東京の由緒ある老舗ホテル7選｜創業100年以上の歴史ある宿も

仕事や家事に追われているとあっという間に日々が過ぎていって、季節の変化にも気が付かなかったり。時には慌ただしい現実を忘れて、一息つけるような時間を過ごしたくなります。気の置けない友人と一緒に、または静かに一人で、忙しい毎日をいったんリセットしに出かけてみませんか？

慌ただしい現実を忘れてゆっくりしたいのなら、東京の老舗ホテルがおすすめです。都心エリアにある老舗ホテルへはアクセスが便利で、仕事の後にそのまま行くこともできてとても便利！ロビーやレストラン、お部屋がクラシカルで歴史を感じて、今を忘れて非日常を味わうことができます。老舗ホテルならではの上質なサービスは疲れた女子の心を癒してくれて、心地よくステイできますよ。

東京メトロ日比谷駅より徒歩約3分、JR有楽町駅から徒歩約5分のところにある創業130年になる「帝国ホテル東京」。1890年にオープンした当時から、海外からの要人を迎える迎賓館としての役割を果たしてきました。全931室ある巨大ホテルですが、クラシカルなロビーに入った瞬間から明治時代から受け継がれてきたサービスを受けることができます。

本館の14階から16階にあるインペリアルフロアは、帝国ホテルのきめ細かな"おもてなし"を受けることのできる特別なフロア。このフロアにしかないドリンクサービスや専任スタッフによるゲストアテンダント、オリジナルベッドなど、スペシャルなサービスが沢山あるのです。インペリアルフロア デラックスツインは1名でも宿泊可なお部屋。慌ただしい日常を忘れさせてくれる、素敵な時間を過ごしましょう。

朝食はブッフェ・和食・洋食など、レストランによって多彩なメニューが揃っています。お休みはのんびりお部屋で過ごしたいのなら、朝食のルームサービスも選択可能。提供時間も長いので、ゆっくりと目覚めても安心です。周りに気兼ねなくゆっくりと楽しむ朝食に、気持ちも満たされそうですね。

JR東京駅の丸の内南口からすぐ、東京メトロ丸ノ内線東京駅から徒歩約3分のところにある「東京ステーションホテル」。東京駅開業の1年後、1915年にオープンした歴史あるホテルです。文豪にも愛され映画の舞台にもなったこちらのホテルは、2012年に開業当時の姿を保存、復元し再びオープン。赤レンガが美しいこの駅舎に泊まれるなんて、気持ちが上がりますね。

すべての客室が通常のお部屋よりも広めになっている「東京ステーションホテル」。様々なタイプのお部屋がありますが、天井が4mと一番高いお部屋がドームサイド スーペリアツイン。南北にある丸屋根のクラシックなドーム沿いにあるお部屋です。お部屋にいながら東京駅を行き交う人波を眺めたり、復元されたドームのレリーフを観察したり。非日常の空間に佇める素敵なお部屋です。

「東京ステーションホテル」の朝食は、宿泊者専用の朝食ラウンジ"アトリウム"でいただきます。丸の内駅舎の最上階の屋根裏にあり、天窓から自然光の差し込む明るい空間ですよ。シェフが厳選した素材を使用したメニューは、全部で約100種類。シェフが目の前で仕上げてくれるエッグベネディクトやビーフシチューのソースを添えたオムレツなど、素敵な一日の始まりに是非いただきたいですね。

東京メトロ銀座線虎ノ門駅より徒歩約5分のところにある「The Okura Tokyo」。1962年に「ホテルオークラ東京」として開業し、日本のホテル御三家の一角を担ってきました。その後本館を建て替えし2019年に「The Okura Tokyo」としてオープン。日本の伝統美を取り入れつつ最新の設備を備えた、ラグジュアリーホテルです。

プレステージルーム（ビューバス付き）アッパーフロアは、34階から36階にあるお部屋。広々としたお部屋の窓からは、素晴らしい眺望を楽しむことができ、大都会東京が感じられます。窓際のソファにのんびりと座りながら、ビューバスから暮れてゆく景色を眺めて贅沢な時間を過ごせそう。

「The Okura Tokyo」のルームサービスは充実しており、朝6時から深夜0時まで対応しています。たまにはお部屋にこもりきりになって、のんびりとディナーやお酒をいただくのもいいですね。お部屋の外に広がる景色を眺めながらゆったりと過ごす時間で、明日からの元気を充電しましょう。

東京メトロの赤坂見附駅から徒歩約3分のところにある「ホテルニューオータニ東京」。東京オリンピックのあった1964年にオープンしたこちらのホテルは、江戸時代から400年近くの歴史ある素晴らしい日本庭園があり、四季折々の美しい自然を楽しむことができます。過去3回の東京サミットで主会場に選ばれた、格式ある日本の御三家ホテルの1つです。

