四国の「絶景カタログ」19枚。美しい景色を見てモヤモヤを吹き飛ばそう！

なんとなくモヤモヤした気持ちの時は、悩みが吹き飛ぶような美しい景色を見に行ってみませんか？ 頭の中を空っぽにして、絶景の中で自由気ままに過ごす。ついでにご当地グルメも味わって旅を満喫しちゃいましょう♪心身ともにリフレッシュして、前向きな気持ちになれるはずですよ！

この記事では「リフレッシュ」や「癒し」をテーマに、四国地方の絶景スポットをご紹介します。徳島、香川、愛媛、高知の4県には、他の地域にはない個性的なスポットがたくさん！それぞれ1枚の写真でご紹介するので、カタログのようにパラパラと楽しんでみて下さいね♪ピンとくる写真があったら、その絶景スポットを次の旅先にしてはいかがでしょうか？

出典：ぶろっこりーさんの投稿

香川県の「父母ヶ浜（ちちぶがはま）」は、“日本のウユニ塩湖”ともいわれるスポット。干潮時にできる潮溜まりが鏡面のようになり、まるで南米ボリビアの「ウユニ塩湖」のような絶景が見られるんです。風がなく水面が穏やかな日には、鏡の世界にいるような幻想的な写真を撮ることができますよ。傘などの小物を持っていくと、撮影がさらに楽しくなるでしょう！

愛媛県伊予市にある「下灘駅（しもなだえき）」は、海が目の前の絶景駅。瀬戸内海を見渡す駅のホームに屋根とベンチだけがあり、時々短い列車がやってきます。情緒的な風景が、心あたたまる物語を感じさせますよ。日中はもちろん、周囲がオレンジ色に染まる夕暮れ時や、星が輝く夜、雨の日などの風景も幻想的。ふと海を見たくなった時に訪れて、電車が来るまでゆっくり過ごしてはいかがでしょうか。

出典：kamikojiさんの投稿

香川県観音寺市にある「高屋神社（たかやじんじゃ）」には、”天空の鳥居”と呼ばれる絶景スポットがあります。断崖に立つ鳥居の奥に見えるのは、観音寺市の街並みや穏やかな瀬戸内海。開放感たっぷりの景色で、疲れも悩みも吹き飛びそうですね。美しい景色にパワーをもらったら、しっかりと本宮へ参拝して気持ちを引き締めましょう。

名産のオリーブや美しい風景など、様々な観光資源を持つ「小豆島（しょうどしま）」。実写映画「魔女の宅急便」のロケ地としても知られています。道の駅「小豆島オリーブ公園」の丘の上にはおしゃれなギリシャ風車が佇んでいて、ホウキを借りれば映画の主人公「キキ」になった気分で記念撮影を楽しめますよ。ホウキにまたがって美しい丘の上を走れば、空を飛んでいる気分を味わえそうですね♪

出典：commonplaceさんの投稿

瀬戸内海に浮かぶ「豊島（てしま）」は、レンタサイクルで散策するのにぴったりの小さな島。様々な場所で海と周辺の島々が見え、自分が観光ポスターの一部になったような気分で気持ちよくサイクリングができますよ。島内には水滴のような形の「豊島美術館」をはじめ、アートな見所がたくさん。美しい景色と現代アートを観て、心が豊かになる旅を楽しみましょう。

「柏島（かしわじま）」は高知県の南西に位置する島で、”まるで沖縄のよう！”といわれるほど透き通った海が魅力です。港のすぐ近くでも水の透明度が非常に高く、周辺には1000種類以上の魚が生息しているといわれています。ダイビングスポットではかわいい熱帯魚やサンゴ礁にも出会えますよ。夏から秋にかけてが旅行におすすめのシーズン。日本の離島のほのぼのとした雰囲気の中で、リゾート気分を味わってはいかがでしょうか。

香川県にある「男木島（おぎじま）」は、島民よりも多いといわれるほどたくさんの猫が生息しており、別名”猫島”とも呼ばれています。猫好きにはたまらない光景ですね。また、島内では「瀬戸内国際芸術祭」に関連したアート作品を鑑賞したり、地魚定食などのグルメを味わったりもできますよ。”猫にエサをあげない”などのルールをきちんと守って、猫と景色に癒される島旅を満喫してはいかがでしょうか。

香川県観音寺市にある「銭形砂絵（ぜにがたすなえ）」は、江戸時代の貨幣「寛永通宝（かんえいつうほう）」を模した巨大な砂絵です。1633年に、当時の藩主を迎えるために一夜で作られたといわれています。砂絵を見た人はお金に不自由しないのだとか。一番はっきりと形が見えるのは14時頃で、日没から午後10時まではライトアップも楽しめますよ。

大スケールの山並みと丘陵、くるくると回る白い風車、草を食む牛たち。まるで北海道の観光ポスターのような風景ですが、ここは愛媛県と高知県にまたがる「四国カルスト」という丘陵地なんです。”天空の道”と呼ばれる道路が通っていて、爽快感たっぷりのドライブを楽しめますよ。疲れたら飲食店に立ち寄って、濃厚なソフトクリームを味わいましょう。牧歌的な景色を見ながらのんびりと過ごせば、穏やかな気持ちになれることでしょう。

