【全国】雲海・朝霧をのぞめるホテル＆旅館6選。心奪われる幻想的な光景を眼下に！

いつもの景色が続く毎日。ふと自然が恋しくなり「絶景を見て、心動かされる景色を思い出に残したい」。と思うこともあるのでは？特別な場所で、限られた時間しか見られないような光景を目にしたら、きっと忘れられないひとときになるはず。そんな日常では体験できない幻想的な風景に出合いに行ってみませんか？

絶景が見たいなら「雲海」や「朝霧」をのぞめる宿に泊まってみるのはいかが？山の上や高台に建つホテルからは、一面に広がる雲や霧、そして辺りをオレンジ色に染める日の出や夕日を見ることができますよ。今回は、全国の中でも一生忘れられないような景色を見られる、雲海・朝霧が見える宿を紹介します。

※雲海・朝霧は諸気候条件がそろったときに見られる現象であり、必ず見えるものではありません。

「赤倉観光ホテル」は新潟県の妙高市にある、クラシックな老舗ホテル。妙高高原駅から、車を使って15分ほどの場所にあります。山の上に立っており、早朝のアクアテラスからは幻想的な雲海を一望できるんですよ。水面に反射する空の色と、一面に広がる雲海は、別世界にいるような気持ちにさせてくれそうですね。

館内のダイニングバーからも、見事な雲海を見られますよ。雲がすぐそこにあるので、飛行機に乗っているような不思議な気分になりそう。朝日が昇るにつれて、雲が晴れる様子も見られたら、その日はいいことがあるかもしれません！雲海が見えやすいのは6月から7月、11月から12月頃だそうですよ。

ダイニングでいただけるコース料理は、一品ごとにこだわりが感じられます。アート作品のような絶妙な配置で、色もカラフルなので見ているだけでも楽しそうですね。ワインと一緒にいただいて、ちょっぴり贅沢な時間を満喫してみて。

愛媛県の喜多郡にある「天忠の宿ひろこ」は、高台にあるアットホームな宿。周囲にある田んぼや雄大な山々と、その間に広がる雲海を見られますよ。雲海の向こうから朝日が昇り、空がオレンジに染まる光景はとっても幻想的。宿へは内子駅から車を使って15分ほどでアクセスできますよ。

早朝は雲海の向こうに朝日が昇り「ここに来てよかった！」と思えるような情景を満喫できます。朝日をバックに、記念写真を撮ってみるのもいいかもしれませんね。きっと旅行の思い出をいろどる素敵な1枚になりますよ。

朝ごはんには、新鮮な卵を使った卵かけごはんをいただけますよ。炊き立てのご飯に濃厚な卵を絡めて、一口ずつ味わっていただきましょう♪朝からたくさん食べれば、その日は夜まで元気に過ごせそうですね。

長野県の松本駅からバスを使って1時間半ほどの場所にある「王ヶ頭ホテル」。山の上に建つ一軒宿で、建物の外には360度の絶景が広がっています。なんと雲海は客室にいながら眺めることができて、寒い思いをしないで済むんです！時間を気にせず、自分たちだけのパノラマをゆっくり満喫できるのも素敵ですね。

日が沈むころには露天風呂に入ってみて。一面がピンクの夕焼けの色に包まれて、ロマンチックな景色が見られますよ。こんな眺めをお風呂に入りながら見られるなんて、心の底から幸せを感じられそうですね♡

夕食は、松本市の農家が育てた野菜や、付近の川などでとれた魚を使った会席料理です。宿付近でとれる天然水を使っているので、食材の甘みやうま味を十分に感じられそう。創作料理のように一品ずつ丁寧に作られていて、料理人の心遣いが感じられますね。

「星野リゾート　トマム」は北海道勇払郡にある広大なリゾート施設。新千歳空港から車で90分ほどで到着できます。施設内にはなんと「雲海テラス」があり、山々を覆うほどの大規模な雲海が見られることもあるんですよ！ダイナミックな雲海の様子は、夏に比較的見えやすいそう。ぜひ晴れているときにはゴンドラで山頂にのぼって、絶景を拝みに行きましょう！

「雲海テラス」にはカフェがあるので、お茶を飲んでおしゃべりしながら雲海をのぞむこともできるんです。こんなおしゃれな場所でカフェ時間を楽しめるなんて、トマムでしか体験できない贅沢ですね。いつもは朝に弱くても、このときくらいは頑張って早起きしましょう！

たっぷり魚介料理をいただける「海鮮こぼれフェス」。あふれんばかりのいくらが大量に乗っていて、これ以上ないくらいの贅沢を満喫できますよ！お刺身やお寿司が好きな人は、この機会にたくさんいただいて、お腹を満足させましょう♪

「蔵王坊平高原ペンションtooCotton（トゥコットン）」は山形県の上山市にある、「蔵王坊平ライザワールドスキー場」の中にあるペンションです。蔵王連峰の有名なスポット「お釜」にも行きやすく、観光もしやすいですよ。晴れている日は雲海が目下に広がり、見ているだけで優しい気持ちになれそうです。特に春、夏にはもくもくとした雲海がよく見られるかも。

冬の雪が積もる時期は、蔵王の名物「アイスモンスター」が見られますよ。巨大な樹氷が大量にある様子は圧巻です。蔵王に泊まって朝の雲海を見たあとは、ぜひツアーに参加してみてください。自然の力強さと、氷の美しさをひしひしと感じられるはずです！

ペンションの夕食は自家製のフルコース。ステーキや魚介のマリネなど10品ほどがいただけるので、お腹も満足できそう。食後には自家焙煎のコーヒーもいただけますよ。ディナータイムの前に、しっかりお腹を空かせておいてくださいね。

「由布院温泉 朝霧のみえる宿 ゆふいん花由」は、この土地ならではの朝霧が見える宿。大分県の由布院駅から車で7分ほどでアクセスできます。朝日が昇ると共に霧が出てきて、波打つように広がっていきます。そして時間が経つとだんだん霧が晴れて、湯布院の町が見えますよ。そんな一連の光景はとっても感動的で、幻想的なひとときを楽しめます。

朝霧は日が昇る前にも見られて、上空には満天の星をのぞめます。少し早く起きて、朝日が出る前の静かな時間を楽しむのもいいかもしれませんね。1日の始まる様子を見られて、見終わった頃には元気が出てきそうです！9月から12月頃は、他の季節と比べて朝霧が見えやすいそうですよ。

夕食には「豊後赤鶏の溶岩焼き」などがいただけます。ジューシーな味わいの鶏肉と、地産の野菜を満腹になるまで食べちゃいましょう！ピリッと辛い柚子胡椒につけて食べるのも、風味が感じられてひとしお美味しく感じられそうですね。

全国にある雲海・朝霧をのぞめる宿を紹介しました。幻想的な雲海に心を奪われて、日常を忘れるひととき。そんな時間を過ごしていると、日々の悩みや考え事がちっぽけなことに思えるかもしれません。自然が生み出す奇跡的な光景を目に焼き付けて、何もしない時間を楽しんでみてはいかが？絶景に癒されたくなったら、雲海や朝霧が見える宿にぜひ足を運んでみてくださいね。