2020年01月09日
お寺・神社で御朱印を♪初心者でもわかる御朱印マナー
お寺や神社で、一筆一筆手書きされる御朱印。いつも参拝に行く寺社はもちろん、旅先で訪れる寺社まで、参拝に訪れた時にいただける御朱印は神様や仏様の分身のようなものです。そこで、こちらの記事では初心者でもわかる御朱印のマナーをお伝えします。
みなさん、「御朱印」をご存知ですか?神社やお寺でいただける御朱印について、聞いたことはあるけど、よくわからないという方も多くいるのではないでしょうか。神社やお寺でも御朱印帳を扱っていたり、販売しているお店も多く、御朱印帳を持ち歩く人もいます。
御朱印は本来、参拝者がお寺に写経を納めた時にいただく印でした。江戸時代後期頃からは、納経しなくても参拝のあかしとして頂けるようになりました。御朱印は神仏や寺社名が書いてありますので、御守やお札と同じく、御本尊や御神体の分身のようなものです。ひとつひとつ丁寧に手書きで書いて、押印を押してくれます。スタンプラリーとは違うのでご注意ください!マナーをしっかりと守れば参拝の記念にもなりますので、ルールを守って御朱印の魅力を堪能してくださいね♪
御朱印は墨で書いてもらうので、普通のノートではなく御朱印帳をお忘れなく。御朱印帳は和紙で出来ているので墨の渇きがいいんです♪また寺社の社務所や授与所にもあります。御朱印帳でないと、断られる場合もあるのでご注意くださいね。
お寺・神社を訪れたら、お寺では山門の前で、神社では鳥居の前で浅くお辞儀をしましょう。そして、まずは手水で身体と心を清めてくださいね。知らない方が多いと思うので方法を説明します。
【手水舎(ちょうずや)での作法】
①右手でひしゃくを持ち水を組む
②左手に水をかけて洗う
③左に持ち替えて右手に水をかけて洗う
④右手に持ち替えて左手に水を入れて口をすすぐ
⑤左手をすすぐ
⑥ひしゃくを立てて持っていた部分に水をかけて清める
これらの動作を、柄杓にすくった一杯の水で行います。
身を清めたら、お参りをしましょう!お寺と神社は作法が違いますので、それぞれの作法をご紹介します!
【お寺の場合】
①ろうそくとお線香があれば献香
②お賽銭を入れて、鈴などの鳴らしものがあれば鳴らす
③一礼をした後で、胸の前で合掌しながら祈願する
④再度一礼する
お経を心の中で唱えたり(書かれているのでご安心を)すると、より本格的です。慣れてきたらチャレンジしてみてください。お寺の場合は、拍手は打たないので注意してくださいね♪
【神社の場合】
①浅くお辞儀をして、お賽銭を入れて鈴を鳴らす
②2回頭を下げて深くおじぎをする
③手を胸の高さで合わせ、右手を少し下げて2回手を打った後、指先を元のように合わせてからお祈りをする
④手を下ろし、1回深くおじぎをする
②から④の動作を、二拝二拍手一礼と言います。
大きなお寺や神社では、授与所などに「御朱印」をいただける場所があります。小さな神社やお寺などでは、社務所や庫裏の玄関で聞いてみてくださいね。300円くらいのところが多いので、おつりが出ないように小銭を用意して行きましょう。書いてもらったらしっかりとお礼をお忘れなく!忙しい時(法事やお昼時)を避けて、お互い気持ちよく御朱印をいただいてください♪
またいただいた御朱印は大切に持っておきましょう。神棚や仏壇などに置いて保管するのが良いとされています。
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御朱印のマナーをご紹介しました。一般的に言われているマナーをご紹介しましたが、お寺や神社によって独自のルールがある場合もあるので、マナーをしっかり守りましょう。自分だけの御朱印帳を、大切にしてくださいね。