2泊3日で四国をぐるっと一周しよう！レンタカーで巡る王道旅行プラン♪

近場の旅もいいけれど、たまには遠出して思いっきりリフレッシュしたい！そんなふうに思うことってありませんか？沖縄や北海道、九州へ行くのもいいけれど、おすすめは四国。四国は海、山、川、歴史に芸術、温泉、グルメ…などなど、全部まとめて2泊3日でコンパクトに楽しめる、あれもこれもと欲張りたいときの女子旅にぴったりな旅行先なんです。

この記事では初めて四国に行く女性向け、2泊3日、徳島空港からレンタカーで四国4県をぐるっと一周するプランをご紹介します。四国に行くなら必ず訪れたい道後温泉や四万十川、金刀比羅宮はもちろん、香川のうどんや話題の美術館など、グルメやアートも楽しめるおすすめプランです。

空港を出たらまずは渦潮が有名な鳴門へ。鳴門の渦潮は最大直径20mにも達し大きさは世界最大級！「渦の道」は淡路島と徳島県を結ぶ橋に作られた海上の遊歩道で、上から見る渦潮の迫力にきっとびっくりしますよ。途中、ガラス床になっているところもあり、スリル満点のドキドキ感も楽しめます。渦潮発生の時間帯が公式サイトに掲載されているので、渦潮の時間に合わせて次の目的地と前後を入れ替え行程を調整するのがいいですよ。

四国旅行でぜひ行っておきたいのが、「NHK紅白歌合戦」で米津玄師さんが歌ったあの場所！「大塚国際美術館」は、ゴッホやピカソなどの名だたる名画を陶板画で原画の魅力そのままに鑑賞できる美術館です。この場所に立つと、きっとあの感動のパフォーマンスを思い出しますよ。館内にはその記録も残されているので、ぜひ写真に撮っておきたいですね♩

「絵画のことは何も知らないし。」という人も、ギャラリートークに予約不要で参加できるので安心です◎一度は見たことがある名画の歴史や背景をわかりやすく説明してもらえるので、気軽に楽しめますよ♩

出典：みこしゃんさんの投稿

絵画鑑賞だけでなく美術館という空間にいること自体を楽しむのがこの美術館の楽しみ方。館内には美しい池やカフェもあり、さっき見た絵画について思いをめぐらしたり、話し合ったり…、そんな時間を過ごすのにぴったりです。きっとあなたの心を動かすアートや風景に出会えるはず。

四国山地にある「大歩危峡(おおぼけきょう)」は、約8kmにわたる大渓谷。観光遊覧船も運行されており、2億年の時を経て形成された美しい渓谷を間近に眺めることができます。四国山地を抜け高知へ向かう山道のドライブも、都会では味わえない楽しみのひとつ。四国の大自然を体感する時間を過ごしましょ。

宿泊は高知の老舗旅館「土佐御苑」がおすすめ。市内の中心部にありながら落ち着いた雰囲気でゆっくりと長旅の疲れを癒せますよ。女子旅ならグループでも広々使える和室のお部屋がおすすめ。このほか、和室にベッドがある和モダンのお部屋や、高知城を望む露天風呂付きのお部屋など色々な客室タイプがあるので、人数や予算に合わせて選べるのもうれしいですね。

出典：ぷにこ99さんの投稿

夕食は旬の素材と郷土の味がぎゅっと詰まった会席料理。名物かつおのタタキは、熟練の職人が丁寧に焼き上げたこだわりの逸品。館内にある工房ではタタキを作る様子が見学できるので、夕食前に覗いてみるのも楽しいですよ。お酒に強い人が多いともいわれる高知県なのでたくさん飲みたいですが、明日に備えて飲み過ぎには注意してくださいね。

お宿を出たらまずは「桂浜」へ。ここは砂浜と松林のコントラストの美しさで知られています。そして最大の見どころは雄大な太平洋の眺め！日頃の悩みやストレスを洗い流してくれるかのような力強さに満ちています。水平線を眺め、浜辺をゆっくり歩いてパワーチャージしましょ。