ザ・メインの新江戸デラックスツインはその名前の通り、江戸の和を感じられるお部屋。和の模様を取り入れたインテリアに、バスルームにはヒノキのお風呂があり、都心のホテルながら和の情緒を感じられるステイができそうですね。広々としたお部屋で、慌ただしい日々を忘れてゆったりと過ごしましょう。

出典：恵比寿らぶ❤️さんの投稿

レストランの充実している「ホテルニューオータニ東京」では、いくつかのレストランで朝食をいただくことができます。中でもおすすめなのは、ガーデンタワーの40階にあるビュッフェダイニング「タワーレストラン」。地上144mからの景色を眺めながらの朝食はもちろん、チェックアウト後にゆっくりランチを楽しむのもいいですね。お部屋でゆっくりしたいなら、ルームサービスもありますよ。それぞれの気分にあった食事サービスがそろっているので、満足度の高い滞在ができますよ。

JR山手線、東急目黒線、東京メトロの目黒駅から徒歩約3分のところにある「ホテル雅叙園東京」。そのルーツは1928年にオープンした純日本式料亭で、のちに今の目黒に移転しました。お料理を楽しみ芸術品でも楽しんでもらいたい、ということで館内には鮮やかな日本画や浮彫彫刻が施されています。"美術の殿堂"の名にふさわしい豪華な館内は異空間に迷い込んだよう。歩いているだけでも楽しめますよ。

すべてのお部屋がスイートルームで80㎡以上ある「ホテル雅叙園東京」、贅沢なステイができそうですね。和洋室はお部屋の一角に畳スペースがあり、洋室の便利さと畳の快適さの両方を味わえるお部屋。こちら1人から4人までステイできますので、一人でのんびりしたい、女子会のようにみんなでくつろぎたい、その両方の願いをかなえてくれます。

バスルームは大理石を使用し、重厚感のある豪華な造りです。しかもすべてのお部屋のバスルームにはジェットバスとスチームサウナが付いていますので、プライベートな空間でリラックスタイムを過ごせますよ。サウナの合間に気軽にソファで休憩できるのも、お部屋のサウナならでは。このお部屋でゆっくりと過ごす時間は、現実を忘れさせてくれそうです。

東京メトロの江戸川橋駅より徒歩約10分、JR目白駅より車で約10分のところにある「ホテル椿山荘東京」。1952年にガーデンレストラン椿山荘としてオープンしました。約2万坪もある美しい庭園の中には椿山荘三重塔や白玉稲荷神社を始めとした史跡や文化財があり、まさに都会のオアシス。ぜひこの庭園を散策してみたいですね。

「プライムスーペリア」の客室は、標準タイプとは思えない高級感あふれる雰囲気。クラシカルなインテリアで統一され、ガーデンビューやシティビュー、洗い場付きのバスルームなど、いろいろなタイプのお部屋があります。シティビューの客室からは東京の街並みを眺めることができますよ。窓際で夜景を眺めながらゆっくりする、贅沢な時間を過ごしてみては？

「ホテル椿山荘東京」の朝食は、3階にあるレストラン「イル・テアトロ」の洋朝食か、2階にあるレストラン「みゆき」の和朝食から選ぶことができます。和朝食は魚や野菜を中心としたメニューで、体に優しいメニューが並んでいます。忙しい毎日にはなかなか準備できない贅沢な朝食をいただいて、心と体の両方をいたわってあげましょう。

JR御茶ノ水駅より徒歩約5分、東京メトロ神保町駅より徒歩約5分のところにある「お茶の水ホテル昇龍館」。1952年創業のこちらは2009年に全面改装し、和モダンスタイルのホテルになりました。おすすめなお部屋は、露天風呂付き和室。檜の湯船の香りや肌触りを楽しみながら、都心の空を眺めつつ湯に浸かれるなんて新鮮ですね。

「お茶の水ホテル昇龍館」には大浴場があります。都心のホテルで大浴場があるって珍しい！せっかくですからこちらにも行っておきたいですね。温泉ではありませんが、広々とした空間に大きい湯船で手足を伸ばしてゆっくりするだけでも、かなりのリラックス効果がありますよ。ゆっくりと浸かって、体を芯から温めてあげましょう。

朝食の無料サービスを行っている「お茶の水ホテル昇龍館」。シンプルとはいえ、ご飯やみそ汁の他に小鉢や納豆、コーヒーがあって充実の内容です。目玉焼きなどの簡単な卵料理もしてくれるなんて、嬉しすぎる！お替り自由の茨城県産コシヒカリをしっかりといただいて、休日の朝を満喫しましょう。

忙しい毎日をいったんリセットしたい、でも遠くにお出かけする時間がない。そんなときは、東京にある老舗ホテルへのステイを計画してみましょう。歴史ある老舗ホテルのノスタルジックな雰囲気や心地よいサービスは非日常感いっぱいで、慌ただしい日々で疲れた心をゆっくりとほぐしてくれますよ。手軽に行ける現実を忘れるプチトリップ、計画してみませんか？