出典：branchriverさんの投稿

徳島県にある「剣山（つるぎさん）」は、西日本で2番目に高い山。古くから信仰の対象とされてきた場所で、心が洗われるような神秘的な風景を楽しめます。初心者でも歩きやすいハイキングコースがあるので、チャレンジしてみてはいかがでしょうか？ 登山をするなら、おすすめのシーズンは5月〜11月。山頂付近の道では周囲を遮るものが何もなく、圧倒的な開放感を味わえますよ。

出典：愛媛のカフェ巡り 愛媛のみかんさんの投稿

愛媛県西予市にある「苔筵（こけむしろ）」は、童話の世界に入り込んだような気分を楽しめる絶景カフェ。もともと棚田だった場所を現在のオーナーさんが手入れし、5年かけて神秘的な苔庭をつくりあげたそうです。木漏れ日を浴びてキラキラと輝く苔庭は美しく、心がしっとりと潤いますよ。テラス席に座って、ゆったりとコーヒーとスイーツを味わってはいかがでしょうか。

「にこ淵」は、神秘的な色をたたえた美しい滝つぼ。清流「仁淀川（によどがわ）」の支流にあたり、水の透明度は抜群です。水は光の具合によってブルーにもグリーンに見え、その輝きはまるで宝石のよう。ずっと眺めていても飽きません。滝つぼのすぐ近くまで行くことができますが、途中で非常に急な階段を降りる必要があるので、訪れる時は靴や服装に十分注意してくださいね。

出典：ともたかサーフさんの投稿

日本三大秘境のひとつといわれる、徳島県の「祖谷渓（いやけい）」にある吊り橋です。シラクチカズラという植物で作られたもので、国の重要有形民俗文化財に指定されています。昔話に登場するような独特の風情があり、夜はライトアップも楽しめますよ。3年ごとに架替えが行われていて、歩いて渡ることもできます。渡るとなるとユラユラと揺れてスリル満点。ドキドキと爽快感を味わってはいかがでしょうか？

「瀬戸内しまなみ海道」は、愛媛県今治市と広島県尾道市を結ぶ全長約60kmの道路。サイクリングロードがあるので、自転車で海峡を横断することができます。瀬戸内の青い海と、島々の豊かな緑を全身で感じながら、絶景の中を走り抜けましょう。橋の全体感を見るなら今治市の「亀老山展望公園」がおすすめですよ。

出典：chimikoさんの投稿

「紫雲出山（しうでやま）」は、香川県を代表する桜の名所のひとつ。標高352mの山頂展望台からは、淡いピンク色の桜と真っ青な瀬戸内海の、ここにしかないコラボレーションを楽しめます。遊歩道を歩きながら山頂に向かうと、期待とドキドキで胸が高まりますよ。絵画のような絶景は例年3月下旬〜4月上旬が見頃です。

「鳴門の渦潮（なるとのうずしお）」は、鳴門海峡で見ることができる自然現象です。干満差により激しい潮流が発生し、海がぐるぐると渦を巻いているように見えます。春と秋の大潮時は直径20mもの渦ができることもあり、その大きさは世界一といわれています。遊覧船で近くまで見に行くことができるほか、橋桁スペースを利用した展望室からのぞき込むこともできますよ。渦潮に吸い込まれそうになるスリルを味わってはいかがでしょうか。

江戸時代から280年以上も採掘が行われていた「別子銅山（べっしどうざん）」。かつては町のように栄え、坑道のまわりに社宅や小学校、劇場などが置かれていました。今もその遺跡が保存されています。山中に残る頑丈な建物はまるで古代遺跡のよう。“東洋のマチュピチュ”と呼ばれるのも納得の神秘的な佇まいです。エリア内には観光バスが走っていて、坑道以外にも見どころがたくさん。温泉施設もあり、1日じっくりと観光を楽しめますよ。

出典：VEZEL2016さんの投稿

高知県香美市にある「龍河洞（りゅうがどう）」は、1億7500万年という長い年月をかけて雨水が作り出した石灰岩の鍾乳洞。自然が生み出した芸術作品を楽しめます。専用の服に着替えて本格的な探検を楽しむ「冒険コース」、気軽に楽しめる「観光コース」、ハンドライトを片手に真っ暗な鍾乳洞を冒険する「龍河洞ナイト」などのイベントもあり、洞窟探検をたっぷり堪能できますよ。

「阿波の土柱（あわのどちゅう）」は、アメリカのロッキー山脈、イタリアの南ティロル地方とあわせて、世界三大土柱のひつに数えられている絶景スポットです。およそ100万年前に地震活動によって隆起し、その後は雨風によって土が削られて現在のような独特の形になったといわれています。遊歩道があり、様々な角度から景色を楽しめますよ。長い年月を物語る造形で、自然の偉大さを感じます。

四国の絶景スポットをご紹介しました。他の地域では見られない個性的なスポットがたくさん。直接自分の目で見てみたいと思った景色はありましたか？ 「特に印象に残っている」「なぜか惹かれた」という1枚があったら、それが今のあなたにぴったりの旅先かも！ぜひ訪れてみて下さいね。