海を眺めたあとは、四国の清流「四万十川」へ。点在する沈下橋(ちんかばし)周辺が写真スポットなので、見つけたらぜひ車から降りて歩いてみましょ。コンクリートに守られていない川の美しさは、都内に住んでいると体験できない貴重なもの。きっと凝り固まった心もゆるゆるとほぐれていきますよ。遊覧船も水の美しさを間近に感じることができておすすめです。

ランチを食べたら一気に愛媛県へ。宿泊先の「道後プリンスホテル」へ向かいましょ。道後プリンスホテルはシルクバスやバイブラバスなどの多彩なお風呂で道後の湯を満喫できる人気宿。わくわくするような「天蓋ルーム」もあり、広々とした客室で夜のおしゃべりが盛り上がりそうですね♪

天蓋ルームをはじめとする特別室に宿泊した人専用のラウンジでは、アルコールを含むフリードリンクやおつまみのサービスがあります。チェックイン後の休憩や湯上りに立ち寄るなど、滞在中の色々な時間に利用しましょ。アルコールも無料というのは、お酒好きには特にうれしいですね♡

チェックイン後、時間と体力があれば「松山城」に行くのがおすすめ。全国に12城しかない、建築時の天主が残っているお城のひとつなんです。天守閣からは松山の街並みやその向こうに広がる瀬戸内海を見渡すことができ、夕暮れ時に合わせて訪れるのもいいですよ◎

松山城へは、もちろんレンタカーで行ってもいいのですが、松山っぽさを味わうならレトロなデザインの路面電車「坊っちゃん列車」で行くのもおすすめ。道後温泉駅から20分ほどで到着します。内装も昔の車両が再現されているので、写真撮影を忘れずに！

夕食はお食事処での会席料理やお部屋食など、よりさまざまなスタイルが用意されています。どの食事も新鮮な食材が厳選されており、特に魚がおいしいのは海に囲まれた四国ならでは。たっぷり食べて3日目もめいっぱい楽しみましょ。

源泉かけ流しのお湯が注がれる大浴場のメイン浴槽は、夜はLED照明の水中ライトアップを楽しむことができます。そのほか8種類もの露天風呂があり、湯めぐりしながら日頃の疲れを癒すことも◎日本最古の温泉ともいわれる道後の湯をたっぷり楽しみましょ。

「金刀比羅宮」の本宮まで階段は785段。片道30分ほどの道のりです。傾斜がきつい場所もあり、ゆっくり上っていても息が切れる…。でも、境内は緑があふれマイナスイオンでいっぱい！清々しい汗をかけますよ。一歩一歩着実に上っていきましょう。

階段が長い分、本宮が見えてきたときの感動はひとしお。全国から信仰を集める金刀比羅宮の神様にしっかりお参りしましょう。展望台からは遠く瀬戸内海まで見渡すことができ、登山のあとのような達成感があります。かわいいデザインのお守りもたくさんあるので、授与所もチェックしてみてくださいね。

階段を下りてきたら、参道でショッピングと食べ歩き。昔ながらのお土産物やさんはもちろん、おしゃれなカフェやショップもたくさんあり時間がいくらあっても足りないくらいです。食事処もたくさんありますが、このあと、讃岐うどんを食べに行くのでペース配分に注意してくださいね。

讃岐うどんは1つのお店だけでなく、２,3店舗をはしごして楽しむのがおすすめ。うどんは案外すぐにおなかがいっぱいになってしまうので、ついつい手を伸ばしてしまう天ぷらやサイドメニューは控えめにして、お店ごとの麺の違いを楽しんでみましょ。麺の量が少ないサイズを提供するお店もあるので、メニューをチェックしてみてくださいね。

旅の最後にぜひ訪れたいのが「父母ヶ浜(ちちぶがはま)」。干潮時、風がないと水面が鏡のように空を映し、ウユニ塩湖のような写真が撮れるという絶景スポットなんです。夕日が美しいビーチとしても知られ、夕暮れ時、空と海が薄紫色に染まる様子は吸い込まれてしまいそうな幻想的な美しさです。

新幹線が通っていない四国は、旅行するなら断然レンタカーがおすすめ。移動時間は少し長くなりますが、4県踏破したという達成感とともに旅を終えられるのもなんだかうれしいものです。自然豊かな四国は目的地はもちろん、移動中の風景にもきっと癒されます。ぜひレンタカーで四国を回ってみてくださいね◎