです。塩・水・出汁に特にこだわったシームレスな料理には、料理人の熱い想いがすべて込められており、毎日コースはひとつのみ。料理が載っているお皿までも美しく、最初から最後まで感動と驚きの連続です！ダイニング「厨」で、料理人の技をカウンターの目の前で眺めてわくわくする時間をお過ごしください♩

夕食までの時間はお部屋でのんびりくつろぎましょう。6タイプある客室はどれも、窓の外に広がる定山渓の自然を楽しむため、あえて奇をてらいすぎないシンプルな空間です。春から夏は新緑を、秋は紅葉を、冬は雪景色を愛でる静かな時間を楽しみましょう。

せっかくなら温泉付きのお部屋に泊まりましょう。源泉かけ流しの温泉に恋人や友達と水入らずで入れるのは、高級宿に泊まるからこその醍醐味ですよね。会話も楽しみながらゆっくり浸かって、全身で癒されましょう。宿泊できるのは13歳以上で客室総数14室、フリードリンク＆フードのラウンジサービスもあり、大人だけの癒しの時間を存分に堪能できる「厨翠山」。特別な日にいかがですか？

「翠蝶館」は大人の女性のためにつくられた、心身にやさしくできる宿。「すべてのお客様に美しくなる体験を」をコンセプトに、温泉や食事、スパトリートメントを通して現代版の湯治が体験できます。知らず知らずのうちに抱えてしまった心と身体のわるい状態を、ここに友達同士で泊まってのんびり過ごすことでプラスの状態へと整えましょう♩

館内には男性客や子供客の姿はありません。それは、女性がすっぴんのありのままの姿で心からリラックスして過ごせるようにするため。まずは源泉3本を有し豊富なお湯を湛える大浴場や露天風呂で汗を流しましょう。自然が奏でる音楽や、時間とともに移りゆく景色で、五感もほどけてゆきます…。

お風呂上りは60分だけ無料で利用できる岩盤浴を利用して、また温泉に入りましょう。そうするとデトックス効果がより期待できるんですよ。そのあとは「ゴロゴロルーム」でのんびりするのもいいですね。やさしい色調で統一された空間は癒し効果抜群！クッションを抱いて、ガールズトークをしたり本を読んだりぼーっとしたり、気ままに過ごしたくなります。

オールハンドで行われるトリートメントで、肉体と心へダイレクトなアプローチをしましょう。全室個室のため、自分としっかりと向き合うことができます。オイルは「Relax: リラックスボディ」「Energy: エナジーボディ」「Detox: デトックスボディ」と3つから選べるので、いまの自分に合うものをチョイスしてください。

食べるものがわたしたちの身体をつくります。だから食事は本当に大事にしたいもの。翠蝶館では食養生という考えのもと、北海道の旬の味覚を惜しみなく使った栄養満点で、食べたら身体が温まるような美味しくて身体にもやさしい和食が朝晩いただけます。「翠蝶館」に滞在したあとは、自分をもっと大事にしようって心が芽生えてくるかも。

今度の旅行は、北海道の自然や温泉、美味しい食事を一度に楽しむことができる「定山渓」へ足を延ばしてみませんか？札幌駅からアクセスもしやすい定山渓は、「豊平峡ダム」など北海道の雄大な自然を感じられる観光スポットもたくさん。今回ご紹介した宿を参考に、非日常を楽しみながら温泉や食事に癒される贅沢な時間を過ごしてみてくださいね。